ドラッカーのマネジメント|自分と他人をマネジメントする19のコト

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management2「会社の管理職になったけど何をすればいいの?」
「組織のマネジメントってどういうこと?」
「新規事業のマネジメントを任されたけどどうしようか」

など、自分や他人から会社に至るまでどうすれば優れたマネジメントができるのかわからない人もいるかと思います。

そこで押さえておきたいのが、現代マネジメントの父・ドラッカーのマネジメントです。


ドラッカーとは、ほぼ全てのビジネス理論を考え出した経営学者であり社会生態学者であり、その思考はGEのジェック・ウェルチ前会長を始め、ファーストリテーリングの柳井正会長など国内外の一流ビジネスマンに多大な影響を与え続けています。

今回は、ドラッカーのマネジメントから、自分と他人をマネジメントして、望む成果を上げていくためのマネジメントの基本をご紹介します。

【目次】
ドラッカーのマネジメント|自分をマネジメントする方法
ドラッカーのマネジメント|自分以外をマネジメントする方法

ドラッカーのマネジメント|自分をマネジメントする方法

ドラッカーのマネジメントの基本は、「人」にあります。

ドラッカー流のマネジメントとは、人が共同して成果をあげ、人の強みは更なる強みとなり、人の弱みは意味をなさないものに変わるためのもの。

意外かもしれませんが、ドラッカーのマネジメント思想は「人が主役」という人間を尊重するビジネス思想なため、日本人にもすんなりと受け入れやすいものが多いのです。

そして、人をマネジメントするということを分解すると、

  • 自分をマネジメントする
  • 自分以外をマネジメントする

というように2つに分かれます。まずは、自分自身をマネジメントして成果を出していくことから始めましょう。

ドラッカー・マネジメント1|自己実現の大切さ

ドラッカーは、自己実現の大切さを説いています。

“あなたは自分をどのように認識されたいですか?”

この問いは、ドラッカーが自らに問いかけてきたものです。そして、その問いは、自己刷新を促進する問いです。

つまり、今までの自分を変えて新しい自分になるためのものなのです。答えは「敏腕営業マン」や「部下に慕われる上司」など職種や人格でも何でも構いません。

大切なのは、他人からの評価を度外視して自分自身が「真になりたい自分の姿」を見つけることです。

この問いを自分自身に問いかけ続ければ、仕事も人生も実り多きものになるはずです。

ドラッカー・マネジメント2|自己啓発の重要性

ドラッカーは、自己刷新に次いで「自己啓発」の大切さも説いています。

一人一人の自己開発、自己啓発が、組織の変革に繋がるためです。

いくら組織のルールや作りを変えたとしても、組織内の一人一人の心が変わってないと結局は機能しません。

まずは、自分の成長に対して自ら責任を持つように腹をくくることです。

常日頃から会社から言われる前に先回りして、自ら動いて自分の成長にも繋がるアクションを取っておくことです。

ドラッカーのマネジメント3|「強み」だけを伸ばす

ドラッカー思考の一つに「選択と集中」があります。

ドラッカー思考では、人を成長させるには、その人の強みを伸ばすことが重要とされています。

事を成すのは、いつだって強みによってです。弱みによって事を成すことは出来ません。

自分自身をマネジメントするために、「自分の強みは何なのか」「自分が人並み以上に活躍出来る分野は何なのか」をしっかりと掘り下げることです。

自分の強みを見つけたら、徹底的に伸ばしていきます。一流の人はいつだって、強みに集中したから成功を収めることが出来たということを頭に入れておきましょう。

<自分の強みを伸ばす方法>

ドラッカー流マネジメント法の「強みを伸ばす」ということは非常に重要です。

ですが、日本人は長年の教育という洗脳によって「強みを伸ばすというよりも、弱みを平均点まで引き上げる」という努力をしがちです。

長年の間違った認識を変えるためにも、強みを伸ばす方法論をご紹介したいと思います。

A)自分の強みを分析し、明らかになった自らの強みに集中する
B)その強みを更に伸ばす

時代の変化や自分自身の成長などによって、新たに身につけるべき知識やスキルもあるはずです。強みを更に伸ばす努力を継続することが大切です。

C)知的な傲慢を矯正する

強みを伸ばすという行為にゴールはありません。

また、努力をしているからといって傲慢になってはいけません。世の中にはまだ自分の知らないものがたくさんあるという謙虚な姿勢と好奇心を持って、努力を続けることです。

D)自らの悪癖や態度を改める

自分一人では成果を出すことは難しいもの。チームで動く時に、チームワークを阻害する自分の悪いところはしっかりと直します。

E)人への接し方の悪いところを改める

人によって接する態度を変えるのではなく、出会う人一人一人に誠意を持って接していくことです。

F)行ってはならないことを行わない

人は完璧ではなく苦手なこともあります。自分が苦手なことを引き受けては、人並みの結果を出すことさえも難しく、結果として自分の自信や評価を落とすことにもなりかねません。行ってはいけないことを行わないという消極的な判断も時には必要なのです。

G)無能を並の水準にするために無駄な時間を使わない

苦手な分野の能力を向上させようと努力するのは、時間の無駄です。すっぱりと切り捨てて、とにかく強みに集中していくことです。

ドラッカー・マネジメント4|歯車に徹してみる

会社という枠組みでも社会という枠組みでも、私たち一人一人は「歯車」だということを認識しましょう。

歯車というと、ネガティブなイメージを持ってしまう人もいるかもしれません。

ですが、歯車が無ければどんな組織や枠組みも成立しません。

自分が属する組織にとって、自分は不可欠な歯車であるということをまずは自覚し、与えられた役割に徹してみましょう。

与えられた場所や役割の中で輝こうと努力することが、仕事と人生で成果を出すためには必要なのです。

ドラッカー・マネジメント5|ミッションを見出す

ただ目の前の仕事を片付けるのではなく、自分が社会人として仕事をしていく上でどのような「ミッション」があるのかということを強く意識するようにしましょう。

ミッションとは、天から与えられた素質や能力。

ドラッカーは「仕事に価値を与えよ」という言葉を残していますが、自分にしか出来ない素質や能力を活かして仕事に付加価値を与えることが重要であるという教えです。

自分にとってのミッションとは何かを見出すことが出来たら、仕事はもっと面白くなるはずです。

ドラッカー・マネジメント6|志を立てる

「志」とは、心が指し示す方向性、つまり心のベクトルのことを意味します。

ミッションと同じくらい重要なのが、志です。

自分の心が向かうべき方向性が定まっていないと、道に迷ってしまいます。仕事も人生も、上手く行く時もあれば上手く行かない時もあります。

上手く行かない時に路頭に迷わないためにも、自分自身の仕事と人生に対して志を立てておくことです。

志と自分の行動がリンクした時に、成果は生まれます。

ドラッカー・マネジメント7|知識を貪欲に求める

一流のビジネスマンになるためには、人格を磨き、知識と教養を身につけることが大切です。

インターネットの発達によって世の中のあらゆる情報が簡単に手に入るようになりましたが、「情報」と「知識」は違います。

情報を自分の体験や考えと合わせて咀嚼することで初めて知識となり、知識が醸成されて教養となります。

ネット検索で分かったような気にならずに、何事も実際に体験し、自分で考える癖をつけておくことです。

ドラッカー・マネジメント8|仕事とは自己実現の場であると認識する

仕事とは何でしょうか。

「生きるためのお金を得るための手段」という人もいれば「自分がやりたいことを実現するための手段」という人もいるでしょう。

どちらも正解ですが、本来は「会社や仕事は、自己実現をさせてくれる場であり、更に生きるためのお金も貰えるありがたいもの」なのです。

仕事の中に何でも良いので、やりがいや面白み、ありがたみを発見出来ると、仕事も人生も上手く循環するようになっていきます。

ドラッカーのマネジメント|自分以外をマネジメントする方法

次はいよいよ自分以外をマネジメントするフェーズに移ります。

「マネジメント」という言葉はドラッカーが発明したもので、日本語では「管理」と訳されるのですが、「管理」というとどうしてもドライな印象を持ってしまう人が多いようです。

ですが、前述したように、ドラッカー流のマネジメントは「人」に軸を置いた人間味あふれるもの。その視点を忘れずに、自分以外をマネジメントすることが大切です。

ドラッカー・マネジメント9|人の感情を大切にする

会社にしろ社会にしろ、世の中の組織という組織は全て「人」の集合体です。

仕事でも人生でも成功を収めたいのであれば、「あの人と一緒に働きたい」「あの人と一緒にいたい」と思わせる人にならなければなりません。

それこそが人徳であり、人望でもあるのです。

世の中の仕事が出来る人というのは、人たらしであることが多いのはそのためです。

人を動かそうと思ったら、その人に興味関心を持つことです。そして、その人の気持ちに応じて自分の行動を変えてみることです。

ドラッカー・マネジメント10|「人の役に立ちたい」という思いが大きな成果を生む

世の中のあらゆる組織が「人」で構成されている以上、自分以外の「人」に目を向けることで初めて大きな成果を収めることができます。

ドラッカーは数多くの本を出していますが、その中で繰り返し説いているのは「人を尊重すること」の重要性

「今月は売上でトップになりたい」と自分本位な気持ちで仕事をするのではなく「自分の得た知見でこの人や会社の役に立ちたい」という自分以外の他者の視点に立って仕事をすることです。成果の大きさが変わっていきます。

ドラッカー・マネジメント11|時間を知る

ドラッカーは「時間のマネジメント」に関しても考え方を述べています。

ドラッカーの時間に関するマネジメント方法を端的に表現するのが、「経営者の条件」(ダイヤモンド社)で残した「汝の時間を知れ」です。

成果を残すためには、何事も時間からスタートすることが大切です。

つまり、自分が何に時間を取られているのかを知り、有限の資源である時間を奪う非生産的な要素を排除し、残った時間を優先順位の高いことのために使うということです。

こうすることで時間を、効率と効果において最大限に活かすことができるようになります。

ドラッカー・マネジメント12|他人の目を気にしない心を持つ

ドラッカーのマネジメントは、「人」を尊重するという考え方に基づいています。

注意すべきなのは、人を尊重するということは決して「他人の目」を意識するということではないということ。

他人の目を意識して行動すると、目が曇ってしまい、時に間違った行動を取ってしまうこともあります。

マネジメントに関わる立場になったら、他人の目ではなく、天に誓って正しい行動を正々堂々と行うということを常に考えるようにしましょう。

そうして生まれる自信こそが、仕事と人生での成功として現れるのです。

ドラッカー・マネジメント13|社会への貢献を考える

ドラッカーは、「会社は社会のものだ」という立場を採っています。

現代でも会社は誰のものかという議論が盛んになされていますが、会社の主は、株主でも経営者でも従業員でも顧客でもなく、社会そのものだということです。

会社は利益を生み出すための組織でもあるのですが、利益を目的にするのではなく「社会に何を貢献出来るか」ということを第一の目的にすることです。

逆説的ではありますが、あえて利益を目的とせずに社会貢献に最大の価値を置くことで、結果として利益がついてきます。

ドラッカー・マネジメント14|ブランドを守る

人にしろモノにしろサービスにしろ、マネジメントをする上で大きなキーワードとなるのが「ブランド」です。

ブランドとは、単なる「ロゴマーク」や「商品・サービス」ではありません。ブランドとは、他者に対する信頼なのです。

「この会社が出しているものだから、(信用して)商品を買う」「この人だから、(信頼して)仕事を任せる」というように他者から信頼されている人・会社・モノ・サービスがブランドです。

仕事や人生で成功を収めるためには、他者からの信頼を壊さないように自分のブランドを守ることが大切です。

ドラッカー・マネジメント15|創造的破壊をする

ドラッカーはマネジメントに不可欠な要素として、価値の創造をするための「イノベーション」を挙げています。

イノベーションとは「技術革新」と訳されますが、別の表現で言うと「創造的破壊をする」ということになります。

世の中は絶えず変化をしているため、ずっと同じやり方に固執していると、変化に対応出来ずにいずれ破綻してしまいます。

仕事のあらゆる局面で、技術にしろ製品のスペックにしろマーケティングのやり方にしろ価格設定にしろ、常に絶え間なくイノベーションを続けていかないと成果を出し続けることはできません。

ドラッカー・マネジメント16|ライバルをベンチマークにする

世の中には優れた企業や優れた人がたくさんいます。

それらをライバルとして敵視するのではなく、他者の優れたポイントを分析して自分に活かすという「ベンチマーキング」をすることです。

前述したイノベーションには「既存の常識を破壊して、新たな価値を創造する」という側面もあります。

優れた他者事例をベンチマークにして、「あの企業だったらどうするかな」とか「あの人だったらどうするだろう」というような発想を活用して自分自身の向上に繋げるのです。

ベンチマークとする他者は、出来るだけ自分とは違うバッググラウンドを持つものを選ぶと、よりイノベーションの度合いも上がるので出てくる成果も大きくなります。

ドラッカー・マネジメント17|「真のリーダーシップとは」を知る

ドラッカーは、リーダーシップに関しても語っており、何よりも「真摯さ」の重要性を強調しています。

ドラッカー曰く、共に仕事をしたりしていると、特に部下は上司が真摯な人間なのかどうかがすぐに分かるとのこと。

部下は、上司の無能さ、無知などには寛大なのですが、真摯さの欠如だけは絶対に許せないものです。

つまり、リーダーシップを発揮したい場合でも、どの上司について行くべきか悩んでいる時でも、「真摯さを持って仕事にあたっているのかどうか」が大切なのです。

ドラッカー・マネジメント18|コミュニケーションは受け手で決まることを肝に銘ずる

仕事をしていると「言った、言わない」で揉めるということは少なくありません。

こうしたコミュニケーションの問題は何故起こってしまうのでしょうか。

それは、対面でも電話でもメールでも、メッセージを発する側が受け手のことをあまり考えていないからなのではないでしょうか。

ドラッカーは、「コミュニケーションを成立させるのは受け手である」という言葉を残しています。

どんなに素晴らしい完璧なメッセージでも、それが受け手に伝わらなければ意味がありません。

コミュニケーションを取る時は、「こう言ったら相手はどう受け取るのか」というように受け手に配慮したり、メッセージを発した後は、「相手にちゃんと意図が伝わったか」というように事後処理にまで気を配るという姿勢が大切です。

ドラッカー・マネジメント19|未来は創るもの

ドラッカーを形容する時に、彼を「未来学者」と言う人もいます。それくらい、彼の未来予測というのは当たると言われています。

ですが、ドラッカーは決して未来学者ではありませんし本人もそのような発言をしています。

ドラッカーに言わせると、未来とは「明日作るものではない。今日作るものである。」なのです。

つまり、未来とは今のこの瞬間の連続性で生まれるもの。

だからこそ、未来のこと、先々のことを考えて不安がるよりも、今日出来ることをしっかりやって未来に備えるということが大切です。

まとめ

世界の一流ビジネスマンに多大な影響を与えたドラッカー。ドラッカーのマネジメントの思考は、多くのビジネスマンが実践して成果を出している確かなものです。まずは、これらの基本から取り入れていくことで、これからの仕事や人生の在り方をより良いものに変えて頂ければと思います。

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