人に好かれる話し方のちょっとしたコツ15-好感度アップの秘訣

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話をしていて疲れてしまう相手は、あなたの周りにもいますよね?

「相手よりも自分がしゃべらないと気がすまない」
「上から目線」
「自己中」
「鈍感」

こういった相手とは、楽しい会話などできません。
気分が悪くなったり、疲れたりするものですから、できれば話をしたくないと思うはずです。

では、他人のことはさておき、あなたは大丈夫ですか?
周囲の人たちに、「ちょっとめんどくさい相手」だとか、「できればあまり話をしたくない相手」と思われていることはありませんか?

自分で意識しないうちに、相手を疲れさせたり、傷つけたりしてしまっていることは、よくあることです。

ここでは、ちょっとしたコツで人に好かれる話し方ができる方法をまとめました。
自覚がある人も、自覚のない人も、自分を見直すいい機会です。
ひとつひとつのチェックポイントをよく検討してみましょう。

目次

■人に好かれる話し方のちょっとしたコツ15

① 言い訳をしない
② 簡潔に用件を伝える
③ 決めつけをしない
④ 完璧主義を押し付けない
⑤ 卑屈にならない
⑥ 恩着せがましいことを言わない
⑦ 上から目線の「常識」を使わない
⑧ 聞き役七分話し三分に徹する
⑨ 噂話をしない
⑩ 競争心や闘争心をむき出しにしない
⑪ マイナスの言葉を使わない
⑫ さりげなくほめ上手になる 
⑬ 名前を覚える
⑭ 場の流れを読む
⑮ 挨拶はできているか?

まとめ

■人に好かれる話し方のちょっとしたコツ15

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相手のことを疲れさせてしまう人には、話好きが多いという特徴があります。
無口や引っ込み思案ではなく、総じて社交性の強い人が多いものです。

しかし、周囲の人の気持ちに気が付いていないために、かみ合った会話ができていません。
やがては、「さわらぬ神に祟りなし」などという感情をもたれて、周りから人がいなくなっていきます。

逆に「また話したい」と思われる人は、かみ合った押し引きの会話で、相手を心地よくします。
その差は、いったいどこにあるのでしょう?

「また話したい」と思われる人になるための、15のコツをピックアップしてみました。
「そんなこと当たり前だ」と思うポイントばかりかもしれませんが、実は、その当たり前に感じることが、自分でできていないケースが多いのです。

日頃の自分を振り返って、ひとつずつ確認し、思い当たるところは意識して変えていきましょう。

① 言い訳をしない

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言い訳や責任転嫁で、自分は悪くないと正当化するのは、自尊心を傷つけないための自己防衛機能ですが、これが多いと信用や評価を落とすことになります。

ゴルフをしているときに、「最近は疲れ気味だから」「ゴルフも久しぶりだから」と言い訳をする人がいます。
これは、心理学で「セルフハンディキャッピング」と呼ばれる行為で、失敗しても自分が傷つかないように予防線を張っているのです。

言い訳をする人は、周囲からバカにされたくない、笑われたくないという気持ちが強いために、失敗の原因を他人のせいにしたり、ほかの人も同じようなことをしていると主張したりします。

セルフハンディキャッピングは、自分を守るために誰もが行っている行為ですが、くどくなると、失敗そのものよりもその人の評価を下げてしまいます。

② 簡潔に用件を伝える

相手に気を使ったつもりなのに、逆に相手のことを疲れさせてしまう場合があります。
とくに、苦情など、言いづらいことを伝えるときに多いものです。

内容をはっきり言ってしまうと、相手を怒らせてしまうのではないかと思い、つい弁解がましくなったり、まわりくどい言い方になったりして、かえって相手を怒らせてしまうことはありませんか?

「別に文句ではないのですが」とか、「私が言うことではないのかもしれませんが」などと前置きするのは、前もって弁解をしているのです。
こうした弁解は、かえって相手をいら立たせてしまうもの。

言いづらいことほど、回りくどい言い方ではなく簡潔に用件を伝えるべきです。
そのほうが、相手は疲れる度合いが少なくてすむので、聞き入れてくれる可能性が高くなります。

③ 決めつけをしない

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「~だ」という断定口調は、権威に弱くて思い込みの激しい人に多いクセです。

「一流」という言葉がつくと、優秀で信用できる相手だと評価してしまう人がいます。
一流企業に所属する人が、すべて優秀で信用できるわけではないのに、先入観によって間違った判断をしてしまうのです。

初対面の相手に対する評価は、人によって違います。
それは、判断している人の性格、さらに知識や経験によって行われるものだからです。
思い込みの激しい人ほど、偏見をもっていることが多いものです。

自分の中に豊富な判断材料がある人は、多面的に物事をとらえることができるので、断定口調は使いません。
一方、判断材料が少ない人は、物事を善悪、白黒というように二面的にとらえる傾向があるので、十分な根拠がないのに決めつけてしまい、これが押しつけがましい印象を与えてしまいます。

判断材料が少ないときほど、謙虚な姿勢を示すべきです。

④ 完璧主義を押し付けない

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何事にも完璧を求め、仕事も100%の結果を出さなければ満足できない「完璧主義者」は、周囲の人たちにも完璧さを要求します。

「こうするべきだ」「こうしなければいけない」といった言葉が会話の中によく出てくる人は、要注意です。

仕事ができる人は、自分の中で常に優先順位を考えており、先にやらなければいけないことと後回しにできることを区別しています。
また、人に任せられることは任せて、自分がやらなければいけないことに集中します。

これは手抜きでなく、効率的に仕事を進める手法です。
ところが、完璧主義者は、準備段階から完全を目指すので仕事が進まず、周りは迷惑します。

自分でも、ストレスを溜めて自信を喪失していきます。
完璧主義は、生い立ちに原因があるケースが多いとされますが、目の前のことから問題を片づけていく柔軟性をもつことが、脱却の突破口になります。

⑤ 卑屈にならない

「どうせ私なんか……」「私は運がよかったためしがない」と卑屈な言葉を口にする人は、周りの人たちの気分を暗くするので嫌われます。

こういう人は、自分だけでなく、他人の言動までも否定的にとらえるので、相手の言葉に過敏に反応して、「自分は嫌われている」と思い込む傾向があります。
一度そう思い込むと、相手の言動に対してさらに過敏になり、悪循環に陥ります。

誰かから親切にされても、素直にその気持ちを受け取ることができず、「心の中ではバカにしているに違いない」などと卑屈になるので、人間関係もうまくいきません。

「どうせ私なんか……」と卑屈になる人は、常に心の奥底で、自分を高く評価してくれる人を求めているといわれます。

自分が卑屈な会話をしないだけでなく、もし、周囲に卑屈になっている人がいたら、話を聞いて励ましてあげることで、好意や信頼を得ることができるはずです。

⑥ 恩着せがましいことを言わない

目上の人間から下の人間に対してものを言うときにありがちなのが、「君のためを思って言っているんだ」という、恩着せがましい言葉使いです。

「君のために」が口癖になっている人は、自分のモノサシで相手を評価する傾向があります。
相手を自分の支配下に置くことで安堵するタイプの人は、逆に他人から指示されたり、支配下に置かれたりすることが嫌いです。

自分が嫌なことを相手にしていることに、気付いていないのです。
自分としては親切心から出た言葉であっても、恩着せがましい言葉は、いらぬお節介であることが多いもの。

感謝されるどころか反感を買うことにもなりますから、注意しましょう。

⑦ 上から目線の「常識」を使わない

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自分のモノサシを他人に押し付けてしまう人は、常識にとらわれている人が多いという傾向もあります。

「そんなこと常識だろ」「そんなことは非常識だ」というように、「常識」という言葉を無意識のうちに使っている人が多いのです。

社会で生きていく上では、常識という枠があって当然です。
しかし、何をもって常識とするかというラインは、その人間の生い立ちや経験、世代の違いや価値観の違いによって変わってくるものです。
会社など自分が身を置く環境によっても変わるでしょう。

人間は、みな自分のモノサシで物事を判断するもの。
常識のラインというものは、普遍的なものではないのです。

「常識」という言葉をよく使う人は、真面目で礼儀正しい人が多いのですが、その反面、保守的で思い込みが激しいという面もあります。
既成の価値や常識にとらわれない発想に目を向けることも、人に好かれる話し方のコツです。

⑧ 聞き役七分話し三分に徹する

相手の心をつかむ秘訣は、「まず相手の話を聞くこと」と言われます。
途中で遮らずに、最後まで相手の話を聞くのです。

会話が上手な人とは、能弁な人でも、話のネタをたくさんもっている人でもなく、相手を楽しい気分にさせる人です。
自分が話したいことを話せると、誰でも気もちがいいものです。

ですから、人に好かれる話し方とは、相手の話に耳を傾けることからはじまります。
話を聞きながら、「私はあなたの話をしっかり聞いていますよ」というアピールも大事。
ところどころで相づちをうったり、うなずいたりして、相手に安心感を与えましょう。

人に好かれる会話のコツとして、「聞き役七分」ということがあります。
会話のうち、70%は聞き役にまわれということです。

⑨ 噂話をしない

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「ねえねえ、知ってる?」と、社内のゴシップや個人情報を面白おかしく話すスピーカーは、どこの会社にもいるものです。

「他人の不幸は蜜の味」などと言いますが、噂話が好きな人は多いもの。
スピーカーは常にアンテナを立てていて、新しい情報をキャッチすると、誰よりも早くその情報を人に話すことで優越感にひたります。

面白い話や悪い噂ほど広まるのは速く、その途中で脚色されていきます。
そんなことはみな知っていて、面白いネタとして聞いているわけですから、噂を広めている人は信用されません。
いつ自分がその人間によって噂のネタにされるか、わかったものではないからです。

それなのに、噂話のスピーカーは、自分が必要とされていて、信頼を得ているとかん違いしてしまうのです。

噂話は聞くつもりがなくても耳に入ってきてしまうものですが、「私は噂話をしない、聞かない」という姿勢を打ち出していると、だんだん耳に入ってこなくなります。

⑩ 競争心や闘争心をむき出しにしない

とくに上司に多い嫌われるタイプで、競争心が強くて闘争心向きだしという人がいます。
ほかの部署に負けたくないからと、精神論や根性論までもち出してハッパをかけるような上司です。

ことあるごとに「一丸となって」とか、「全員で力を合わせて」などと、勢いで仕事を押し付けられるのですから、部下はたまったものではありません。

仕事をしていれば、業績を上げるという目標があってしかるべきですが、勝ち負けにこだわり過ぎるのは、周囲の人間にとっても、また自分にとっても大きなストレスになります。

部下を叱責するのが上司の役割ではあっても、過剰なストレスを与えるのは、決していいことではありません。
ストレスを感じさせずにその気にさせるのが、好かれる上司の秘訣です。

⑪ マイナスの言葉を使わない

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愚痴や文句など、悲観的なことばかり言う人は、周囲に負のエネルギーをまき散らします。
「誰も私をわかってくれない」「自分の能力を認めない会社が悪い」というような言葉を口にする、被害者意識が強くて、常に受け身である人です。

誰だって負のエネルギーに感染したくはありませんから、こういう人の周囲からは人が離れていきます。

人間は生きていれば、自分の思い通りになることばかりではありません。
自分の思い通りになることなど、ほとんどないと言ってもいいでしょう。
そういう社会の中でお互いに協調しながら、生活をしているのです。

それなのに、単なる自分のわがままから、周囲の人たちを不愉快にしてはいけません。
不満や問題に対して、具体的な目標を立てて立ち向かっていくのが、人間のあるべき姿。
愚痴や文句を言っていても、何ひとつ解決しないのです。

⑫ さりげなくほめ上手になる

ほめられて嫌な気分になる人はあまりいません。
「歌がうまいですね」「カッコいいクルマですね」などとほめられれば、お世辞だとわかっていてもうれしいものです。

人に好かれる話し方の基本は、「相手を気分よくする」ことですから、さりげなくこういったツカミを入れられる人は、会話上手な人です。

相手をほめるコツは、あくまでもさりげなく、タイミングを外さないこと。
やりすぎたり、タイミングを外したりすると、見え透いたお世辞や嫌みに聞こえて逆効果になります。

話の冒頭、きっかけとして、「先日の〇〇よかったですね!」などと切り出すと、相手のペースを引き出せるので効果的です。

⑬ 名前を覚える

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名前を憶えてもらうということは、相手の記憶に自分が残っているということです。
ですから、名前を憶えて、会ったときに「〇〇さん」と相手の名前を呼ぶことは、相手の好感度を高めて、人間関係の構築にいい影響をもたらします。

仕事で名刺交換をしていると、再会しても名前が出てこなくて焦ることがあります。
これをなくすために効果的なのが、初対面のときの相手の名前を何度となく口にすることです。

名刺交換をしたら、すかさず「〇〇部長、お名刺ありがとうございます」と、役職を呼ぶだけでなく相手の名前を確認し、その後も意識して相手の名前を口にするようにするのです。

もちろん、別れ際には「〇〇部長、本日は貴重なお時間をありがとうございました!」とダメ押しすることで、相手の名前は記憶に残り、相手の記憶にも自分が残りやすくなります。

⑭ 場の流れを読む

何人かの人間が集まってする会話や宴席、会議などでは、場の流れを読む能力が求められます。
これができないと、人から好かれる話し方は身につきません。

宴席などで場の空気がゆるみ、いい雰囲気になっているのに、硬い表情や話し方を崩さない人がいます。
それでも、「自分も楽しんでいますよ」というなんらかのサインでも出していればいいのですが、かたくなに自分を崩さない人は、やはり好かれることはありません。

宴席で好かれる人とは、日頃の自分はそれはそれとして置いておき、場の雰囲気を壊さない会話や振る舞いができる人です。

⑮ 挨拶はできているか? 

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挨拶は人付き合いの基本といわれます。
子どもの頃から、目上の人に対する挨拶や仲間同士の挨拶など、礼儀のひとつとして教えられるものです。

挨拶は礼儀ではありますが、お互いが気持ちよくなるという目的があります。
ですから、言葉を発すればいい、頭を下げればいいというものではありません。

しっかり挨拶をするということは、心を通わせるということ。
相手の顔を見て、はっきり声を出して、笑顔で問題がないときには笑顔で挨拶を交わす。
これは相手に対して、「私はあなたのことを大切にしていますよ」という意思表示にもなります。

自分の挨拶のしかたを見直してみましょう。
そこには、人に好かれる話し方のヒントがあるはずです。

まとめ

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人に好かれる話し方のちょっとしたコツは、ほかにもたくさんあります。
「頑固やヘソ曲がり」「八方美人」「過去の自慢話ばかりする」「他人を利用するだけ」「つくり話が多い」「専門用語や横文字が多い」「知人に有名人がいることを自慢する」などなど、人から嫌われてしまう要素は、裏を返せば人から好かれるヒントになります。

要は、自分が嫌だなと思うことをしないことです。
これは当たり前の話ですから、簡単なことに思えるのですが、気付かないうちに嫌だなと思うことを自分でしてしまってはいませんか?

今一度、日頃の自分の会話を振り返ってみて、無意識のうちに自分の評価を下げてしまっていないかよく考えてみましょう。

【参考資料】
・『ちょっとしたひと言で 疲れさせる人 会いたくなる人』
青春出版社 樺 旦純 2012年
・『話し方ひとつで人生はうまくいく』 小学館 高嶋秀武 2014年

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