人生に迷ったら読みたい本20選-自分らしい生き方が見える一冊

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人生shutterstock_621157613 (1)に迷うことは誰にでもありますよね?

順調に進むはずだった人生がいきなり壁に阻まれたり、いろいろな障害が重なったりして、進むべき道が見えなくなってしまうのです。

そんなとき、どうすれば壁を越えて行けるのでしょうか。
「この曲を聴くと、自分の立脚点に戻ることができる」
「大切なことを教えてくれた映画を観直す」
「生まれた時から見守ってくれている神社へ行って、自分と向き合う」
「よく当たるという占い師を探す」
自分が進むべき道を探している人は、いろいろな手段を考えて悩みます。

キリスト教徒であったら、こんなとき、神に教えを乞う人が多いでしょう。
迷いが起こったときには、『聖書』に書かれている言葉に従うのです。

『聖書』は人類史上最高のベストセラーといわれますが、キリスト教徒に限らず、古来人間は書物から多くのことを学んできました。
本は、先人たちの知恵の宝庫です。

ここでは、人生に迷ったら読む本を20冊ピックアップして簡単に紹介します。
あなたが探している道のヒントが、きっとどこかに書かれていることでしょう。

目次

人生に迷ったら読みたい本20選

① 『人生に迷ったら知覧に行け』
② 『偉人の誕生日 366名言集』
③ 『人生に迷ったら老子』
④ 『人生が変わる最高の教科書「論語」』
⑤ 『あなたにいちばん似合う街』
⑥ 『方丈記』
⑦ 『百年の手紙』
⑧ 『3.11に生まれた君へ』
⑨ 『宇宙と人間 七つのなぞ』
⑩ 『空海』
⑪ 『宮沢賢治の真実』
⑫ 『ネガティブ・ケイパビリティ』
⑬ 『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』
⑭ 『火の鳥』
⑮ 『水木さんの「毎日を生きる」』
⑯ 『F1地上の夢』
⑰ 『極北に駆ける』
⑱ 『生き方』
⑲ 『両手いっぱいの言葉』
⑳ 『決断を支えた一冊』

まとめ

人生に迷ったら読みたい本20選

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① 『人生に迷ったら知覧に行け―流されずに生きる勇気と覚悟』

著者 : 永松茂久
出版社: きずな出版

ユニークな人材育成論で知られる著者が、太平洋戦争で「特攻隊」の出撃基地となり、若き隊員たちが人生最後の数日を過ごし、飛び立っていった場所である鹿児島県知覧にスポットをあてて、自分にできることは何か、やるべきことは何かを論じます。

「自分たちが生まれ育った日本を愛するという気持ち、『愛国心』は、右でも左でもなく、世界共通の感情である」という著者の思いに賛同した人も多く、2015年にはコミックにもなって幅広い層から支持を得た一冊です。

② 『偉人の誕生日 366名言集』

著者 : 久恒啓一
出版社: 日本地域社会研究所

日本航空勤務から宮城大学の教授となり、現在は多摩大学副学長、宮城大学名誉教授を務める著者が、2014年から書き続けたブログで公開していた偉人の名言をまとめた一冊。

1年366日(2/29を含む)、その日が誕生日の偉人が残した名言から、よい生き方や人生哲学を学び、その生涯の解説も添えています。
入学式、卒業式、結婚式など式典の挨拶、スピーチにも使える本として人気があります。

その日に亡くなった偉人の言葉を集めた『偉人の命日366名言集』もあり、こちらは実業家、作家、政治家、科学者など古今東西の偉人たちはどう生き、どう最期を迎え死んでいったのかに焦点をあてています。

③ 『人生に迷ったら老子』

著者 : 田口佳史
出版社: 致知出版社

新進の記録映画監督として活躍していた25歳のときにタイ国で重傷を負い、生死の境で「老子」と出合って東洋思想研究者となった著者は、2000社の経営幹部がひと言も聞き漏らすまいと聴き入るカリスマ講師として知られます。

難解といわれる「道」の思想を、わかりやすい言葉で解説します。
『老子』を学んだ人にも、はじめて学ぼうとするひとにも高い評価を得ている一冊です。

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④ 『人生が変わる最高の教科書「論語」』

著者 : 小宮一慶
出版社: KADOKAWA

米ダートマス大学タック経営大学院に留学してMBA取得し、名古屋大学経済学部客員教授、経営コンサルタントとして知られる著者が、孔子の教えである『論語』から、人生を強く、しなやかに生き抜くうえで必要な原理原則をピックアップして解説します。

「新しい自分になれる。幸せな生き方ができる!」というキャッチフレーズに嘘はなく、自分を磨く、人間関係を整える、逆境の自分と向き合うための秘訣が詰まっている一冊です。

⑤ 『あなたにいちばん似合う街』

著者 : 三浦展
出版社: PHP研究所

日本のマーケティングリサーチの第一人者であり、消費社会研究家、評論家として知られる著者が「住みたい街」を多彩な視点からランキングした本で、住環境を変えたいと思っている人には最適の一冊です。

アンケートに基づき様々な視点で住みたい街をランキングしており、リアルで役に立つ「住みたい街ガイド」で、自分のニーズやライフスタイルに合った街を知ることができます。

⑥ 『方丈記』

著者 : 鴨長明 (著)、蜂飼耳 (訳)
出版社: 光文社

日本の中世を代表する随筆である『方丈記』の訳本の中でも、詩人で早稲田大学文化構想学部教授の訳者による新約が高い人気を得ている一冊。

鴨長明が生きたのは平安時代末期から鎌倉時代前期で、23歳からの9年間に大火、辻風、飢饉、大地震などの大災害が続き、『方丈記』はその現場を目の当たりにして書かれました。
「無常」という観念に、自然と向き合い、苦境から立ち直るヒントが隠されているといわれます。

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⑦ 『百年の手紙 日本人が遺したことば』

著者 : 梯久美子
出版社: 岩波新書

ノンフィクション作家の著者が、20世紀の100年間に書かれた100通の手紙を紹介するエッセイ。

100通の手紙を書いたのは、田中正造、寺田寅彦、吉田茂、中島敦、横光利一、山田五十鈴、室生犀星といった有名人から無名の人までおり、恋人、妻、夫、子どもへの愛、戦地からの伝言、権力に抗った理由、「遺書」、そして友人への弔辞などに、激動の時代を生きぬいた人びとの熱い想いが凝縮されています。

手紙は心を許した相手に書いているものなので、文面には本音で生きるリアリティがあります。

⑧ 『3.11に生まれた君へ』

著者 : 「君の椅子」プロジェクト (編集)
出版社: 北海道新聞社

2011.3.11の東日本大震災の当日、岩手、宮城、福島の128市町村で、104の新しい命が誕生しました。
赤ちゃんに椅子を贈る活動を続けている北海道の民間団体「君の椅子」プロジェクトが、その父母の手記をまとめたものがこの本です。

「君の椅子」プロジェクトは、104人のうち名前が分かった98人に健やかな成長を願って椅子をプレゼントし、椅子を贈られた31の家族が震災時の記憶やわが子への思いを綴っています。

⑨ 『宇宙と人間 七つのなぞ』

著者 : 湯川秀樹
出版社: 河出書房新社

日本人初のノーベル賞受賞者である著者が、1974年に「ちくま少年図書館」の一冊として書いた本の文庫化です。
「宇宙」「素粒子」「生命」「ことば」「数と図形」「知覚」「感情」という7つのなぞについて、よく噛み砕かれた自分の言葉で語り、学問や社会と向き合う姿勢を学ぶことができます。

この本が書かれたのはDNA研究がはじまった時代ですから、最新の知識があるわけではありません。
それよりも、人間らしくあることとはどういうことか、学ぶとはどういうことか、といった生きる姿勢を見直す機会を与えてくれることに価値があるのです。

⑩ 『空海』

著者 : 高村薫
出版社: 新潮社

空海について書かれた本は数えきれないほどありますが、宗教や心理の面から解説されたものがほとんどで、人間として親しみを感じるような空海を著したものはあまりありませんでした。

この本は女流作家がカメラ片手に、阪神淡路大震災の体験と東日本大震災への思いをもちながら高野山や四国を訪れて、空海の足跡を辿ります。
「劇場型宗教リーダーとして、国土経営のブルドーザーとして生き、死しては民間信仰の柱として日本人の心を捉えてやまぬ男」を一人の人間として追い求めます。

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⑪ 『宮沢賢治の真実 修羅を生きた詩人』

著者 : 今野勉
出版社: 新潮社

テレビ創成期の名ディレクターとして多くのドラマやドキュメンタリー制作に携わり、長野オリンピックの開会式・閉会式のプロデューサーとしても知られる著者は、長く宮沢賢治の考察を続けてきました。

しかし、謎の四行詩に導かれて辿った宮沢賢治の人生を知り、この本を著します。
その詩は、賢治像を一変させるインパクトをもっていたのです。
身が千切れるほどの悲しみ、心が砕け散るほどの苦悩を作品に変えていった、宮沢賢治の生き方を著した一冊。

⑫ 『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』

著者 : 帚木蓬生
出版社: 朝日新聞出版

臨床40年の精神科医であると同時に山本周五郎賞、柴田錬三郎賞、日本医療小説大賞などを次々と受賞した作家でもある著者が、「人生を生きやすくする負の力=ネガティブ・ケイパビリティ」を解説します。

ネガティブ・ケイパビリティとは、「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」あるいは「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」を意味する言葉で、著者は、この能力の究極は「寛容」だと結びます。

⑬ 『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』

著者 : キャスリーン・フリン(著)、 村井理子 (翻訳)
出版社: きこ書房

フードライター、ジャーナリストである著者と10人の女性たちが、料理する技術を磨きながら、食品廃棄の問題、食品添加物の問題、畜産をめぐる環境の問題、漁獲量の問題など、現代の食を取り巻く様々な問題について話し合い、考察を深めていきます。

実母との思い出の味がマクドナルドの女、料理のことになると情緒不安定になる精神科医の女、自分より料理がうまい夫に引け目を感じているせいで夫婦の力関係が危うくなってしまっている女、ひとり暮らしなのに倉庫型スーパーで大量の食材を買いこんでしまう女、料理=良妻賢母の価値観から脱したい女など、年齢も職業も環境もそれぞれ違う10人のダメ意識をもつ女性が自信を回復する過程が描かれています。

料理が、その人の人生と深く結びついていることが分かる一冊です。

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⑭ 『火の鳥』

著者 : 手塚治虫
出版社: KADOKAWA

手塚治虫が不死鳥「火の鳥」を軸に、人間の愛と生、死を、壮大なスケールで描いた超大作漫画。

手塚治虫が、漫画を描きはじめたころから晩年まで描き続けたライフワークとして知られ、「黎明編」「未来編」など12の「編」から構成されています。
同じく代表作である『ブッダ』は、「火の鳥 東洋編」として企画されたものであり、『火の鳥』も古代インドの思想である「輪廻」「永遠の命とはなにか」が、大テーマとなっています。

漫画の神様が生涯をかけて描いた「命」の在り方は、人間が人間らしく生きるためのヒントを与えてくれることでしょう。

⑮ 『水木さんの「毎日を生きる」』

著者 : 水木しげる
出版社: 角川マガジンズ

太平洋戦争で片手を失うという過酷な経験をしながらも、自らの力と信念、そして時代の流れを読む勘のよさで、漫画家人生を切り開いた水木しげるが、インタビューに答える形で人生論を飄々と語る構成になっています。

90歳を迎える前年に出版されたこの本は、東日本大震災で将来不安の高まりや生きづらさが増す中で、少しでも幸せ感をもって過ごすための水木流「生きる知恵」を示して、多くの人の心を救いました。

不安を払拭したい人、自信がもてなくなっている人におすすめできる一冊です。

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⑯ 『F1地上の夢』

著者 : 海老沢泰久
出版社: 朝日新聞

ノンフィクション作家であった著者が、本田技研工業のF1グランプリ参戦から、コンストラクターズチャンピオンとなるまでの軌跡を追ったノンフィクションで、新田次郎文学賞を受賞した著作。

創業者である本田宗一郎の伝記本は何冊も出版されていますが、この本に書かれている、彼を「オヤジ」と呼び、後のHONDAを支えた若きエンジニアたちとのやり取りには、本田宗一郎の本音の生き方が表れます。

ある日突然、社長が「当社はF1に参戦する」と宣言したとき、F1を見たことのある社員はひとりもいなかったことや、空冷エンジンにこだわる社長の指示通りにつくった最初の試作車を見て、本田が「バカ野郎、こんな犬小屋みたいなクルマをつくりやがって!」とエンジニアを怒鳴りつけるシーンは、この本で有名になりました。

⑰ 『極北に駆ける』

著者 : 植村直己
出版社: 山と溪谷社

日本を代表する冒険家であった著者が、エベレストをはじめ五大陸最高峰を制覇した後、南極大陸の犬ぞり横断を目指し、グリーンランドのシオラパルクで10カ月にわたる極地トレーニングをし、往復で3000キロの犬ぞり旅行をした体験記です。

極寒の過酷な環境と、そこに住む人びととの暖かい交流が描かれており、現代の日本人が忘れている「何か」を思い起こさせてくれる一冊です。

⑱ 『生き方』

著者 : 稲盛和夫
出版社: サンマーク出版

二つの世界的大企業「京セラ」と「KDDI」を創業し、「JAL」を再生に導いた経営のカリスマが、成功の礎となった実践哲学をあますところなく語りつくした人生論。
2004年の刊行以来、120万部を突破した不朽のロングミリオンセラーで、 世界14カ国で翻訳され、中国でも200万部を突破しています。

「夢をどう描き、どう実現していくか?」「人間としてもっとも大切なこととは何か?」
サッカー日本代表の長友佑都選手、野球日本代表監督の小久保裕紀氏などトップアスリートたちが座右の書としてその名を挙げる「究極の人生論」です。

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⑲ 『両手いっぱいの言葉 413のアフォリズム』

著者 : 寺山修司
出版社: 新潮社

鬼才、寺山修司のアフォリズムを集めた一冊。
アフォリズムとは、物事の真実を簡潔に鋭く表現した「金言」「格言」のこと。

「愛」にはじまり「夢」で閉じる52のキーワードで分けられた413のアフォリズムは、「田園に死す」「ポケットに名言を」「幸福論」「書を捨てよ、町へ出よう」など、いろいろな作品からピックアップされているので、前後の文脈がないと難解に感じるものもありますが、きっとどこかに自分の道を探すヒントが見つかるはずです。

⑳ 『リーダーの本棚 決断を支えた一冊』

著者 : 日本経済新聞社(編集)
出版社: 日本経済新聞出版社

日経新聞読書欄で経営者・政治家から研究者まで日本を引っ張るリーダーたちが愛し、他人に勧める書籍を紹介するコラム「リーダーの本棚」を書籍化したものです。

大企業を率いる経営者を中心に、大学や公益団体のトップ、政治家など各界のリーダー50名が、どのような書籍に心打たれ、育てられ、修羅場を乗り越えてきたのか、複数の本とキャリアを交えて明らかにします。

座右の書、愛読書として挙げられる本は、古典から経済・経営書、歴史書、科学書、エンターテインメントと多種多様です。

 

まとめ

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現代の日本は、人間が人間らしく生きづらい世の中だといわれます。
なぜかというと、幸福だと感じることが、なかなかできなくなっているからなのです。

情報があふれ、物事は多様化しているようでいて、実は画一的な社会。
常に周りを見て意識していないと、少数派になってしまう不安があるのです。

しかし、幸福の価値は人それぞれ違うのです。
人生は人と違って当たり前。
ですから、周りを見渡していても自分の生き方を見つけることはできません。

図書館へ行って検索してみましょう。
本屋さんへ行って、本を眺めてみましょう。
自分らしい道を歩むための一冊と出会えるはずです。

【参考資料】
・ 本文で取り上げた20冊
・『生命の灯となる49冊の本』 中村桂子 青土社 2017年

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