夢を叶えるために必要な5つの要素-実現可能な目標を目指せ!

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この記事では、夢を叶える方法について解説します。

「夢」は英語で「dream」と訳され、「睡眠中にみる夢」と「将来に対する願望」という2つの意味があることはご存じですよね。
ここで取り上げる「夢」とは、いわずもがな「将来に対する願望」のことですが、もう少し掘り下げてみましょう。

「願望」という英語にもいろいろあります。
「欲望」という意味合いが強い「desire」、実現できる可能性が低い望みである「wish」、実現できる可能性が高い願望の「hope」などがあり、「夢を叶える」というニュアンスで使うのであったら「hope」が当てはまるでしょう。

でも、「夢」という言葉には、「hope」がもつ期待や見込みといった現実的なニュアンスよりも、もっと遠くにあって大きい願望を感じませんか?
実は、この溝を埋める役割を果たすのが、「目標」なのです。

実現できる可能性が高い夢を叶えるために必要なものが「目標」であり、それは当然、実現可能なものでなければいけません。

Set a clear goal to achieve your dream.
「夢を叶えるために明確な目標を設定しなさい」
これは自己啓発本などによく出てくる英文ですが、ここでは島耕作シリーズや『黄昏流星群』で知られる漫画家の弘兼憲史さんと、フィギュアスケーターの浅田真央さんが語る「夢の叶え方」に見える共通点を参考にして、そのために必要な5つの要素を解説します。

目次

1. 現実を受け入れる
1-1. 人間は平等ではない
1-2. 今ここにいる自分がすべて
2. 実現可能な目標をもつ
2-1. 意味のない願望は捨てる
2-2. 大事なのはゴールに近づくこと
3. 自立する
3-1. 依存しないされない生き方
3-2. 感謝の気持ちを忘れない
4. 自分にルールを課す
4-1. 常にコンディションを整える
4-2. 道をひとつに絞らない
5. 人生を楽しむ
5-1. プラス思考が願望を叶える
5-2. 好きな気持ちを忘れない
まとめ

1. 現実を受け入れる

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夢と現実の区別がつかなくなると、日常生活に支障をきたすようなりますよね。
これは病気です。

しかし、漠然と「夢を叶えたい」と思っている人には、現実をしっかりと把握してないことが多いのです。
今、目の前にある現実をすべて受け入れることができていなければ、願望を叶えるための明確な目標を立てることができません。

「お金を1億円貯めたい」「起業して社長になりたい」などと思っていても、現実を把握して目標を立てられなければ、それはただの「絵に描いた餅」で終わってしまいます。

現実を受け入れるとはどういうことか、解説していきましょう。

1-1. 人間は平等ではない

弘兼さんは、著書『夢は9割叶わない』で、1割のチャンスをつかむために明確で実現可能な目標設定が必要だと語っています。

夢の9割は叶わないものだという理由には、ただ願っているだけでは子どもが抱く「将来の夢」と同じで、そこには「人間は生まれつき平等ではない」という現実があるというのです。

裕福な家に生まれる子どももいれば、貧しい家に生まれる子どももいて、それは自分で選べるものではありません。
絵を描くのが得意な子ども、走るのが速い子ども、計算が早い子ども、文章を書くのが上手い子どもと、人それぞれに得手不得手があるのも事実です。
だからこそ、そうした個性を伸ばす教育や社会のシステムが必要ですよね。

自分が置かれた現実をいち早く受け入れて、得意な事や好きな事を活かす目標を設定することが、夢を叶える現実的な方法だといえます。

自分の境遇が恵まれないから、「政治が悪い」「国が悪い」「会社が悪い」と文句をいっていても、なにもプラスになることはありません。
現実を受け入れて、そこでできる最善策を考えることが、願望に近づく方法なのです。

1-2. 今ここにいる自分がすべて

海外の大企業が導入し、日本でも話題になっているマインドフルネスは、「今ここにいる自分」に意識を集中することによって精神を整え、ストレスの軽減や脳の活性化に役立てるメソッドです。

「今ここにいる自分」とは、現実そのもの。
願望を実現するために必要なのは、過去でも未来でもなくて、「今」なのです。

辛い事や悲しい事も含めて、今ここにいる自分のすべてを受け入れる。
自分の嫌なところを許してやり、自分の生き方を認めてやり、傷ついた心を労わってやる。
そして、現実の自分を意識できたら、自分がやりたいこと、自分ができることに目を向けます。

夢を叶えるために重要なのは、過去に何をしてきたかとか、未来の予定ではなくて、今ここにいる自分にできることなのです。
自分にできないことや、できそうもないことで悩んでいたって、時間のムダですよね。

2. 実現可能な目標をもつ

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自分に変えられないことで悩まない。
これは、弘兼憲史さんや浅田真央さんをはじめとする成功者に共通する生き方です。
「自分に変えられないこと」の代表は、「死」だといっていいでしょう。
生きていれば誰にでも必ず訪れる「死」を恐れてみても、悩んでみても、プラスの要素は何もありません。
だからこそ、貴重な人生の時間を「自分にできること」に費やすべきなのです。

いかに「自分にできること」を明確にして目標を立てるかということ。
これが、願望を叶えた人たちに共通する生き方だといえます。
実現可能な目標の立て方とはどのようなものか、解説していきましょう。

2-1. 意味のない願望は捨てる

人間は願望にまみれて生きているといっても過言ではありません。
「夢を叶えたい」という気持ちももちろんそうですし、「こうなりたい」「こうあってほしい」といった気持ちは、全て願望だといえます。

「夢」とまではいわないけど、自分に対する「望み」や他人に対する「望み」、社会に対する「要望」といった「願望」が、ストレスの原因になっている人は多いですよね。
夢を叶えるためには、こうした願望がもたらすストレスは邪魔者でしかありません。

誰かが嫌いであるとか、苦手な相手がいるというのは、その相手に対してもっている願望が満たされないことに原因があります。
不安の裏にも、必ず満たされない願望があるもの。

実現可能な目標を立てて実践することを考えたら、こうした願望はマイナスにしか働きません。
意味のない願望は捨ててしまいましょう。
仏教では「煩悩」などといいますから、こうした願望や欲望を捨てるのはなかなか難しいことだと思っている人が多いかもしれませんが、目標を達成することが楽しかったら、そんなつまらないことを考えている時間はなくなります。

2-2. 大事なのはゴールに近づくこと

人間は、誰でも失敗や挫折を経験します。
夢に向かって努力をしていても、目標を達成する前にくじけてしまうことがありますよね。
ここでは、失敗しない目標の設定方法を考えてみます。

目標は英語でいえば「goal」ですが、ゴールすることを目的と考えて「夢=願望=目標」という単純な設定方法では、おそらく失敗するでしょう。

設定したいのは、「願望を達成するための実現可能な目標」。
重要なことは、この目標は最終的なゴールとして設定しなくてもよいということです。
一気にゴールのことを考えるのではなくて、少し頑張れば見えてくる小分けにした目標を設定したり、ハードルの高さを少し下げて時間を延ばしたりと、「最終的なゴール=夢」に近づける現実的な方法を考えるのです。

大事なのは、小さくても目標を達成した充実感を味わうことです。
辛い思いや苦しい思いを続けて目標に向かうのでは、そのうちくじけてしまいます。
小さな目標の積み重ねでゴールに近づいていれば、いつも前向きな気持ちでいることができるのです。

3. 自立する

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夢を叶えたい人にとって、社会で自立することは大切な要素です。

人間は、ひとりでは生きていけませんから、誰かの協力を得たり、お互いに支え合ったりしながら生活を営んでいます。
もちろん、そうした人間関係があってこそ夢を叶えることもできるのですが、人間関係の在り方が目標達成に与える影響は図り知れません。

仕事上においても、プライベートでも、人間関係の悩みは絶えませんよね。
人間関係を円滑にして、目標へと向かって進める快活な生き方にするコツが「自立」することなのです。

3-1. 依存しないされない生き方

自分の夢を叶えたかったら、夫婦、親子、兄弟、友人、恋人、同僚など様々な人間関係において、自立した関係を築くことが、必ずプラスになります。

具体的にいうと自立とは、誰かに依存しない、誰からも依存されない関係をつくることです。
夫婦間や親子間では、近い関係だけに依存しがち。

親を頼っている間は自立できません。
二世帯住宅が流行した平成時代、家を建てるときに親から資金援助してもらって、二世帯住宅を建てるというケースで、問題が多発しました。

親の方は、資金援助をしてやる代わりに、老後の介護は子どもにやってもらえると思っていたのに、いざ暮らしてみたら子ども夫婦とうまくいかずにマンションを借りることになり、老後の資金をなくしてしまったというケース。
家の建築資金で親を頼った子どもが、事業で失敗して一家が家も土地も失ってしまったケース。

親の「安定した老後の生活」という夢も、子どもの「起業して成功する」という夢も、後悔しないためには誰かに依存せず、自分で達成できる目標を立てるべきなのです。

3-2. 感謝の気持ちを忘れない

浅田真央さんの著書『夢をかなえる力』は、支えてくれた家族や一緒に頑張った仲間たち、協力してくれたスタッフらに対する感謝の気もちを表す言葉で締めくくられています。

オリンピックのメダリストになるという夢を叶えることができたのは、こうした周囲の人たちの協力があったからで、自分ひとりでは成しえたことではないといっているのですが、ここで浅田真央さんが大事にしているのが、「サンクスし合える関係」。

「サンクスし合える関係」とは、「お互いに力を与え合える双方向の関係」です。
お互いに自立した関係が、夢の達成に必要だったと語っているのです。

4. 自分にルールを課す

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弘兼憲史さんがよく使う言葉に、「自立と自律」というものがあります。
自立は、前項で解説したように、依存しないされない人間関係を築いて生きることであり、「自律」は「自己責任をとるために自分にルールを課すこと」です。

自己責任で生きるということには、自由に生きる条件であり、これは楽しみながら夢を実現するという生き方の条件でもあります。

原作本やテレビドラマが人気になった『夢を叶えるゾウ』では、ガネーシャという神が、サラリーマンの夢を叶えるためにいろいろな課題を出すのですが、ここで取り上げるのは実現可能な目標を達成するために、自分に与える課題。

自分を追い込むのではなく、楽しみながら目標に近づく生き方をするためのルールです。
夢を叶えるノートや夢を叶える手帳を使って、なりたい自分に近づくというのも、自律のしかたのひとつだといえるでしょう。

4-1. 常にコンディションを整える

浅田真央さんは、夢を叶えるためには「限界をつくらないこと」が大事だと語っているのですが、これは一見、実現可能な目標と相反するように思えますよね。
しかし、この言葉は日頃から心身を鍛えているアスリートならではのもので、けっして闇雲に、自分にできるかどうかわからないことをしろといっているのではありません。

そして、自分の可能性にチャレンジするためには、「常にコンディションを整える」ことが重要だといっています。

常に自分をプラスの状態にしておくためには、自分で自分に課すルールが必要です。
目標を達成するための、具体的な手段や段取りを決めなければいけないということですね。

4-2. 道をひとつに絞らない

夢を叶えた成功者には、「何度でもやり直す」ことをいとわないという共通点もあります。

実現できるであろう目標を立てて、自立して、自分にルールを課しながらゴールに近づこうとしていても、それでも失敗するのが人間です。
夢を叶える人生に大事なのは、「同じ失敗を繰り返さない」こと。

そのためには、失敗したり、間違っていると感じたりしたら、1回立ち止まってこのまま同じ道を行くべきか、違う道を進むべきか考えた方がいいのです。
場合によっては、前の分岐点まで戻って別の道へ進むことも考えられるでしょう。

目標までの道を1本に決め込んでしまうと、失敗したときにやり直しができません。
本来、道は無数にあるのだという道理を忘れないことと、臨機応変な「自律」が大事なのです。

5. 人生を楽しむ

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弘兼憲史さんと浅田真央さんの生き方に見られる5つ目の共通点は、夢を叶える過程を楽しんでいるということです。

「好きな事をして生きる」「得意な事をして生きる」という夢を叶える人生。
それは、ゴールや到達点に達するということよりも、ゴールに向かって生きることに意味を見出し、小さな目標をひとつずつ達成することで得られる幸福感を楽しむ人生。

「自分は何が好きなのか」「何が得意なのか」ということが明確になっていたら、日々を楽しむことの積み重ねが、願望達成につながるということなのです。

5-1. プラス思考が願望を叶える

弘兼憲史さんは、徹底したプラス思考で人生を楽しむことが、願望を叶える幸福な人生につながるといっています。

同じことを経験しても、それをマイナスととらえるかプラスととらえるかで、人生はまったく変わります。
だから、夢を叶えたい、夢に近づきたいと思う人は、プラス思考を身につけるべき。

辛い事があったときに、無理してプラスに考えようとするのではなくて、日頃からとにかく「好きな事」「楽しい事」「うれしい事」「美味しい事」といった自分にとってプラスになることを積極的に行うのです。

そこで生まれるプラス感情は、必ず人生をプラスの方向へシフトします。

5-2. 好きな気持ちを忘れない

浅田真央さんは、どんなに厳しい練習をしていても、スケートを好きな自分の気持ちを忘れなかったことが、プラス思考につながって夢を叶える力になったといいます。

「好きだからやる」「楽しいからやる」という気持ちが夢の根底にあったら、頑張って目標を達成することが快感であり、その達成感が新たなパワーになるのです。

だから、ゴールとする夢は、達成過程を楽しめる、本心から好きな事を選ぶべき。
その代わり「好きだからやっている」事は、何があっても言い訳することがきません。
それが、自分を律することにつながって、またパワーになるわけです。

まとめ

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夢を叶える方法、なんとなく理解できましたか?
好きな事を楽しみながらやるというのが原則です。

ここで紹介した、「現実を受け入れて」「実現可能な目標を設定して」「自立して」「自分にルールを課し」「楽しみながら達成していく」という5つの要素を忘れなければ、夢に近づくことができる人が増えるはずです。

ただし、夢の形も幸福の形も人それぞれ違いますから、ここから先は自分なりの「夢」とその叶え方を考えてください。
ぜひ、楽しみながら。

【参考資料】
・『夢は9割叶わない』 弘兼憲史 著  ダイヤモンド社  2014年
・『夢をかなえる力 私がスケートから学んだこと』 浅田真央 著  新書館 2020年

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