うまくいかない心配をなくす6つの習慣-心配性は克服できる!

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心配性の人は、ストレスが溜まりますよね?

「また、うまくいかないのではないだろうか……」という失敗を恐れる気持ちや、「あの人とうまくやる自信がない」といった人間関係に対する不安など、次から次へと心配のネタが積み重なってしまいます。

この記事を読んでいただければわかるのですが、心配性の人というのは、悩んでも仕方がないことで心配になってしまう傾向があります。
他人がどう思うかということで悩んでも、それはその人の気持ちの問題ですから、心配しても変わるものではありません。

心配性が重度になると、「今度の日曜日は釣りに行くので晴れて欲しい」という気持ちさえも、「雨だったらどうしよう」と心配が募って、クヨクヨしてしまう人もいます。
天気はどう悩んでも変えられるものではありませんから、心配しても仕方がないのです。

これでは、自分でストレスを増やしているようなものです。

では、ついつい「うまくいかないのではないか」と心配になってしまうような人が、心配事を減らすためにはどうすればいいのでしょうか。

ここでは、心配性を克服する方法を6つの習慣としてまとめました。
目標とするのは、心配しても仕方のないことで悩まないことと、脳の過剰な疲労を抑えることです。

目次

1. 現実を受け止めて、できることを考える
1-1. 変えられない過去で悩まない
1-2. まずは行動すること

2. 失敗は未来のためにあると考える
2-1. 失敗しない人間などいない
2-2. 失敗は原因がわかれば強みになる

3. 状況が変わらなかったら自分を変える
3-1. 変化を受け入れて変わってみる
3-2. 自分を変えることを楽しむ

4. 自分の状態を人と比較しない
4-1. 人生を人と比べても意味がない
4-2. 自分の長所を意識する

5. ありのままの自分で人と接する
5-1. 自分の弱さを隠さない
5-2. 聞き上手になる

6. 疲れるだけの完璧主義をやめる
6-1. ムリな願望が不安を生む
6-2. 60%の力で80%の成果を得る

まとめ

1. 現実を受け止めて、できることを考える

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「やってしまったこと」が心配になると、後悔ばかりして、なかなか発想が前に向きません。
なんとか取り繕うことはできないかと、言い訳やウソを考えてしまいがちです。

これは、自分にとってつらい現実を受け止めることができないからなのです。
言い訳やウソでその場を取り繕ったとしても、「本当のことが、ばれるのではないか」と、また心配のタネが増えることになります。

過去に向かった心配を解消するためには、過去を清算して、そこから前向きになるしか方法はありません。

1-1. 変えられない過去で悩まない

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どんなにつらいことであろうと、過去を変えることはできないのですから、「やってしまったことは仕方がない」と考えるしかありません。

現実をしっかりと受け止めて、自分に非があったのであれば、素直に謝ってしまいましょう。
自分が今、どういう立場に置かれていようと、そこから次の一歩を歩み出していかなくてはならないのです。

変えられないことで悩んでいても、時間のムダ。
余計なストレスを重ねるだけです。
過ぎてしまったことは認めてしまい、さっさと次のことを考えるべきです。

つらい現実を受け入れられるようになると、心配する気持ちを封じることができて、心が落ち着きます。
ざわめきたっていた頭の中がクリアになって、冷静に行動することができるようになるのです。

1-2. まずは行動すること

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現実を受け入れたら、その状況の中でできることを考えます。
ムリなことをしようとしても、心配やストレスを重ねてしまいますから、実現可能なことの中で自分にとって最良のことをすればいいのです。

やることなすことうまくいかなくて、思考が止まってしまっているようなときは、とにかく行動することが大事。
体を動かすことにより、脳の血流もよくなって、思考と行動力が復活します。

「過ぎてしまったことを悔やんでも、過去を変えられないことはわかっていても、ついついクヨクヨ考えてしまう」というのが心配性です。
そういう人は、自分がクヨクヨしているなと感じたら、すぐに動ける範囲で歩くか、ストレッチをしてみましょう。

脳の血流がよくなって、思考が少しクリアになったと実感できるはずです。

 2. 失敗は未来のためにあると考える

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失敗を恐れて「うまくいかないのではないか」と心配する人は、過去を引きずっているケースと、未知なことに対して不安を抱いているケースがあります。

過去を引きずっているケースは、すでに解説したように、つらい過去も現実として受け止めて、そこから早く次の行動を起こすべきです。

未知なことに対して抱く不安が大きいために失敗を恐れているケースは、勇気を出して積極性をもつしかありません。
生命にかかわるようなことでなければ、もし失敗したとしても、またやり直せばいいのです。

せっかくこの世に生を受けたのですから、未知なことにもチャレンジしていかなければ、人生は味気ないものになってしまいます。

2-1. 失敗しない人間などいない

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人間の感情は、意識しなければ「マイナス思考」をするようにできています。
これは防衛本能から起こることと考えられています。

これから自分が臨むことが、重要であればあるほど、「悪いことが起きてはならない」と考えるので、「悪いことが起きたらどうしよう」と、マイナス思考をしてしまうのです。
また、実態がわからないことに対しては、根拠のない恐怖感や心配を抱く人が多いのです。

大発明やノーベル賞を受賞した研究家でも、人間ですから、こうした性質は同じです。
成功すればいいですが、失敗すれば笑い者になったり、批判されたりすることがわかっています。

しかし、そういう人たちは、失敗を恐れるどころか、失敗して喜んでいる人さえいるのです。
それは、失敗でしか得られないデータや結果があるからです。

2-2. 失敗は原因がわかれば強みになる

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発明王と呼ばれるトーマス・エジソンは、1万回の失敗をしたと言われます。
しかし、エジソンは失敗を肯定的にとらえ、「それは失敗ではなくて、その方法でうまくいかないということがわかったのだから成功なのだ」と言っています。

失敗は、なぜ失敗したのかという原因を解明することが意味をもちます。
心配したり落ち込んだりしているだけでは、また同じ失敗を繰り返します。

せっかくの失敗なのですから、できるだけ多くのデータをとって、次の対策を考えなければもったいないのです。
失敗の原因がわかれば、少なくても同じ失敗を繰り返すことはありません。

 3. 状況が変わらなかったら自分を変える

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自分の力ではどうしても変えられないことがあります。
これも、過去と同じで変えられないのですから、心配しても仕方がありません。

たとえば、時代の変化。
次から次へと時代の波を乗り越えながら、私たちは生きていくのです。
時代の変化を受け入れて、対応していかなければいけません。

職場の環境も、自分で変えられるものではないでしょう。     
不満があっても上司を変えたり、勝手に部署を異動することはできませんから、問題を解消するためには、自分のほうを変えるしかないのです。

3-1. 変化を受け入れて変わってみる

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変化というものは、怖いものです。
パソコンが普及しはじめた頃、デスクワークのあり方がまったく変わってしまうことに、怖い思いをした人が多いことと思います。

伝票の整理にしても書類の保管にしても、仕事のやり方がどんどん変わるのです。
パソコンに苦手意識をもっていた人は、「このままでは社会の変化についていけない」と心配になったはずです。

しかし、多くの人はパソコンやITのことがよくわからなくても、仕事のやり方が変化するのだという現実を受け入れて、自分を変える選択をしたのです。
変化を受け入れた人たちは、頑張ってパソコンの使い方を覚え、自分のスキルにしました。

予期せぬトラブルに遭遇したときも、自分には変えられない状況があるのだったら、自分を変えて脱却するしかありません。
自分を変えることを恐れていたのでは、脱却のタイミングを失うことになってしまいます。

3-2. 自分を変えることを楽しむ

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自分の考え方や生き方を変えることに否定的な人は、環境に適応することが苦手です。
フレキシブルな考え方ができないので、心配や不安が増えることになります。

かたや、自分を変えることを楽しんでしまう人もいます。
固定観念や思い込みにとらわれずに、「新しい自分」を発見することに喜びを感じる人たちです。

変わることは、自分が成長することでもあるのです。
こういうタイプの人は、環境に適応することを楽しんでしまいます。

道具であったり、ファッションであったり、ちょっとしたところに楽しみを見出すのです。
効率的な方法を見つけ出すことも、楽しむ要素の1つになってしまいます。

環境に抗ってストレスを溜めるより、適応して楽しんでしまうほうが、何事もうまくいくことは間違いありません。

 4. 自分の状態を人と比較しない

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「何をしてもうまくいかない」などと自分を嘆いている人は、誰かと自分のことを比べていることが多いものです。

「あの人のようになりたい」という、目標とする人物がいるのは、悪いことではありません。
むしろ、ビジネスシーンでは、そうした「ロールモデル」をもって模範とすることを推奨しています。

しかし、それはあくまでも1つの目標であって、比較の対象ではありません。
自分を誰かと比較しても、自分のためになることは何もないのです。

4-1. 人生を人と比べても意味がない

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「いいなあ、あの人は。羨ましい」
「それに比べて、私の人生はつまらない」
そんなふうに他人と自分を比較して、嘆いてみたところで、何もいいことはありません。

いくら羨んでみても、その人物にはなれないし、同じ人生を歩むこともできないのです。

優秀な人や順風満帆な人生を歩んでいる人を見て、自分が情けなくなることもあるでしょう。
しかし、「隣の芝生は青い」と言われるように、人にはそれぞれの人生があって、何が幸せかということは、傍からはわからないものです。

自分の人生に、「ないものねだり」をしてみても、何の意味もありません。
他人に向けている目を自分に向けて、自分の心の声を聴き、「なりたい自分」を心に描きましょう。

4-2. 自分の長所を意識する

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エジソンは、「あらゆるものには輝くダイヤが隠されていて、磨けば光る」とも言っています。
誰でも、自分の中に磨けば光るダイヤがあることに早く気づくべきです。

そのためには、人と比較せずに、まず、あるがままの自分を認めなければいけません。
そして、自分の長所は何か、自分の武器は何かを、探すのです。

「自分らしい人生」「自分にしかできないこと」を目指せば、失敗など恐れずに、自分の人生を構築していくエネルギーがわいてくるはずです。

 5. ありのままの自分で人と接する

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「うまくいかないのではないか」という心配や不安を抱く要素に、人間関係がからんでいることも多々あります。
とくに職場における人間関係は、多くの人にとって悩みのタネになっています。

なぜ、人間関係がうまくいかないのか?
これは一言で悩みを解消できるような問題ではありませんが、相手に自分を合わせなければいけないという義務感や、相手に自分のことをわかってもらいたいという願望が、ストレスのもとになっていることが多いのは確かです。

この2つの心配事をなくす習慣を紹介しましょう。

5-1. 自分の弱さを隠さない

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人間関係で対等な立場でいたい、または優位に立ちたいと思えば、相手に自分の弱さは見せたくないものです。

しかし、こういう人間関係は、自分を強く見せようとしてムリをするので、とても疲れますし、常に自分の弱さを見透かされてしまうのではないかという不安がつきまといます。

人間関係で疲れない人は、自分を飾ったり、強く見せようとせず、ありのままの自分で人と接します。
本来、弱さというものは、信頼している相手にしか見せないものですが、あえて弱さも隠さないのです。

誰でも弱さを見せる相手に対しては、警戒を解くものです。
弱さを共有できる相手は、競争や攻撃の対象にはしません。

相手に合わせることをせず、弱さも隠さない人間関係は、自分がラクでいられて、信頼関係を築ける確率も高くなるのです。

5-2. 聞き上手になる

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人づきあいが苦手と感じる人は、「相手に自分のことをわかってもらいたいけど、何をどうしゃべればいいのかわからない」、「話を盛り上げて相手に気に入られたいけど、話が下手」というように、「話すのが苦手」というケースが多いのではないでしょうか。

疲れずに、人間関係をうまくいかせるコツは、「聞き上手」になることです。
相手の話をさえぎらずに聞きながら、うなずくだけで、コミュニケーションの7割は成立すると言われます。

ラクな人間関係を築きたいと思ったら、「本当の自分をわかってもらおう」とか、「話を盛り上げよう」などと悩む必要はないのです。

相手の話をよく聞き、面白かったら笑う、賛同したら大きくうなずくといったストレートな反応を示すと、相手は満足できます。
最後まで話を聞き、相手が満足したところで、主張すべきことがあったら簡潔に伝えましょう。

簡潔であればあるほど、あなたの言葉は相手の記憶に残ります。

 6. 疲れるだけの完璧主義をやめる

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「〇〇しなければいけない」「〇〇すべきだ」という完璧主義にこだわっていると、何をするにもハードルが高くなりますから、物事がうまくいかずにストレスを溜めてしまいます。

完璧主義は、生い立ちになんらかの要因があって、根が深いケースが多いので、簡単に改めることは難しいかもしれませんが、日頃から意識して「〇〇するのもアリ」「〇〇したほうがいい」というフレキシブルな考え方をするようにして、脱却しましょう。

6-1. ムリな願望が不安を生む

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不安は、ムリな願望の裏返しです。
自分が理想とする姿に自分が届かないことに対して、心配になるのです。

願望や目標は人間が成長するために必要なものですが、いつまで経っても達成できないものでは、自分を責め続けることになってしまいます。

ですから、願望や目標は実現可能なものにすべきなのです。
ハードルの高さを下げて、あまりに簡単に達成できてしまうものでは、成長できないのではないかと思われるかもしれません。

しかし、小さな成功の繰り返しは自信につながり、不安や心配を払拭します。
小刻みなゴール設定や、じょじょにハードルを上げていくステップアップをうまく使うことも、完璧主義からの脱却には有効です。

6-2. 60%の力で80%の成果を得る

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常に100%の力を出し続けられる人間はいません。
また、常に100%の結果を出し続けられる人間もいません。

脳に必要以上の負荷をかければ、脳は急速に疲労し、意欲の喪失や不安を引き起こします。
目指すべきは、60%の力で80%の成果をあげること。

これは、人間関係を含めた社会生活全般に当てはまる「脳をムダ使いしない方法」で、実践するのは決して難しいことではありません。

 まとめ

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「うまくいかない」という不安や心配を抱えてしまうときは、脳の「ワーキングメモリ」というシステムがダウンしている可能性もあります。

ワーキングメモリとは、仕事や作業の情報を一時的に保存して、ほかの情報処理もマルチで行う脳内のシステムです。
通常はワーキングメモリがあることによって、複数の仕事を同時進行させたり、中断した作業を再開させたりすることができます。

しかし、仕事が重なりすぎて脳への負荷が過剰になると、ワーキングメモリは機能低下を起こし、システムダウンしてしまうのです。
そうなると、脳内の回路が混乱して、目の前にある物事に手をつけられなくなってしまいます。

ワーキングメモリを正常な状態に保つためにも、脳の疲労を蓄積させない、過剰な負担をかけない生活が大切なのです。

 

【参考資料】
・『心配ぐせをなおせばすべてが思いどおりになる』 ゴマブックス 斎藤茂太 2010年
・『“人疲れ”が嫌いな脳 ラクしてうまくいく人間関係のつくりかた』 幻冬舎 
梶本修身 2017年

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