社内SNSツールとは、主に企業内で利用されるITツールです。社内でのコミュニケーションを活性化し、情報共有を促すために利用されます。
組織として成果を上げていくためには、タイムリーな情報共有や、部署間を越えた一体感が必要です。
メールや直接コミュニケーションだけでは収集しきれない情報も、社内SNSツールを活用することで、従業員各個人が持つ情報・ナレッジを一つにまとめることが可能です。
本記事では、仕事をかしこく・たのしくするビジネスメディアを運営する「Smarf」が、それぞれの社内SNSツールの特徴、機能、料金などを比較しながら紹介していきます。
社内コミュニケーションの活性化を目的に、社内SNSツール導入をご検討中の企業の経営者様や管理部門のご責任者様は必見です。
社内SNSとは?
SNSというと、FacebookやTwitterというサービスをイメージされるかと思いますが、社内SNSは社内に限定して利用できるサービスです。
昨今、テレワーク・リモートワークといった新しい働き方が進んだことにより、直接的なコミュニケーションの機会が減ってしまい、情報共有不足の問題が起きています。
顔を会わせれば何気ない会話の中で情報を得られますが、対面コミュニケーションが減れば、そうした情報を得る機会も少なくなります。
また、組織規模が大きくなるほど、縦割り的に業務をこなすようになり、他部署との連携やコミュニケーションが希薄になることがあります。
そのような時に、社内SNSを活用することは非常に有効です。社内SNSは情報が集約されるので、誰がいつどのようなことを行っているかも、見える化されます。
気軽にコミュニケーションが取れるので、何かに困っている人に対してアドバイスを送ることも可能です。
社内SNSツールのメリット
社内SNSツールは、社内のコミュニケーションを活性化させ、社内のコミュニケーション不足を解消する大きなメリットがあります。
普段、仕事する場所が離れていても、同じ会社の人の仕事ぶりを見ることが出来たり、組織として一体感を持つことで、モチベーションアップに繋げることもできます。
しかし、社内SNSは従業員のモチベーションを向上させるだけではなく、より組織として成果を上げるためのツールとしてもメリットが多いツールです。
ここでは、社内SNSツール導入のメリットを6つご紹介します。
社内SNSツール導入の6つのメリット
1.風通しの良い社内コミュニケーションの実現
2.社員の情報・ナレッジが会社の資産になる
3.場所が離れていてもお互いの仕事の進捗がわかる
4.過去のナレッジやトラブル情報の検索が可能
5.他部署とのコミュニケーションが容易になり一体感が増す
6.人為的ミスによる情報漏洩のリスクが少ない
それぞれのメリットについて具体的に解説をしていきます。
風通しの良い社内コミュニケーションの実現
社内SNSは、メールのコミュニケーションと比べて、カジュアルにやり取りができます。
メールの場合は、「お疲れ様です」「宜しくお願い致します」のようにビジネスマナーが求められますが、社内SNSの場合は、いいねボタンやスタンプだけの反応も良しとされます。
もちろん社内とはいえ、節度や礼節をわきまえることは必要ですが、社内SNSツールで気軽にコミュニケーションを図ることで、風通しが良くなり、親しみやすさを感じられるようになります。
社員の情報・ナレッジが会社の資産になる
今までは、社員の情報やナレッジは発信される範囲が限定的でした。
いくら良い仕事をしたとしても、伝える術がなければ、周囲には気づかれません。
社内SNSを利用することで、日報や商談共有などで、自分の仕事の成功体験や気づきを投稿・発信することができます。
投稿された情報は社員が自由に見ることができるので、その成功体験を他の人が真似をすることで、同様の成果をもたらすことができます。
社内SNSを活用し、仕事を汎用化させることで、情報・ナレッジが資産として蓄積し、組織としての成長が早くなります。
場所が離れていても仕事の進捗がわかる
リモートワークなどで仕事環境がばらばらになると、お互いの仕事の進捗が見えにくくなります。
また、電話の場合は出られないことがあったり、メールの場合は相手が確認をしたかどうかがわからないといったデメリットがあります。
社内SNSを活用することで、リアルタイムに誰がどのような仕事を進めているかがわかるようになり、効率的なコミュニケーションが可能になります。
過去のナレッジやトラブル情報の検索が可能
もし仕事上で解決策がわからず悩んだ時は、社内SNS内でハッシュタグやキーワード入れて検索をしてみることで、過去に投稿された解決方法を見つけることができます。
例えば、営業で取引顧客を引き継いで手元に情報が少ない場合なども、過去の投稿内容を検索することで、前任がどのような仕事の進め方をしていたかや、発生したトラブル情報などを得ることができます。
他部署とのコミュニケーションが容易になり一体感が増す
組織がある程度の規模になると縦割り的になり、他部署とのコミュニケーションが少なくなります。そうなると、よくありがちなのが、部署間で考えの違いにより、衝突が起きやすくなります。
社内SNSを利用することで、部署を問わず、情報がオープンになります。
例えば、営業部門が商品開発部門の情報や考えに触れることで、商品知識が深まり、提案の質が向上するなど、組織としての一体感醸成や、相乗効果を生み出すことが可能になります。
人為的ミスによる情報漏洩のリスクが少ない
メールの場合は、宛先の誤りなどによる誤送信・情報漏洩のリスクがあります。
社内SNSの場合は、社内の人しかログインができないため、人為的ミスによる情報漏洩リスクが軽減されます。
社内SNSのメリットを比較表で確認
メリット | 社内SNS | メール |
---|---|---|
風通しの良い社内コミュニケーションの実現 | ・カジュアル・いいねやスタンプだけも可 | ・フォーマル・社内でもマナー厳守 |
社員の情報・ナレッジが会社の資産になる | ・日報、商談共有などオープンに発信が可能。他の人の投稿も自由に見られる | ・発信の範囲が限定的。情報が拡散されにくい |
場所が離れていても、仕事の進捗がわかる | ・チームごと、プロジェクトごとなど、グループ分けをすることで、進捗が見える化される | ・閲覧したかわからない。電話で確認することも増える。 |
過去のナレッジやトラブル情報の検索が可能 | ・ハッシュタグや、キーワードで検索が容易。他の人が発信した情報も見れる | ・検索に時間がかかる。他の人の情報は見れない |
他部署とのコミュニケーションが容易になり一体感が増す | ・オープン・他部署の情報に触れることで、相乗効果も期待できる | ・クローズ・直接コミュニケーションを取らなければならない |
人為的ミスによる情報漏洩のリスクが少ない | ・同じ社内の人しかログインができない | ・誤送信などのリスクがある |
社内SNSツールの比較10選
ここからは、当社厳選の社内SNSツール10選をご紹介していきます。気になったツールがあれば、直接ベンダーに問い合わせるか、トライアルを実施してみてください。
TalkNote(Talknote株式会社)

<概要>
Talknote(トークノート)は、組織内における様々な課題を、Talknoteのコミュニケーションを通じて解決する社内SNSです。
社内コミュニケーションの活性化だけではなく、組織課題を見える化する「HR機能」や、生産性向上に役立つ「業務効率化機能」で組織力向上を支援します。
<特長>
・社内コミュニケーションを活性化
チャットのように使えるメッセージ機能、文字だけでは表現できないニュアンスを伝えるスタンプ機能、相手に気持ちを伝える「いいね」機能、誰が読んだか分かる既読・未読機能など
・組織力の課題を見える化するHR機能
組織のコミュニケーション活性度のスコア化、アクセス時間によるオーバーワーク検知、社内でのハラスメントを抑止するためのメッセージ検閲機能など
・生産性向上を促す業務効率化機能
読んでほしい人へ通知を促すメンション機能、誰がなにをすべきかを設定するタスク管理機能、過去の投稿を検索するハッシュタグ機能など
<導入時の注意点>
・送信可能なファイル容量が20MBまでとやや少ない
・社内の様々な情報が見れる反面、情報収集が目的になり本業が疎かになる可能性がある
<無料プラン有無>
14日間の無料トライアル有
<有料プラン費用>
初期費用+基本プラン(月額)+オプション
※契約内容によって異なる。要問合せ。
<導入企業の声>
・Talknoteを導入して、社内のコミュニケーションが格段に変わりました。共通の話題が増えたことで、みんな心を開いてくれるようになりました。この先もずっとTalknoteは手放せません。(保険)
・業務の整理整頓ができたことで、トラブルが減少しました。さらに、導入以前と比べて意思決定スピードは2倍になり、営業利益が4倍に成長しました。(エコ事業)
SKIP(株式会社ソニックガーデン)

<概要>
SKIPは主に大企業向けの社内SNSです。多種多様な人材が集まる大企業では、社内SNSを導入してもなかなか定着しないということがあります。
SKIPは3ヶ月スタートパックや、使いやすさを追求した機能設定で、社内SNSの確実な浸透をサポートします。
<特長>
・大企業ではITリテラシーが様々であることから、機能を絞り、誰にでも使いこなせるシンプルな画面設計
・添付したファイルは、ファイルの中身も含めて全文検索が可能
・3ヶ月間の導入サポートで、社内SNS導入成功率90%の実績
<導入時の注意点>
導入費用に50万円以上掛かるため、気軽には利用しにくい。主に他社の社内SNSを利用し失敗した経験がある企業向け
<無料プラン有無>
無し
<有料プラン費用>
■SaaS(ASP)版
・検証・評価 15万円
・初期費用30万円
・運用費(従量課金制)
※本契約開始後の導入支援は10万円/月
■社内構築版
要問合せ
<導入企業の声>
・電子メールの使用を極力最小にして、業務上の連絡やデータ共有はすべてSKIP上で行うように指示しました。それにより「情報の速やかな共有と継承」を実現することができました。(時計メーカー)
・他部署やグループ会社のメンバーから新しいアイデアが発信されたり、店舗での販売方法を写真付きで報告くれたりと、これまで埋もれていた情報が自然と集まるようになりました。(たばこ販売)
NotePM(株式会社プロジェクト・モード)

<概要>
NotePM(ノートピーエム)は、社内マニュアル・業務ノウハウ・設計書・議事録など、組織内の様々なナレッジ情報を一元管理し、組織パフォーマンスを向上させる社内wiki(情報共有ツール)です。
業界・規模を問わず、誰でもかんたんに使えるシステム設計となっており、特に少人数のチーム・組織のナレッジ管理に最適です。
<特長>
・ナレッジを蓄積しやすい。Markdownに対応した高機能エディタでプログラミングコードも綺麗に書ける
・フォルダ構造で分かりやすく、ファイルの中身も検索できる、高い検索性
・参照や、ゲスト権限など社外メンバーとの共有に便利な柔軟なアクセス権限設定
<導入時の注意点>
ログインする際に二段階認証が求められるため、業種や用途(配送・現場作業職など)によっては手間を感じる可能性がある
<無料プラン有無>
30日間無料お試し有(全プラン利用可)
<有料プラン費用>
・STARTER
1,000円/月額(3ユーザー)
・BASIC
3,600円/月額(8ユーザー)
・STANDARD
5,700円/月額(15ユーザー)
・PLUS
9,500円/月額(25ユーザー)
・PRO
17,500円/月額(50ユーザー)
・PREMIUM
30,000円/月額(100ユーザー)
※以降人数により異なる
<導入企業の声>
・必要な情報がすぐ見つかる状態になり、情報を探す無駄な時間、ストレスが削減されました。(特殊ホースの製造・販売)
・NotePMを導入して良かったことは、教育にかける時間が短縮できたことです。導入前は、ファイルをどこに置いたかわからなくなってしまいがちでしたが、「ここを見ればわかるという場所」を作ることができました。(Web制作・デザイン)
gamba!(株式会社gamba)

<概要>
日報アプリgamba!(ガンバ!)は、自社の業績をアップしたいと願う経営者のために開発された日報アプリです。
簡単な操作で日報作成、KPI管理で目標達成状況の見える化など、gamba!独自の成果の出る仕組みで、営業組織の業績アップを支援します。
<特長>
・テンプレート作成で、社員ごとの情報のバラツキや、提出漏れを防止
・SNS的な仕組みなので、報告よりもシェアという感覚で発信が出来る。コメント、いいねで社内コミュニケーション活性化も期待できる
・タイムライン形式なので、スマホからでもすらすら読める
<導入時の注意点>
シンプルではあるが、逆にいうと機能が少ない。基本的にテキストベースの報告になるため、データを記録したい時などは、個別に集計する必要がある。
<無料プラン有無>
15日間の無料トライアル有
<有料プラン費用>
980円/月額/ユーザー
<導入企業の声>
・目標進捗の見える化で、早いタイミングで改善行動に移せるようになりました。(人材サービス)
・従来は、注意したことを翌日にも繰り返すような状況でしたが、gamba!を導入したことで、振り返りの際に目標と結果のギャップを把握し、改善方法を考える習慣がつきました。(インターネット広告)
slack(Slack Technology)

<概要>
slack(スラック)は、アメリカ発のSaaS型のビジネス向けチャットツールです。
あらゆる業態・規模の組織で利用が可能で、日本でもITベンチャー企業から大企業まで数多くの企業で導入されており、今や社内SNSの代名詞とも言える存在です。
大量のメッセージに埋もれがちなメールとは違い、Slackなら日々の業務がスピーディで効率的になります。
<特長>
・日常的なルーティン業務などを自動化する、ワークフロービルダー機能
・音声通話、ビデオ通話機能を実装。slack一つでコミュニケーションを円滑にする
・プロジェクトやトピックごとにチャンネル作成が可能。参加メンバー内の業務進捗が可視化され、マネジメントが容易になる
<導入時の注意点>
・UIが見づらいという声が多い。
・組織規模、利用人数によっては月額費が高額になる可能性がある。単にコミュニケーションツールとして利用するのではなく、費用対効果に見合った運用を検討する必要がある。
・投稿した内容が既読か、未読かがわからない
<無料プラン有無>
・フリープラン有り
<有料プラン費用>
・スタンダード
850円/月額
・プラス
1,600円/月額
・EnterpriseGrid
要問い合わせ
<導入企業の声>
・Slack の導入後、情報共有が圧倒的に速くなりました。情報に対する従業員の反応速度が上がり、カイゼンがスピードアップしました。(自動車部品メーカー)
・元々、社内コミュニケーション方法は、メールや電話、FAX、口頭など「1 対 1」の閉じたものばかりでした。それがSlack の導入により、まるで家族の会話のようなコミュニケーションにガラリと変わりました。(太陽光発電)
LINE WORKS(ワークスモバイルジャパン株式会社)

<概要>
国内で最も利用率が多いLINEのビジネス版アプリ。LINE WORKSはLINEでなじみのある使い勝手を導入し、教育不要ですぐに使えるメッセージアプリです。
IT慣れしていない業職でも、誰でも簡単に使いこなすことが可能です。
<特長>
・LINEと似た使い勝手で、スタンプやチャットで気軽にコミュニケーションを図れる
・スケジュールやタスク管理、データを保存するDrive付与など、業務の効率化に必要な機能が集約されている
・セキュリティ対策も抜群で安全な業務をサポート。デバイスやアカウント情報の紛失などによる情報漏洩に繋がる人的ミスも、アクセス権限操作など迅速な対応が可能
<導入時の注意点>
・あくまでも通常のLINEとは、似て非なる別のサービスであるという認識を持って導入すること。同様のサービスと認識していると、通常LINEに比べて使いにくいといった不満が出やすい
<無料プラン有無>
フリープラン有
<有料プラン費用>
フリー | ライト | ベーシック | プレミアム | |
---|---|---|---|---|
月額 | 0円 | 360円 | 600円 | 1200円 |
年額(月あたり) | 無し | 300円 | 500円 | 1000円 |
ユーザー数 | 100人まで | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
<導入企業の声>
・お客様からFAXで届いた注文書を写真やPDFにして送信することで、営業社員が受注状況をリアルタイムに把握できるようになりました(綿製品製造・卸)
・電話やメールよりも迅速かつ確実に情報を伝えられ、なおかつ発信した情報はログとして残るので、「言った、言わない」といったトラブルの発生も未然に防げるようになりました。(飲食店運営)
Chatwork(Chatwork株式会社)

<概要>
Chatwork(チャットワーク)は、メール、電話、会議・訪問など仕事で必要なコミュニケーションをより効率的にするビジネスチャットです。
メールに比べて圧倒的に早く・効率的にメッセージのやり取りを行うことができます。ファイル送受信の容量無制限なので、データや写真などの送受信もスムーズです。
<特長>
・ファイル送受信の容量制限なし。あらゆるファイル・データをいつでも送信可能
・国際的なセキュリティ規格取得により、大企業や官公庁でも導入できるセキュリティ水準
・社内外の誰とでも繋がれる。仕事に関わるコミュニケーションをスムーズにし、メールに比べてメッセージのやり取りが容易になる
<導入時の注意点>
良くも悪くもチャットのみのツールなので、他のツールにあるようなグループウェア機能や組織管理機能は装着されていない
<無料プラン有無>
・フリープラン有
・有料プランの1ヶ月お試し有
<有料プラン費用>
フリー | パーソナル | ビジネス | エンタープライズ | |
---|---|---|---|---|
月額 | 0 | 400円 | 600円 | 960円 |
年額(月あたり) | 無し | 500円 | 800円 | |
ユーザー数 | 100人まで | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
<導入企業の声>
・文字だけでは伝わらないニュアンスが表現できて、よりリアルでの会話に近い雰囲気がチャットで再現できます。既読の確認にも使えるのが便利です(インターネットサービス)
・チャットツールの全社導入に向けて、30種類ほどピックアップし比較検討しました。最終的にChatworkを選ぶ決め手となったのは、ビジネス用途で実績があり、セキュリティがしっかりしていることです。(インターネットサービス)
nanoty(株式会社サンロフト)

<概要>
クラウド型日報システムのnanoty(ナノティ)は、経営者や管理職が社員の行動を数値し、作業時間を見える化することで残業削減など生産性向上に役立ちます。
社員同士のコミュニケーションを促進し、情報やナレッジを蓄積・共有することで、業務効率化や新人育成、課題解決などを支援します。
<特長>
・業績アップに繋がる日報機能。テンプレート設定で投稿が楽に。特定の社員の一覧で表示させるマイウオッチ機能。未読・既読の判別など、日報を形だけの作業にさせない仕組みが作れる
・Googleカレンダー連携。Googleカレンダーにスケジュールを登録することで、その日の内容を簡単に日報に取り込むことが可能。入力の二度手間を防ぐ
・予実管理が可能なテレワークオプション。「本日の予定」と「本日の実績」が登録でき、予定と実績の差を集計することで、業務効率の見直しや計画の立て方の改善に活かせる
<導入時の注意点>
他のツールでも同様ではあるが、従業員同士でITリテラシーに差がある場合、積極活用派と消極派に分かれるので、導入時のレクチャーや日々の運用管理を徹底して行う必要がある
<無料プラン有無>
14日間の無料体験有
<有料プラン費用>
・スモールプラン 9,500円/月額(20名まで)
・ミディアムプラン 23,000円/月額(50名まで)
・ラージプラン 45,000円/月額(100名まで)
<導入企業の声>
・時にはお客様からいただいたクレームもコミュニティに投稿し、他の店舗の従業員にも情報を共有し、改善できるようになりました。(飲食店運営)
・日報明細機能で、メンバーが何時から何時まで、何をどのようにやっていたのかまで見える化することで、現在どのような状況であるか、次に何ををやるべきなのか、全ての情報を共有することができるようになりました。(コンピューターソフトウエア開発)
Beat Shuffle(株式会社Beat Communication)

<概要>
Beat Shuffle(ビートシャッフル)はナレッジの蓄積、ノウハウ共有、社内コミュニケーション活性などを実現する社内SNSツールです。
ITリテラシーが様々な従業員規模が大きい組織への定着化も、専任のコンサルタントが導入レクチャーから導入後の利用状況の検証・分析を行い、各部門での目標達成に導きます。
<特長>
・ITリテラシーが様々な組織でも定着しやすいインターフェイス
・専任コンサルタントが組織ごとの課題の合わせた、運用支援・分析・改善提案を一貫して提供
・データに基づく分析で、組織の課題を見える化。今までは見えなかった、従業員の行動が数値で可視化。利用傾向、アクセス状況、発言傾向で組織ごとの課題が浮き彫りになる。
<導入時の注意点>
多機能なサービスなので、導入前にどのような状態を目指すのか、ゴールイメージを明確にする必要がある。
<無料プラン有無>
要問合せ
<有料プラン費用>
■クラウド版
・ビジネス 540円/月額
・エンタープライズ 1200円/月額
■オンプレミス版
・要問合せ
<導入企業の声>
・各製品がどういう思想や考えのもとに企画・製造されたのかという、より詳細な情報が掲載され、セールストークの媒体として利用されています。(流通・小売)
・直接関わりのない社員への親近感が深まり、社内の人脈ネットワークが広がることによって職場環境がよりオープン化されています。(情報通信)
Yammer(Microsoft)

<概要>
Yammerは、世界的大企業のマイクロソフト社が提供する、企業向けSNSです。世界150カ国以上23言語で使われており、数多くの企業の組織内コミュニケーション活性化を担っています。
Teamsや他のMicrlsoft365製品との連携も容易で、社内での共同作業が簡単になります。
<特長>
・TeamsやOutlookなどOffice製品との連携が簡単にできる
・Microsoftのサービスなのでセキュリティレベルが高い。大企業でも安心の水準
・Office365を導入していれば、すぐに利用することができる。導入済みサービスのオプションなので社内承認も早くなる。
・PDFやWordなどOfficeファイルの共有、プレビューも簡単にできる。
<導入時の注意点>
Yammer単体では購入利用ができない。Office365の契約が必要(オプション機能の位置づけ)
<無料プラン有無>
無料プラン有り(E3以上)
<有料プラン費用>
・Office 365 E1 :870円/月額/ユーザー(年間契約)
・Office 365 E3 :2,170円/月額/ユーザー(年間契約)
・Office 365 E5 :3,810円/月額/ユーザー(年間契約)
<導入企業の声>
・社員同士がいいね!などを通じて共感を広げられ情報共有もスムーズになりました。非常に手軽に使えるのにセキュリティが安心ということが大きなポイントです。
・社外にいても、社内にいるようなコミュニケーションが可能になりました。生産性も向上し、社内コミュニケーションの基盤が整ったと感じています。
社内SNSツールを比較表で確認
ツール名 (社名) | 特長 | 費用 |
---|---|---|
Talknote (Talknote株式会社) | ・社内コミュニケーションを活性化 ・組織力の課題を見える化するHR機能 ・生産性向上を促す業務効率化機能 | 初期費用+基本プラン(月額)+オプション ※契約内容によって異なる。要問合せ。 |
SKIP (株式会社ソニックガーデン) | ・誰にでも使いこなせるシンプルな画面設計 ・添付したファイルの中身も含めて全文検索が可能 ・3ヶ月間の導入サポートで、社内SNS導入成功率90 %の実績 | ■SaaS(ASP)版 ・検証・評価 15万円 ・初期費用30万円 ・運用費(従量課金制) ※本契約開始後の導入支援は10万円/月 ■社内構築版 要問合せ |
NotePM (株式会社プロジェクト・モード) | ・Markdownに対応した高機能エディタ ・フォルダ構造で分かりやすく、ファイルの中身も検 索できる高い検索性 ・アクセス権限設定で社外メンバーとの共有も可 | ・STARTER 1,000円/月額(3ユーザー) ・BASIC 3,600円/月額(8ユーザー) ・STANDARD 5,700円/月額(15ユーザー) ・PLUS 9,500円/月額(25ユーザー) ・PRO 17,500円/月額(50ユーザー) ・PREMIUM 30,000円/月額(100ユーザー) ※以降人数により異なる |
gamba! (株式会社gamba) | ・テンプレート作成で、社員ごとの情報のバラツキや、 提出漏れを防止 ・コメント、いいねで気軽な社内コミュニケーション の実現 ・タイムライン形式なので、場所を問わずスラスラと 読める | 980円/月額/ユーザー |
slack (Slack Technology) | ・日常的なルーティン業務などを自動化する、ワーク フロービルダー機能 ・音声通話、ビデオ通話機能を実装。slack一つで コミュニケーションを円滑に ・プロジェクトやトピックごとにチャンネル作成が 可能 | ・スタンダード 850円/月額 ・プラス 1,600円/月額 ・EnterpriseGrid 要問い合わせ |
LINE WORKS (ワークスモバイルジャパン株式会社) | ・LINEのようにスタンプやチャットの気軽なコミュニ ケーション ・スケジュールやタスク管理、Drive付与など業務効率 化に必要な機能が集約 ・万全なセキュリティ対策。万が一でもアクセス権限 操作など迅速な対応が可能 | ・ライト 360円/月額 ・ベーシック 600円/月額 ・プレミアム 1,200円/月額 ※年間契約の場合は20%引き |
Chatwork (Chatwork株式会社) | ・ファイル送受信の容量制限なし ・国際的なセキュリティ規格取得による、高いセキュ リティ水準 ・社内外の誰とでも繋がれる。仕事に関わるコミュニ ケーションをスムーズに | ・パーソナル 400円/月額 ・ビジネス 600円/月額 ・エンタープライズ 960円/月額 ※年間契約の場合は20%引き (パーソナルプランは無し) |
nanoty (株式会社サンロフト) | ・業績アップに繋がる日報機能。テンプレート設定/ マイウオッチ機能/未読・既読の判別機能など ・Googleカレンダー連携。カレンダーへの入力の二度 手間を防ぐ ・予実管理が可能なテレワークオプション。業務効率 の見直しや計画の立て方の改善に活かせる | ・スモールプラン 9,500円/月額(20名まで) ・ミディアムプラン 23,000円/月額(50名まで) ・ラージプラン 45,000円/月額(100名まで) |
Beat Shuffle (株式会社Beat Communication) | ・ITリテラシーが様々な組織でも使いやすいイン ターフェイス ・専任コンサルタントが組織ごとの課題の合わせた、 運用支援・分析・改善提案を一貫して提供 ・データに基づく分析で、組織の課題を見える化 | ■クラウド版 ・ビジネス 540円/月額 ・エンタープライズ 1200円/月額 ■オンプレミス版 ・要問合せ |
Yammer (Microsoft) | ・TeamsやOutlookなどOffice製品との連携が容易 ・Microsoftならではの高いセキュリティレベル ・Office365を導入していれば、即利用可能 ・PDF、WordなどOfficeファイルの共有・プレビュー も簡単 | ・Office 365 E1 870円/月額/ユーザー(年間契約) ・Office 365 E3 2,170円/月額/ユーザー(年間契約) ・Office 365 E5 3,810円/月額/ユーザー(年間契約) |
まとめ|社内SNSを活用することで一体感醸成や、情報の蓄積が可能
この記事では、社内のコミュニケーション活性化に役立つ「社内SNSツール」の機能や特長を、実際に利用された企業の声も含めて紹介してきました。
社内SNSを使えば、従業員個々の情報を一つにまとめることができ、社内コミュニケーションの活性化による組織の一体感醸成や、情報・ナレッジの蓄積を図ることが可能です。
また、タブレットやスマートフォンを利用することで、いつでもどこでも情報にアクセスすることが可能です。リアルタイムに情報共有をすることで、業務の効率化や、生産性向上に繋げることができます。
もし、自社に見合った社内SNSツールの選び方がわからないといった場合や、導入後の戦略的な活用方法がわからないといった場合は、それぞれの社内SNSツールの資料請求・お問い合わせを行って導入を検討してみてください。