脳が喜ぶストレス解消の方法15選-プラスになる事だけを考える

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楽にストレスを解消する方法があったら知りたいですよね?

ストレス解消のためにがんばるのでは、それがまたストレスの原因なってしまいます。
ですから、楽にできるストレス解消法を求める人が多いのです。

ストレスは、「視覚」「触覚」「味覚」「聴覚」「嗅覚」という五感が受けた刺激に対する脳の反応です。
悪い影響を与えるストレスばかりではなく、達成感や生きがいなどを生むストレスもあるので、生きていく上で欠かせないものです。

解消したいと思う対象となるストレスは、つらい思いや痛みといったマイナスの刺激に対する脳の反応。
この反応を無理に乗り越えたりしようとがんばっても、消すことはできません。

できないことをがんばっても仕方がありませんから、脳が喜ぶ気持ちいいことだけを考えて、プラスの刺激を増やすことでストレスを解消しようというのが、この記事の狙いです。

目次

■脳が喜ぶストレス解消の方法15選

1. 悩みやストレスを放置する
2. ストレスとの闘いをやめる
3. 開き直って脳の負担を軽くする
4. 八方美人をやめて自分の顔で勝負する
5. テクノストレスを意識して対処する
6. 太陽光を浴びてセロトニンを補給する
7. パワースポットを訪ねて心を開放する
8. 体を動かして脳に酸素を届ける
9. 瞑想で心の中を整理する
10. フワフワやわらかいものに触れる
11. 身の回りをキレイにする
12. 壊してもいいモノに八つ当たりする
13. 共感してくれる相手と話す
14. 睡眠と入浴を見直してみる
15. 物事の見方を変える脳をもつ

まとめ

1.脳が喜ぶストレス解消の方法15選

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ストレスは脳の反応ですから、ストレスの悩みを解消するためには、脳に負担がかかるような刺激ではなくて、脳が喜ぶ刺激を受けるようにすればいいのです。

問題は、どうすれば脳を喜ばすことができるかということです。
同じ刺激を受けても、脳のストレス反応には個人差があります。

つらい思いや痛みといった脳の負担になる刺激は、だいたいが誰にとってもストレスとなる刺激ですが、反応の強弱には個人差があります。
そして、自分の意志とは関係なく起こる受動的なものという特徴があります。

いっぽう、何が脳を喜ばせる刺激かということは、個人の経験や環境などによって変わってきます。
脳が喜ぶ刺激は、自分から取り入れることができる能動的なものなので、自分の脳が喜ぶ刺激を効果的に取り入れることが、ストレス解消のキーポイントになります。

ここでは、そのための15のメソッドをピックアップしました。
自分の脳が喜ぶメソッドを見つけて組み合わせ、生活の中に取り入れましょう。

1. 悩みやストレスを放置する

「時薬(ときぐすり)」という言葉があります。
「時が解決してくれる」という意味で、昔から使われてきた言葉です。

ストレスが気になってしまうときは、そのストレスのもとになっている刺激のことばかり考えてしまいがちです。
顔のシワやシミであったり、仕事の失敗であったり、人間関係の悩みであったりと、不安のもとになっている問題が頭から離れなくて、四六時中悩み続けてしまうこともあるでしょう。

こういうときは、とにかく1回、その悩みから離れることが重要です。
すぐに対処しなければ仕事に支障をきたすような場合を除いて、あえてストレスのもとを放置するのです。

時間をおくことによって物事の全体像が見えてきたり、新たな展開を迎えたりすることもありますし、何にしろ時間が経てば心の傷は癒えるものです。

「放置できればいいけど、ストレスでまいっているときは、そんなに簡単に問題を忘れることなんかできない」という人も多いでしょう。
自分の気持ちをうまくコントロールすることができないから、ストレスを溜めてしまうということもあります。

ですから、この項目を実現するためには、このあとに紹介するいくつかのメソッドを組み合わせる必要があるかもしれません。

2. ストレスとの闘いをやめる

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ストレスから離れられない人は、往々にしてストレスに勝とうと闘いを続けているものです。

「ストレスに負けちゃいけない」
「ストレスに勝つことで強くなれる」
こうした、ストレスを敵とする考え方は、誰もが克服できるものではありません。

ストレスに勝たなければいけないという気持ちが、さらに負のストレスを蓄積させてしまうことが多いのです。

そもそも、マイナスの刺激は自分の意志と関係なく襲ってくるものですから、なくすことはできません。
マイナスの刺激を排除しないから、刺激に対する免疫ができていくのです。

しかし、マイナスの刺激に対する脳の反応を軽くすることはできます。
そのためには、ストレスと闘うことをやめて少しでも忘れること、離れることが大事。
どうすればいいかというと、ひたすらプラスの刺激を求める努力をするのです。

ほんの一瞬でもマイナスの刺激を忘れることができれば、気持ちが楽になります。
それは、「楽」というプラスの刺激をつくり出していることにほかなりません。

3. 開き直って脳の負担を軽くする

脳がストレスに反応すると、副腎皮質から分泌されるコルチゾールというホルモンの分泌量が増えます。

コルチゾールは、糖質、脂質、タンパク質という3大栄養素の代謝や血圧のコントロールに深く関与しており、分泌量が増えると脳の負担を大きくします。
ストレスが溜まると、脳の働きが悪くなって、思考力や記憶力が低下するのはこのためです。

コルチゾールの過剰分泌を抑える方法として、即効性があるのは「開き直り」です。

たとえば仕事でミスをしたとしても、すんでしまったことはタイムマシンでもない限りどうしようもないのですから、「次のチャンスで取り返せばいい」「失敗の経験ができてよかった」と開き直って、1秒でも早く前向きになったほうが脳の負担を軽くすることができるのです。

4. 八方美人をやめて自分の顔で勝負する

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人からよく思われたいという気持ちは、けっして悪いものではありません。
しかし、過剰になると自分を縛りつけて、ストレスを溜め込む原因になります。

「八方美人は誰の信頼も勝ち得ない」という教訓があります。
自分を相手や周囲に合わせようとすれば、自分を取りつくろうことになるからです。
取りつくろった自分でいるかぎり、ストレスは溜まり続けます。

自分が接するすべての人に自分を合わせることなど不可能ですから、いつか自分を見失い、抑え込んでいた感情がオーバーフローして大きなダメージを受けることになります。

社会生活に協調性は必要ですが、それは自分を変えることではなくて、素の自分を押し引きすることで調整すればいいのです。
自分に正直に生きることが、結局いい人間関係を残すことになり、ストレスも溜めずにすむのです。

5. テクノストレスを意識して対処する

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職場におけるストレスの原因といえば、人間関係が代表的なものですが、パソコンを常用するようになった近年では、「テクノストレス」と呼ばれる症状が急増しています。

パソコンなどのデジタル機器は、疲れ目や肩こりといった身体的疲労がよく問題とされますが、精神的な影響も大きいのです。
人間が機械に合わせなければいけないという状況が、マイナスの刺激を増大させます。

自立神経が乱れてめまいや片頭痛などを起こす「自律神経失調症」、ウィルスに対する免疫力が低下する「慢性疲労症候群」、頭頂部がはげてくる「男性型脱毛症」、ガスを止めたかどうか、カギをかけたかどうか気になって通勤途中から家に戻るような「強迫神経症」……。

このような症状を感じたら、テクノストレスの影響を疑いましょう。

パソコンで仕事をしているような人は、日頃からテクノストレスを意識して、少しでもマイナス刺激を軽減する努力をしましょう。

6. 太陽光を浴びてセロトニンを補給する

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「脳内の幸福ホルモン」などと呼ばれるセロトニンが不足すると、気分が落ち込みやすくなります。
セロトニンは脳を鎮静化するので、増やすことができれば、負のストレスを緩和して精神を安定させる効果が望めます。

ポカポカとして、明るい太陽の日差しを浴びると、セロトニンが増産されることがわかっています。

天気のいい日に外へ出てリラックスすることは、自然のパワーを利用してストレスを解消する最善の方法です。

7. パワースポットを訪ねて心を開放する

パワースポットやお守りの効果は、科学的に実証されているものではありません。
しかし、ストレス解消の方法としては、あなどれないものがあります。

パワースポットとして知られる場所は、空気が澄んでいて、何の気なしに訪ねても気分がスッキリするような場所が多いのです。

パワーを取り込もうと考えたり、祈ったりする必要はありません。
緑の多い場所だったら深呼吸をする、景色のいい場所だったら体から力を抜いて、大自然の中にいるちっぽけな自分を意識してみる、というようにゆったりと心を解放するだけでいいのです。

お守りの効力を本気で信じている人は少ないでしょうが、お守りをもったことがないという人も少ないでしょう。
お守りには、そのお守りをくれた人の気持ちや、お守りを買ったときの思い出がこめられていることが多いもの。

そうした気持ちや思いが、ちょっとした安心感につながるのは自然なことです。

本来であれば、「気持ちが晴れる」「安心感がある」といった要素は、宗教によってもたらされることが多いものですが、特定の宗教を信仰する人が少ない日本人は、知らず知らずのうちにパワースポットやお守りを利用しているのです。

8. 体を動かして脳に酸素を届ける

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ストレスは脳の反応ですから、活性が高い健康な脳があれば、マイナスの刺激はやわらげることができます。

脳の活性に必要なのは、栄養と酸素。
脳が消費する酸素の量は、全身消費量の約20%といわれています。
組織の大きさから考えると、大量の酸素を必要としていることがわかります。

実は、脳が栄養不足や酸欠を起こしている人の割合は意外と多いのです。
栄養不足のもっとも大きな原因は、朝食を抜くことといわれます。
酸素不足は、首や肩のこりによる血流の悪化が最大の原因です。

脳に十分な栄養と酸素を届けるためには、それを運んでいる血流をよくすることが一番。
頭部への血流を悪くしてしまうのは、首や肩の筋肉が緊張して収縮するためですから、周辺の筋肉をほぐして血流を促してやりましょう。

ストレッチや有酸素運動が効果的ですが、忘れてならないのは酸素を体内にしっかりと取り入れる深い呼吸です。

9. 瞑想で心の中を整理する

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心を休めるために行う瞑想が、外国人にも人気を集めています。
瞑想と聞いて、禅寺の座禅を思い浮かべる人も多いでしょうが、気軽にできる「簡単瞑想」でも効果を上げることが可能です。

人間は眠っている間に、脳の中の情報整理を静かに行っています。
起きていながら、それと同じ効果を狙うのが瞑想です。

イスに座ったままできる簡単瞑想の手順を紹介しましょう。

① イスの前に立って、座る準備をします。

② スローモーションのように、1分間かけて腰を下ろします。その際、「太ももが痛い」「脚が震えている」といった実況中継を心の中で行います。感情は交えずに、ひたすら自分の身体に起こっている現実だけを実況します。

③ イスに腰を下ろしたら、意識を眉間のあたりに集中して、目を半分ほど閉じる「半眼」の状態に。リラックスしたら口から息を吐き切って、鼻からお腹へと息を吸い込み、5秒間息を止めてから吐く深呼吸を繰り返します。

④ 何も考えないようにしようなどと思わずに、何も気にしないようにして、3分から5分間経ったら終了します。

10. フワフワやわらかいものに触れる

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チンパンジーの赤ん坊を使った実験では、母親から引き離された心細さを、フワフワしたやわらかいものに抱きつくことで解消しようとすることがわかっています。
驚いたり恐怖を感じたりすると、フワフワしたものに抱きつくのです。

こうした傾向は人間の幼児にも見られるものなのですが、フワフワしたものが安心感を与えてくれるのは、大人にもある現象なのです。

フワフワしてやわらかくて、しかも温かいもの。
その代表といえば、子犬や猫があげられるでしょう。

可愛い子犬や猫を抱いていると、無意識のうちに口角が上がって優しい笑顔になっているものですから、セロトニンの分泌を増やす効果もあります。

ぬいぐるみや、フェイクファーなどのようなものでも、触れることでプラスの刺激になります。
ストレスの解消には、「気持ちいいこと」がとても重要なのです。

11. 身の回りをキレイにする

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散らかった部屋ですごしたり、モノが散乱したデスクで仕事をしたりしていると、ストレスが溜まっていきます。

モノが散乱している光景を目前にしているだけで、普通の人は心の均衡を崩していきます。
心の均衡を保つために、5分間でいいですから部屋やデスクの上を片付けてみましょう。

「散らかっているほうが落ち着く」という人こそ、片付けてみるべきです。
モノと一緒に、心の中のストレスも片付いていくことが、気持ちよく感じられるはずです。

ストレスが溜まっていると感じるようなときは、休日を使って徹底的に自宅や部屋を掃除すると、爽快感や達成感で脳をリセットすることができます。

12. 壊してもいいモノに八つ当たりする

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周囲の人間に八つ当たりするような人は、間違いなく嫌われるでしょう。
自分の評価を下げてしまい、新たなストレスとなるかもしれません。

しかし、モノに当たることは「破壊セラピー」という治療に応用されるほど、ストレスの解消には効果があります。

皿を割ってストレス解消ができる飲食店が話題になったことがありました。
ガシャーンと大きな音をたてて何枚も皿を割ると、たしかに気持ちは晴れるでしょうが、家でやることはできません。

家や会社で簡単にできる破壊セラピーは、いらない紙を破くことです。
「たかが紙きれ」と思うかも知れませんが、これが意外とスッキリするのです。

厚さがある新聞紙や雑誌などを思いっきり破くと、けっこう大きな音がして、気持ちが晴れますよ。

13. 共感してくれる相手と話す

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ストレス解消の方法には、男女間で違いがあります。
男性が、運動や趣味といった個人的な行動でストレスを解消しているのに対し、女性はおしゃべりや泣くといった、人とのかかわりの中で解消する傾向があるのです。

泣くのは、個人的な行動であるように思われるかもしれませんが、「情動の涙」と呼ばれる、何かに感動して流す涙は、対象となる人物などへの共感がベースにあります。
おしゃべりは、共感を得ることによってプラスの刺激を取り入れる行動です。

男性が個人的解決型、女性が周囲からのサポート型ということになりますが、この違いは脳の構造にあるといわれています。
しかし、共感を得る、共感するということによって得られるプラスの刺激は、男性にとってもいいストレス解消の方法になるのです。

泣ける映画や、話を聞いてくれる友人は、大事にしなければいけませんね。

14. 睡眠と入浴を見直してみる

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生活習慣の改善は、健康法の筆頭にあげられますが、ストレス解消法としても大事な要素であることに変わりはありません。
ストレス反応が起こる脳を健全な状態に保つためには、健康的な生活が欠かせないからです。

食事や飲酒、運動、睡眠、入浴、排せつ、歯磨き、といった毎日の生活の中で繰り返される行動は、プラスの刺激を生む大切な要素でもあります。
美味しいものを食べれば幸福感を得ることができますし、ストレッチで筋肉を伸ばせばそれだけで気持ちがいいものです。

こうした生活習慣の中でも睡眠と入浴は、意外と「何気なく」すませてしまっている人が多く、改善の余地が多い要素なのです。

健康法の本などでは、睡眠の質をあげる方法や、疲れを効果的に取る入浴法が紹介されていますので、一度自分のスタイルを見直してみることをおすすめします。
驚くほどのストレス解消効果が期待できるかもしれませんよ。

15. 物事の見方を変える脳をもつ

物事は考え方ひとつ、見方ひとつでまったく違う効果を生むことがあります。

病気になって数日間仕事を休んだときに、「仕事を休んで会社に迷惑をかけてしまった」とマイナスの感情をもち続けるのと、たとえ最初はそう思っても、「自分と向かい合う貴重な時間がつくれた」とプラスの面を考えるのでは、ストレスの残り方がまったく違ってきます。

いついかなる場合でも、物事を自分にとって都合のいいように解釈ができる人間は、マイナスをプラスに転じることができます。
これは自分の中でどう受け止めるかという問題ですから、他人に迷惑をかける話ではありません。

マイナスの刺激さえも、プラスとして見てしまうような肯定的な脳をもつことは、ストレス解消の方法として最強といえるでしょう。

まとめ

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戦後の日本は、苦しい中を国民みんなで頑張って奇跡的な復興を遂げたという歴史があるので、「がんばろう!」「がんばってください!」という言葉があいさつになるほど、がんばることがいいこととされてきました。

しかし、1970年代以降、世界的にストレスが注目されだすと、そのがんばりの裏に歪みが生じていたことがわかります。

国民的感情といってもいい「がんばらなければいけない」という意識を変えるのはとても時間がかかることで、「つらいがんばりは必要ない」「毎日心地よく過ごすことが大事」という考え方が浸透しだしたのは、ごく最近のことなのです。

ストレスによる脳の負担を軽くするためには、マイナスの刺激と闘おうとせずに、プラスの刺激をひとつでも多く取り込むことが最善の方法なのです。

毎日を心地よく生きるために、ここで紹介したメソッドを参考にして、自分なりのストレス解消法を身に付けてください。

【参考資料】
・『5分でできる「プチストレス」解消術』 PHP研究所 2017年
・『ストレスのなはし』 中央公論新社 2017年
・『脳からストレスを消す技術』 サンマーク出版 2008年

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