魅力的な人がやっている13の作法-会話からメンタルヘルスまで

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shutterstock_789414166魅力があるということは、「いい人」であるということとは違います。

いい人じゃなくても、多くの人の気持ちをひきつける人がいますよね。

「魅力的な」という意味の英語「Attractive」には、磁石のように人をひきつけるという意味もあります。
魅力的な人柄には、人の気持ちをひきつける何かがあるから、好かれたり、尊敬されたりするのですよね。
その何かを身につけることができれば、あなたも魅力的な人になれるのです。

ここでは魅力的な人に多く見られる特徴や、魅力的な人々の共通項を分析して、13の作法にまとめました。
内容は、会話術からメンタルヘルスにかんすることまで、日常的にできることばかり。
できることからはじめてみませんか?

目次

魅力的な人がやっている13の作法
1. 会話術の基本である聞き上手
2. 他人の悪口を言わない
3. ネガティブな言葉を使わない
4. 誉め上手の作法
5. 相手の名前を間違えない
6. 恩を着せない
7. 愚痴と自慢話をしない
8. 噂に惑わされない
9. 他人に対して願望をもたない
10. 悪いバイブレーションを出さない
11. 断り方の作法
12. 肩書きで人を判断しない
13. 物事を楽観的に考える
まとめ

魅力的な人がやっている13の作法

1. 会話術の基本である聞き上手

shutterstock_1295890873魅力的な人は、人を引き込む会話術を心得ています。
前半は、会話術における作法を紹介していきましょう。

人を引き込む会話術とは、熱く語って相手の心をつかむことがすべてではありません。
むしろ、語るよりも相手の話をよく聞くことがメインになります。
会話術の本で必ず一押しとされている「聞き上手」は、魅力的な人の多くが身につけている作法。
ポイントは、次の3点です。

① 相手の話をさえぎらずに最後まで聞くこと。
② 相手の顔を見ながら話を聞き、うなずきや相づちを入れること。
③ 会話の7割以上は相手の話を聞く時間にあてること。

魅力的な人とは、相手を気持ちよくする人なのです。
うなずきや相づちを入れることによって、相手は「この人は自分の話をしっかり聞いてくれているな」と感じ、いいたいことを全部吐き出して気持ちよくなります。

2. 他人の悪口を言わない

shutterstock_198982214その場にいない人の悪口をいって場を盛り上げたり、自分の立場を正当化したりする人がいますよね。
こういう人は、一見人の気を引いているように見えても、周囲の人間が本心で付き合わなくなります。

なぜかといえば、「自分がいないところでは、自分のことも悪くいわれているのではないだろうか」と思うからです。

魅力的な人は、嫌いな人間がいても、間違っていると思える人間がいても、その人のいないところで批判したり、悪口をいったりしません。
誰かの悪口をいっても、得をする人は誰もいないのです。

誰かに対して意見をいうのは悪い事ではありません。
魅力的な人は、相手と2人だけのときに意見を交換するでしょう。
人間関係のベースとなる、1対1の会話作法を身につけましょう。

3. ネガティブな言葉を使わない

shutterstock_1714137289魅力的な人が悪口をいわないのは、人に対してばかりではありません。
物事の悪い面ばかりを指摘する人は、周囲の人間の気持ちをネガティブにしてしまいます。

「あの番組って、つまらない人しか出ていないよね」
「あの会社がつくっている靴はデザインが悪いよね」
だったら見なければいい、買わなければいい話で、その気分悪さを人に伝えなくてもよいのです。

「日本はダメな国だなあ」
「全部、政治が悪いよね」
なにも自分からアクションを起こさずに、こういう文句ばかりをいっている人は、人の気持ちを重苦しくしますよね。

「僕はダメな人間なんです」
「私の未来に、いいことがあるとは思えない」
自分のことだから、どういってもいいというものではありません。
否定的な言葉は、誰だって聞きたくないのです。

「あそこの家具はデザインが古いよね。でもそこが味になっていて好きだなあ」
魅力的な人は、物事のマイナス面ではなくて、たとえ小さくてもプラス面を見ます。
否定的な言葉を使うときには、かならず肯定的な言葉で締めくくりましょう。

4. 誉め上手の作法

shutterstock_566414284人を誉めるのが上手い人も、魅力があります。
人の気持ちを引き付ける誉め方のポイントをいくつか紹介しましょう。

① 具体的な誉め方はしない
「きれいな髪の毛ですね」「体型が美しいですね」「脚が長いですね」といった外見の特徴や、「頭がいいですね」「服の選び方が流行を押さえていますね」「計算が早いですね」といった能力にかんする具体的な誉め言葉は、誤解を受けやすいので、親しい間柄以外は控えた方がいいでしょう。
セクハラと受けとられるケースもあります。

魅力的な人の誉め方は、「あなたは素敵ですね」「あなたは魅力がある」というように、抽象的な誉め言葉を使います。
相手から、「どこがですか?」と聞かれても、具体的なことは言わずに「全体的に」「なんとなく」というようにボカシておいて、人間関係を維持するのです。

② 苦手なタイプほど褒める
決して八方美人というわけではなく、苦手な相手でも距離を置きながら上手く付き合うという人は魅力的です。
こういう人は、怒りの感情を抑えるのも上手いのですが、苦手な相手にムカッとしたら誉めてしまうのです。

「スゴイ!」「さすがですねえ」「決断力がさえていますよ」「普通はなかなかできることじゃない」というように、とりあえず誉め上げてしまう。
怒りの感情は6秒過ぎれば弱くなっていくといわれます。
誉め言葉を投げかけられた相手も、悪い気はしないので、人間関係を悪化させずにすむわけです。

③ 誉め言葉でお願い上手
魅力的な人から頼み事をされると、力になりたいと思うものです。
頼みごとを相手に気持ちよく受けてもらう秘訣は、さりげない誉め言葉を忘れないこと。
他の誰かではなく、あなただからお願いしたいのだという気持ちを表します。

「〇〇さんは、仕事が早いですよね。忙しいところ申し訳ないのですが、コレ、お願いできますか」
「こんなことを頼めるのは、第1線のスキルを身につけている〇〇君しかいません」
というように、相手の良いところをさりげなく誉めるのです。
決して嫌味っぽくなってはいけません。

④ 上方比較で褒める
上方比較とは、相手より何かの条件が上の人と比較することで、相手に優越感を感じさせたり、気分をよくさせたりする使い方ができます。

外見であれば、歌手や俳優などを引き合いに出すとわかりやすいですね。
「歌手の〇〇に似てるよね」「ハリウッドスターの〇〇に横顔が少し似ている」「あのグループの〇〇よりイケメンだよね」という要領です。

能力であれば、スポーツ選手や各界の名人などがあるでしょう。
「将棋の腕前は、〇〇五段といい勝負じゃないですか」「スキーをしている姿は、まるで〇〇選手ですよね」という要領。
これも、嫌味にならないようにさりげなく誉めることがポイントです。

5. 相手の名前を間違えない

shutterstock_601310309魅力的な人は、相手の名前を間違えません。
特別に記憶力がいいわけではなくて、ちょっとしたテクニックを身につけているのです。

初対面で名刺交換をしたら、会った場所、その場の様子、相手の服装や特徴などを名刺に書き込んでおきます。
名前や数字などは「意味記憶」といって、なかなか記憶に定着しにくいのですが、視覚、聴覚、嗅覚などの情報を関連づけることによって、「エピソード記憶」となって定着しやすくなるのです。

再会したときに、相手の名前を思い出せなかったら「お変わりありませんか」と切り出すのもひとつの手。
そこから二言三言交わす間に、記憶がよみがえることも多いはずです。

どうしても名前を思い出せない場合には、曖昧な記憶のまま名前を呼ばずに、「大変申し訳ありません。最近どうも忘れっぽくて」などと、素直に謝って聞きましょう。

6. 恩を着せない

shutterstock_1492614863魅力的な人は、相手のために何かをしてあげたときでも、恩を着せるようなことをいいません。
上司が部下に注意をしたり、間違いを指摘したりするときには、「こんなことはいいたくないけど、君のために言っている」「君と私の関係だからいえるんだ」などと、上から目線になりがちですよね。

親しい間柄であったら、わざと恩着せがましいいい方で笑いをとることもあるでしょうが、こうした恩着せがましいモノのいいかたは、相手に不快感や不信感を与えてしまいます。
どうせ何か力になってあげるのであったら、相手の気分をよくしてあげるところまでケアしましょう。
感謝されても、傲慢にならないことが大事ですね。

7. 愚痴と自慢話をしない

shutterstock_1427484881愚痴と自慢話を聞きたい人などいません。
魅力的な人は、これがわかっていますから、親しい間柄でも愚痴をこぼしたり過去の自慢話をしないのです。

愚痴や自慢話は、「寂しくて共感を得たい」「自分のことをわかってほしい」といった甘えや願望の表れ。
これが多い人はクセになっているので、会うたびに同じことを聞く羽目になります。

魅力的な人は、まずそういう場にいないようにする、極力、疲れる相手とは会わないようにします。
相手が愚痴や自慢話になったら、毎回「だね」「そうね」「かもね」と、短い言葉でさらりとかわすようにすると、相手も自分が同じことをいって迷惑をかけていると気がつきやすくなります。

8. 噂に惑わされない

shutterstock_580207282噂話が好きな人は多いですよね。
もともと信ぴょう性に欠ける話をさも事実であるかのように、面白おかしく膨らませるのが人の気を引く噂話というものです。

噂話を伝える「スピーカー」は、どこの会社にもいるもの。
男女の話だったらあの人に聞け、といわれるような情報通です。
その人の情報が確実なソースをもっているものであったら信用されるのでしょうが、ほとんどの場合、その手の話は脚色されていたり、人から人へと伝わる間に尾ヒレがついて大げさなものへと変わったりしていますから、噂を聞く人間もネタとして聞くだけで信用はしていません。

しかし、面白がって話を聞いてくれるものだから、スピーカーは自分が信用されていると思い違いをしてしまいます。
いざというときには、オオカミ少年のように、誰も信用してくれなくなるでしょう。
だから、魅力的な人は、噂話を口にしないのです。

9. 他人に対して願望をもたない

shutterstock_1465729619我の強い人は、自分の価値観でしか物事を見ることができません。
他人に対しても自分の価値観を当てはめようとするので、嫌われてしまいます。

嫌われるだけでなく、不安や怒りの感情が多くなるのでストレスを溜めてしまい、人間関係で失敗しがち。
相手に「こうしてほしい」「こうあってほしい」という自分勝手な願望を抱き、それが裏切られるために、不安や怒りがわいてくるのです。

魅力的な人は、自分の価値観を押し付けるようなことはしません。
誰かを変えようとは考えずに、自分の考え方や受け取り方を変えて相手との関係を調節します。
だから、意見が違っても考え方が違っても、相手のことを許容することができます。
相手に何も求めないから、誰に対しても自然体でいられるわけです。

10. 悪いバイブレーションを出さない

shutterstock_1075999652失敗は誰にでもあるものですが、魅力的な人は、自分の失敗で他人の気分を害するようなことをしません。

失敗やつまづきで辛い思いをしたときに、誰かに話すことで気分が楽になることはあるでしょう。
そういうときに話ができる友人や相談できる先輩がいることは、とてもうれしいことです。

しかし、相手のことを考えずに落ち込んでいる自分の心境を語ったり、失敗の原因をクドクド語ったりするのは、とても迷惑なこと。
なんの罪もない人をネガティブな気分にさせてしまうかもしれません。

幸せは伝染するといわれますが、不幸も伝染します。
ネガティブなことは自分の中に留めるのが、魅力的な人ですね。

11. 断り方の作法

shutterstock_1183089490断り方が上手いのも、魅力的な要素のひとつですね。
相手の気分を害さないようにして、辞退するテクニックです。

この作法のポイントは、相手のハイグレード、ハイスペックな部分を誉めてから、自分では役不足であることを伝えるところ。

「あなたのような海外でスキルを身につけてこられた方が走らせるプロジェクトですから、平凡なことしかできない私では役不足です」
「優しいお言葉をかけていただきましたけども、私なんぞが背伸びしてお受けしても上手くいくとは思えません。かえって足をひっぱることになるでしょう」

男女関係では相手を傷つけずに、自分の本心を伝えることがポイント。
「僕みたいな自分勝手な生き方をしてきた人間は、誠実なあなたにはふさわしくない」
「あなたのような心のきれいな人を傷つけてしまうのが怖いのです」
といったことをサラッといえるようになりたいものです。

12. 肩書きで人を判断しない

shutterstock_578795560魅力的な人は、肩書きや地位でその人を判断しません。
また、自分の肩書きや地位を道具にしたり、自慢したりしません。

肩書きというものは、その組織やコミュニティにおいて決まる社会的な立場です。
だから、会社における肩書きは、会社から離れたら意味をもつものではないのです。
転職や転勤をしてから、ことあるごとに以前の肩書きを口にして、自分はこんなことをしていたのだと自慢したところで、「今、なにができるのか」ということとは関係ありません。

会社をやめてから、自分の信用は会社がバックにあったから成立していたのだと気づく人も少なくありませんよね。
役職や肩書きと、その人間に何ができるかということは、分けて考えなければいけませんね。

13. 物事を楽観的に考える

shutterstock_609209402ここでいう「物事を楽観的に考える」ということは、「なんとかなるだろう」という緊張感のなさを意味するものではありません。
物事のマイナス面ばかりを見て悲観するのではなく、プラス面を見て前向きに生きていくということです。

楽観と悲観の違いでよく例に出されるのが、「コップ半分の水」や「ボトル半分のワイン」といった話。
ボトルに半分あるワインを見て、「もう半分しかない」と受け取るか、「まだ半分あると受け取るか」というものです。

いわずもがな、「もう」は悲観的な受け取り方であり、「まだ」は楽観的な受け取り方ですね。
魅力的な人は、物事のプラス面を見て同調し、プラスの要素をより大きくしていこうと考えます。

決して無責任であったり、緊張感がなかったりということではないのですが、「最後はなんとかなるさ」「どんなに悩んでも、なるようにしかならないよ」といった楽観的な思考ができる人は、自分の人生を明るく豊かなものへと導くだけでなく、周囲の人たちのストレスを減らすので、魅力的なのです。

まとめ

shutterstock_1028640259こうしていくつかの作法を見てみると、魅力的な人の定義が浮き彫りにされます。

それは、「いつもプラス思考で、他人を思いやることができて、周囲の人間を気分よくさせる人」だということができます。
プラス思考であるから、仕事においてもプライベートでも、人生を楽しんでいる姿が人の気持ちをひきつけるのです。

そして、そういう生き方にムリがなくて、自然体であることがポイント。
ムリをして人前で「いい人」を演じていても、ストレスを溜めて歪が出てくるものです。
気持ちのよい生き方が人を気分よくさせ、それがまた自分を気持ちよくするという好循環は、上辺の魅力だけでできるものではありませんね。

【参考資料】
・『言いにくいことをハッキリ言っても好かれる人の習慣』 能町光香 著 すばる舎 2016年
・『人の2倍ほめる本』 渋谷昌三 著  新講社  2016年
・『ちょっとしたひと言で 疲れさせる人 会いたくなる人』 樺旦純 著 青春出版社 2012年

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