たった5分で人生を変える12の教訓-夢は夢である以上叶わない

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shutterstock_707257132今の自分に満点をあげられる人は、そういるものではありませんよね?

普通は、程度の差こそあれ、自分に対して不満な部分があるものです。
だから、多くの人が「自分を高めたい」「自分を変えたい」と思うのです。

人生を変えたい人のために書かれた「成功本」や「自己啓発本」は、星の数ほど出版されています。
人生を変えたいと思っている人は、そういった類の本は何冊か読んだことがあるのではないでしょうか。

しかし今、「成功者の言葉」よりも「失敗した人の言葉」のほうがリアリティをもっていると考える人が増えています。
ここでは、そうした要望に応えて、「どうやったら成功したのか」ということではなく、「失敗したのはなぜか」という視点に立った教訓を集めてみました。

教訓の言葉には、「そんなことはあたりまえだ!」と思えることと、「目からうろこ」と思えるような逆説が混在していますが、どの教訓にも共通しているのは、言葉の裏には人生を変えるきっかけが存在していて、それがムリなく実践できることです。

なぜムリがないのかといえば、すべて「考え方」の話だからです。
日記をつけるだけでも、続けられない人が多いもの。
ですが、頭の中で考えるだけだったら、誰にでも、いつでも実践することができます。

目次

■ たった5分で人生を変える12の教訓

1. 夢は夢である以上叶わない
2. 成功を続ける人も失敗を続ける人もいない
3. 自分をいかせる人生は幸せ
4. 新しい発想は非日常から生まれる
5. ストレスは減らすより忘れろ!
6. ちょっと憂鬱くらいがちょうどいい
7. 地球規模の視点が人間を大きくする
8. 自分の中にキャラクターとプレーヤーをもつ
9. 疑似体験は本気でやらなければ意味がない
10. 会社とは理不尽で退屈なところ
11. 自分から逃げるのは自分を知っている証拠
12. 自分を変えるスイッチボックスを常備する

まとめ

■ たった5分で人生を変える12の教訓

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シェイクスピアは、「世の中には幸せも不幸もない、ただ、考え方ひとつだ」といっています。
「問題は、自分のことを不幸だと思う心だ」という意味です。

ものの見方、考え方ひとつで、人生はガラッと変わります。
自分の身に起こったことをどう受け取るかで、その時間が意味のあるものにも、つまらないものにもなります。

人間は生きている以上、与えられた時間が限られています。
ですから、同じ時間を過ごして「つまらない時間」にするのか、「うれしい時間」にするのか、どちらがいいかということを考えれば、「うれしい」「楽しい」というほうがいいに決まっています。

そんな「発想の転換」が、たった5分間でできるのかと疑問をもたれるかもしれませんが、これから紹介するひとつひとつの言葉は、5分間あれば解釈できるものばかりです。

 

1. 夢は夢である以上叶わない

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夢のない人生ほど味気ないものはありません。
しかし、夢は目標に変わらなければ、実現しないものだと思いましょう。

小学生のときに書いた「将来の夢」というような作文のとおりに人生を送る人は、0.1%もいないでしょう。
多くの人は、中学生、高校生へと成長する過程で現実を認識し、夢は形を変えていきます。

最初の夢は、理想の将来、理想の人生という形で描かれます。
「理想」とは「現実」の対極にあるものです。
現実からもっとも遠い、完全なものですから、理想を描いた夢が「叶うかどうか」ということは、あまり問題ではないのです。

もし、夢を現実に近づけたいと思うのならば、実現可能な目標に変えていく必要があります。
一気に山頂を目指すのはムリでも、途中に5カ所のキャンプをつくれば実現できる夢があるかもしれません。

手が届く実現可能な目標を立てて、とにかくそこまで行ってみる。
夢を叶えるには、この繰り返ししか方法はないのです。

 

2. 成功を続ける人も失敗を続ける人もいない

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成功する人と失敗する人の違いはなにか?
それは、失敗した人は、そこで勝負を終えてしまうことです。

勝負事で勝つ秘訣は、勝つまでやめないことです。
どんなに劣勢であっても勝負が続いている間は、負けが決まったわけではありません。

もちろん、勝つ可能性のない勝負を続けていても時間のムダですから、人生の貴重な時間をかける以上、実現可能な目標がなければいけません。
たとえひとつの目標が達成できなくても、それはひとつの通過点であって、また次の目標に向かって進めばいいのです。

力士のインタビューで、よく「一番一番を大事にしていきます」というようなコメントがありますが、あれは目標を小分けにして、たとえ負けがあっても次の一番にまた全力で挑むのだということを自分にいい聞かせているのです。

相撲にたとえるのであれば、初日から7回負け続けても、そこから8連勝すれば勝ち越せるわけです。
問題は、負け続けたときに、また次の目標に向けて立ち向かう気力をもち続けられるかということです。

人生を長い勝負として考えるのであれば、勝ち続ける人生も負け続ける人生もありません。
勝ったり負けたりするから「勝負」というのであって、勝ち越すか負け越すかは、勝負をやめたときに決まるのです。

成功する人は、途中で何があっても、山頂に着くまで歩むのをやめない人なのです。

 

3. 自分をいかせる人生は幸せ

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人間はなんのために生きるのか?
生きる意味はどこにあるのか?

宗教や哲学を学んでいる人は、自分なりの答えをもっていることでしょう。
究極の問いといえるかもしれませんが、難しく考えなくても答えは出せます。
あなたは、「幸せになるために生きている」のではありませんか?

人間はオギャーとこの世に生まれ、いろいろな人生を歩むのですが、決まっていることがひとつだけあります。
それは、「必ず死ぬ」ということです。

この世に生を受けて、何十年か生きたら死んでなくなるわけです。
宗教には、死んだ後のことについていろいろな解釈があっても、その人生が終わることに間違いはありません。

幸せな人生とは、自分が自分としてある、そのわずか何十年かをどのように過ごす人生なのでしょうか?

パナソニック(旧:松下電器産業)の創業者である松下幸之助さんは、「幸せ」は必ずしも地位や名誉や財産を必要としないものであり、真の成功とは、自分に与えられた「天分」をいかし切ることだといっています。
天分とは、生まれつき与えられている、それぞれ異なった個性や才能のことです。

社会のため、世の中のために、自分をいかすことができる人生は幸せだということです。

 

4. 新しい発想は非日常から生まれる

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漫画家の弘兼憲史さんは、人生を楽しむヒントは「非日常」と「非効率」にあるといっています。
非日常が楽しいということは、多くの人が実感していることでしょう。
旅行やイベントなどは、楽しい非日常の代表的なものです。

そこには、マンネリからの脱却があり、発見があり、自分を解放する時間があります。
また、非日常を垣間見ることによって、普段は意識していない自分の日常を知ることもできます。

例にあげた旅行やイベントのように大げさなものではなくても、自分を「非日常」に置く方法はあります。
物事の手段や順序を変えてみると、驚くほど新鮮さを味わうことができるものです。

通勤や買い物などで、いつもと違う道を通ってみると、道が一本ずれるだけで景色が変わります。
わざと遠回りするという「非効率」にも、視点を変えるヒントがあります。
同じ道でも、クルマで通るのと、自転車で走るのと、歩くのでは、見えるものが違ってきます。

日常の中にある非日常を楽しんでみましょう。

 

5. ストレスは減らすより忘れろ!

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人生はストレスとの闘いだという人がいます。
しかし、ストレスと闘って勝てる人はいません。

ストレスとは、五感で受けた様々な刺激に対する脳の反応です。
刺激には快感をもたらす「プラスの刺激」と、不快感をもたらす「マイナスの刺激」があり、ストレス反応は主にマイナスの刺激によって生まれるものです。

マイナスの刺激は、自分の意思とは関係なく降り注ぐものですから、なくすことはできません。
ストレスをなくそうとしたり、減らそうとしたりすれば、それがさらにストレスを生む要因になることが多いのです。

マイナスの刺激を避けることはできませんが、プラスの刺激は意識的に増やすことができるという特徴があります。
積極的に、気持ちよいことや楽しいことをすればいいのです。

ストレスを意識的に忘れるということは、瞑想の達人でもなければなかなかできないことでしょうが、プラス刺激を与えることによって、脳はストレスを忘れます。

 

6. ちょっと憂鬱くらいがちょうどいい

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ストレスのない人生などありえませんが、できれば余計なストレスは抱えたくないものです。
しかし、ストレスは人生に必要なものでもあるのです。

ずっと「つらいな……」「嫌だな……」というマイナスの感情を抱きながら生きていたら、それこそ病気になってしまいますが、そうしたマイナスの感情がまったくなかったらどうでしょう。

実際にはありえないことですが、人生が気持ちよいことや楽しいことだけだったら、快感に慣れてしまってありがたみがないと思いませんか?

適度なストレスがあることによって、人生に達成感や充実感が生まれ、快感も引き立つのです。
メンタルヘルスの分野で、「人間はちょっと憂鬱くらいがちょうどいい」といわれるのは、ストレスと闘うのではなく、うまく付き合うのが、健全な生き方だからです。

 

7. 地球規模の視点が人間を大きくする

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頭の中に問題が山積して、思考が前に進まなくなってしまうことがあります。

そういうときは、可能な限り視野を広げて、偉大なものと「小さな自分」のギャップを感じてみましょう。
抱えていた問題のいくつかは、どうでもいいことのように思えてくるはずです。

宇宙だとあまりにもとりとめがないので、地球を思い浮かべるのがいいでしょう。
地球の上がいくつもの国に分かれていて、そこには砂粒より小さい人間たちが張り付くようにして生きているのです。

はるか彼方の太陽から受ける恵みの光、360度に広がる星空……。
地球規模の視点に立つと、地上で人間が闘ったり楽しんだりしている大自然さえ、小さなものに見えてきます。

いかに自分が小さい存在であるか実感すると、身の回りのことや人間同士の問題でクヨクヨ悩んでいるのが、つまらないことのように思えてくるのです。
空想でも妄想でも構いません。
一瞬でも頭を悩めている問題を忘れることができたら、もう出口は見えています。

 

8. 自分の中にキャラクターとプレーヤーをもつ

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ロールプレイングゲームには、人生の縮図のような面白さがあります。
また、アクションゲームには、人生では体験できないバーチャルな興奮があります。

こうしたゲームは、ゲームの登場人物である「キャラクター」を「プレーヤー」であるあなたがコントロールするものです。

自分の人生をゲームにたとえてみましょう。
自分というキャラクターを成功に導くためには、自分が優秀なプレーヤーでもあることが必要になります。

アクションを起こすキャラクターを冷静に見下ろして、目標に向けてコントロールするという「一人二役」をこなすのです。
ゲームが好きな人は、発想を転換しやすい方法でしょう。

人生では、プレーヤーの一部を誰かに任せるシーンもあります。
自分の仕事の管理を上司にしてもらったり、家庭で金銭面の管理を奥さんにしてもらったりすることが当てはまり、逆に自分以外のキャタクターのある部分を管理することも出てくるでしょう。

 

9. 疑似体験は本気でやらなければ意味がない

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ゲームでは、疑似体験をすることができます。
とくにシミュレーションゲームは、F1やラリーのドライバーになったり、戦闘機のパイロットになったりと、現実では不可能な体験をすることができます。

しかも、最近のゲームは映像の解像度や描写が飛躍的に向上しているので、「バーチャルリアリティ」という言葉そのものです。
こうしたゲームをより楽しむコツは、徹底的に本気で取り組むことです。

ゲームだからといいかげんな気持ちで繰り返すのではなく、やり直しはきかないつもりで遊ぶのです。
よりリアリティをもって臨むことで、疑似体験の価値は上がります。

本を読むときも同じです。
ストーリーの登場人物に感情移入することで、疑似体験が人生にヒントを与えてくれるのです。

 

10. 会社とは理不尽で退屈なところ

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ストレスの原因ランキングでは、「仕事の悩み」が必ずトップになります。
そして、2位は「人間関係」です。
職場は、いかに悩みを抱える人たちが多い場所かわかります。

多くの人は、30代から40代へと年齢と経験を重ねるうちに、組織で生きる術が身に着いてくるものですが、20代の頃は誰もが悩んでいるといってもいいでしょう。

若い世代の悩みでもっとも多いのは、上司との人間関係。
「人間的に尊敬できない上司であっても指示には従わなければいけない」「自分がやった仕事なのに上司の手柄になる」「えこひいきする上司」、といった理不尽さに悩むのです。

また、「仕事の内容が自分に合わない」「毎日が同じことの繰り返しで退屈だ」「自分をいかせる仕事ができない」、といった悩みを抱える人も絶えません。

雑誌の人生相談コーナーなどには、必ずこの手の相談が寄せられますが、解決策は2つです。

ひとつは、「会社という場所は理不尽なところ」であり、「仕事で充実感を感じる毎日」など幻想にすぎないという現実を受け入れることです。
もうひとつは、会社をやめて別の生き方をすること。

組織の中で生きていくという決断をしたのであれば、その組織の現実を受け入れるところからがスタートなのです。

 

11. 自分から逃げるのは自分を知っている証拠

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現実を受け入れられなくて悩みを抱える人間は、自分に対する要求のハードルが高すぎる傾向にあります。
完璧主義は、その典型的なタイプです。

「こうすべき」「こうしなくてはいけない」という考え方は、自分の可能性を否定して、狭いところに気持ちを追い込んでいきます。

自分の実力がわかっている人間は実現可能な目標を立てられますから、自分に完璧さを求めてもムリがありませんし、そもそも人生は計画通りにいかないということがわかっていますから、第二案や第三案も用意するものです。

しかし、ストレスのもとになるマイナス刺激には避けられないものが多いので、誰でも自分を追い込むような考え方をしてしまうことがあります。

自分の実力や思考回路がわかっている人は、この状況を察知したらストレスとぶつかろうとはせずに、その状況から逃げることを考えます。
自分を否定するのでは、またストレスをためてしまいますが、単純に楽な方へ、楽しいほうへと逃げれば、ストレスを軽減することができるのです。

 

12. 自分を変えるスイッチボックスを常備する

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セルフコントロールは、潜在意識や自律神経など、自分の中にある無意識の部分にどう影響を与えるかということがカギになります。
意識的にアクセスできるものではありませんから、行動や思考によって影響を与えることになります。

精神的なマイナス要素をプラスに転換するためには、脳にプラスの刺激を与えてマイナス要素を忘れさせればいいわけです。
そのために、セルフコントロールが働いている人は、気持ちよくなるための「心のスイッチ」を常に用意しているものです。

スイッチとなる行動は、「テンションを上げる音楽を聴くこと」「血行を促すストレッチ」「酸素を体いっぱいに取り入れる深呼吸」という一般的なものから、「キメのポーズ」や「おまじないの言葉」といった個人的なものまで例をあげればきりがありません。

いろいろな場所や状況で使える「スイッチボックス」を用意しておいて、気分を上げたいなと思ったら、好きなスイッチをポンといれるのです。

 

まとめ

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人生を変えるきっかけとなる教訓を紹介してきましたが、そもそもあなたは、人生をどのように変えたいのでしょうか。
松下幸之助さんは、自分の天分をいかす人生が幸せだといいましたが、あなたにとっての幸せな人生とは、どのような人生なのでしょうか。

何が幸せかということは、人それぞれ違いますから、人生を人と比べることは意味がありません。
みずからをあえて苦しい立場に置く、修行のような生き方が幸せだと感じる人もいるでしょうし、野に咲く花を見て幸せを実感する人もいます。

人生を変えたいと感じたのなら、まず、自分にとっての幸せは何かということをよく考えてみましょう。
案外近くに、幸せの種が落ちているかもしれません。

【参考資料】
・『夢は9割叶わない』 ダイヤモンド社 2014年
・『人生は70歳からが一番面白い』 SBクリエエイティブ 2018年
・『5分の使い方で人生は変わる』 KADOKAWA 2013年
・『人生の9割は逃げていい。』 すばる舎 2014年

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