前向きな生き方を学ぶ18の名言-豊かな人生を送るためのヒント

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shutterstock_1081593125どんなことがあろうと、前向きでいたいと思いますよね?
人生山あり谷あり。
いいときもあれば、悪いときもある。

いいときには、悪くなったときのことなど考えませんが、坂道を登りっぱなしの山などないように、いいときばかりが続く人生はありません。
そして、悪いときこそ、その人間の真価が問われるのです。

「生き方がわからない」「自分の進むべき道が見えない」というときに、ポジティブになりたくて本を探す人は多いでしょう。
英語の「ポジティブ」は「前向き」の類語。

ここでは、多くの書籍のなかから、ポジティブになれる方法や、前向きな生き方を学べる先人たちの言葉を紹介します。
人生を豊かにするヒントが見つかるはずです。

(画像「知っているだけでは不十分だ。知識は応用しなければならない。レオナルド・ダヴィンチ」)


目次

前向きな生き方を学ぶ20の名言

 1. 自分を捨てることができる人は強い

2. 汝の仕事を追え。さもなくば仕事が汝を追うであろう

3. 石橋は叩けば渡れない

4. 人生はとどのつまり賭けや。やってみなはれ

5. 第一歩は何でもない。困難なのは最後の一歩だ

6. 焦らない。でもあきらめない

7. 8勝7敗で良しとすべき

8. 「今が最悪の事態だ」と言える間は最悪ではない

9. 人間が幸せか不幸かは、人生に起きる出来事をその人がどうとらえるかであり……

10. 天から降ってくるのを待つのではなく、自分の力でつくり上げることを喜び、幸せと  
  しなさい

11. 道に迷うことを苦にしてはならない

12. 人生で大切なのは失敗の歴史である

13. もう半分しか残っていないと嘆くのが悲観主義者、……

14. 自分に投資しなさい。私は40歳になるまで1ドルたりとも貯金したことがない

15. 自分が最低だと思っていればいいのよ

16. 生き方は 人間のみが 変えられる

17. 人に勝つより、自分に勝ちなさい

18. 凧が一番高く上がるのは、風に向かっているときである

まとめ

前向きな生き方を学ぶ18の名言

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1. 自分を捨てることができる人は強い

稲盛和夫(1932.1.21~)

日本を代表する経営者である稲森さんは、京セラ、KDDI(第二電電)の創業者にして、日本航空の名誉会長。
著書の売上は日本国内で約490万部、世界では1000万部に達しています。

どんな困難に遭遇しても、勇気をもって事に当たることが大事なのです。
勇気を生み出す源泉は、相手への思いやり。
自分を捨てて、相手のために尽くそうとすれば、真の勇気がわいてくるものです。

2. 汝の仕事を追え。さもなくば仕事が汝を追うであろう

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ベンジャミン・フランクリン(1706.1.17~1790.4.17)

雷の中で凧を上げ、雷が電気であることを証明したフランクリンは、印刷業で成功した後、政界に進出してアメリカ独立に貢献しました。
権力の集中を嫌う人間性で、アメリカ建国の父のひとりとして知られます。

時間に追われ、仕事に追われることから逃れる方法は、時間を使いこなし、仕事を追いかけることです。
受け身からの脱却が必要なのです。

3. 石橋は叩けば渡れない

西堀栄三郎(1903.1.28~1989.4.13)

第一次南極観測隊の副隊長兼越冬隊長を務めた西堀さんは、探検精神豊かな登山家であると同時に、無機化学者でありエンジニアでもありました。
若き日に、日本への船中でノーベル賞の受賞を知ったアインシュタインの通訳を務めたことでも知られます。

「石橋を叩いて渡る」は、用心に用心を重ねる慎重さを意味することわざですが、これは、慎重すぎて結局実行しない人を皮肉った言葉です。
強固で壊れるはずのない石橋を叩いて安全を確かめるようなことをしていたのでは、独創が生まれないという趣旨で出版した、著書のタイトルになっています。

4. 人生はとどのつまり賭けや。やってみなはれ。

鳥井信治郎(1879.1.30~1962.2.20)

サントリーの創業者である鳥居さんは、2014年のNHK連続テレビ小説「マッサン」に、主人公に大きな影響を与える鴨井欣次郎として登場しました。
13歳で丁稚奉公をはじめ、20歳で鳥井商店を創業、赤玉ポートワイン、サントリーオールドなどを世に送り出しました。

自由な風土がアイデアを生むのです。
議論と評価からはじめるのではなく、まずやらせてみる。
トップの役割は、イノベーションの種が内部から出てくるような仕掛けをつくることです。

5. 第一歩は何でもない。困難なのは最後の一歩だ

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ヴィクトル・ユーゴー(1802.2.26~1885.5.22)

フランスの詩人、小説家であるヴィクトル=マリー・ユーゴーは、七月王政から第二共和国時代の政治家でもありました。
民主主義の旗手としてナポレオン三世の野心と対抗し、19年にわたる亡命生活を体験、その間に書いたのが『レ・ミゼラブル』です。

難しいのは長い間戦い続けることであり、勝利に向かう最後の一歩なのです。
亡命という境遇の中でも戦い続けた政治家の言葉として知られます。

6. 焦らない。でもあきらめない

斎藤茂太(1916.3.21~2006.11.20)

斎藤茂吉の長男であり、「モタさん」という愛称で知られる斎藤茂太は、随筆家であり精神科医でした。
心を癒す言葉で多くの人に勇気を与え、多くの人と幸せを分かち合うことを自らの幸せと位置付けていました。

「感動こそがストレスに負けない最大の秘訣。そして長生きのコツでもある」
「頑張るときだけ100パーセント、120パーセントの力を出し、あとは80パーセントくらいをキープする。それが心身ともに健康で、いい仕事を長く続けていくコツなんです」
といった、メンタルを気づかう精神科医らしい言葉を多く残しています。

7. 8勝7敗で良しとすべき

色川武大(1929.3.28~1989.4.10)

色川さんは、阿佐田哲也の名で『麻雀放浪記』をはじめとする麻雀小説という分野をつくり、色川武大としては純文学を書いて、数々の賞を受賞した小説家、エッセイスト、ギャンブラーです。
ギャンブルを人生哲学にした作家として、数々の名言を残しています。

勝負というものは、勝ったり負けたりするから「勝負」というのです。
人生も同じで、勝ちっぱなしの人生も負けっぱなしの人生もありません。
勝ち続けた人間は、どこかで負ける。
大成功したとしても、そこかで何か大事なものを失っているはずなのです。

人生を相撲の勝負にたとえるならば、15戦全勝などということはありえません。
最終的にはひとつだけ勝ち越した8勝7敗で良しとすべきなのです。
もうひとつ勝って9勝6敗だったら、最高の人生だったといえるでしょう。

8. 「今が最悪の事態だ」と言える間は最悪ではない

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シェイクスピア(1564.4.26~1616.4.23)

ウィリアム・シェイクスピアは、イングランドの劇作家、詩人で、天才的な人間描写が、後世の多くのエンターテイメントに影響を与えています。
作品の中には数々の名言が残されており、名言だけで何冊もの本が出版されています。

これは『リア王』の中にでてくるセリフです。
いかに困難な状態に追い込まれたとしても、「今が人生で最悪のときだ」などと思っているときはまだ余裕があるのだと、とらえられている言葉です。

9. 人間が幸せか不幸かは、人生に起きる出来事をその人がどうとらえるかであり、起きた出来事自体はそれほど問題ではない

フンボルト(1767.6.22~1835.4.8)

ドイツの貴族であるフンボルトは、言語学者、政治家として活動し、もとはベルリン大学という名称であったフンボルト大学の創設者として知られます。

同じ出来事でも、そのとらえ方ひとつで、人間は幸福にも不幸にもなるということをいっています。
考え方ひとつ、悲観するか楽観するかで、人生は変わるのです。
悲観的なとらえ方しかできない人間は、自分で自分を不幸にしているのです。

10. 天から降ってくるのを待つのではなく、自分の力でつくり上げることを喜び、幸せとしなさい

円谷英二(1901.7.7~1970.1.25)

ウルトラマンの生みの親であり特撮監督、発明家でもあった円谷英二さんが生まれたのは、ウォルト・ディズニーと同じ年です
羽田飛行学校を経て10代で映画界に入り、新しい撮影技術をいろいろと提案しますが、なかなか理解されませんでした。
太平洋戦争中に特撮技術を駆使してニュースフィルムをつくり、1955年の『ゴジラ』でやっと特技監督と呼ばれるようになります。

予算がなければ自分で工夫して発明し、目的に向かい続けた円谷さんの言葉は、執念から生まれたものが多々あります。
「特撮」という言葉も円谷さんが発明したものでした。

11. 道に迷うことを苦にしてはならない。どの路でも足の向く方へ行けば、必ずそこに見るべく、聞くべき、感ずべき獲物がある

国木田独歩(1871.8.30~1908.6.23)

明治時代の小説家、詩人として知られる国木田独歩は、ジャーナリストでもありました。
豊かな想像力と鋭い批評眼で、事件の細部まで適切な判断をしたといいます。

自然が豊かな武蔵野では、足の向くまま歩いて道に迷ったとしても、必ず何か意味のある場所に出るという、この言葉は、人生の歩み方を武蔵野の散歩にたとえたものとされます。

12. 人生で大切なのは失敗の歴史である

糸川英夫(1912.7.20~1999.2.21)

日本の宇宙開発の父として知られる糸川さんは、第二次世界大戦で日本陸軍の名機として名を馳せた「隼」の開発者でした。

2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機「ハヤブサ」は、糸川さんの名にちなんで「イトカワ」と命名された小惑星まで行き、調査とサンプル採取を行って2010年に地球へと帰還し、感動をもたらしました。
糸川さんの名がついた小惑星に、自らが開発した戦闘機と同名の探査機が着陸したという壮大な宇宙ドラマがあったのです。

この言葉は、日本のロケット開発の父とも呼ばれる天才工学者が、膨大な数の失敗から新しい技術が誕生することを語ったものです。

13. もう半分しか残っていないと嘆くのが悲観主義者、まだ半分残っていると喜ぶのが楽観主義者である

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バーナード・ショウ(1856.7.26~1950.11.2)

アイルランドの文学者、教育者として知られるバーナード・ショウは、脚本家、劇作家、評論家、政治家、ジャーナリストとしても活躍しました。
1925年にはノーベル文学賞を受賞、映画部門では1938年に、アカデミー賞脚色賞を受賞しています。

ウィスキーが半分入ったボトルを例にあげたこの言葉は、ドラッカーの「コップの水」理論のもとになったことで知られます。

14. 自分に投資しなさい。私は40歳になるまで1ドルたりとも貯金したことがない

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ヘンリー・フォード(1863.7.30~1947.4.7)

アメリカの自動車メーカー、フォード・モーター・カンパニーの創設者であるヘンリー・フォードは、16歳年上だったエジソンの会社で部下として働いていたこともありました。
T型フォードで大成功を収めた後は、何度かエジソンに援助しており、「エジソンは発明家としては優秀であったが、経営者としては最悪だった」と語っています。

若いときには貯金をして自前の投資金をつくれという教訓に対して、「貯金はするな、今の自分に投資しろ」とアドバイスする言葉です。

15. 自分が最低だと思っていればいいのよ。一番劣ると思っていればいいの。そしたらね、みんなの言っていることがちゃんと頭に入ってくる

赤塚不二夫(1935.9.14~2008.8.2)

ギャグ漫画の王様と呼ばれる赤塚不二夫さんは、手塚治虫さんを筆頭とする日本漫画の勃興期に、藤子不二雄さん、石ノ森章太郎さんらとともに伝説のトキワ荘で切磋琢磨した漫画家です。

大酒のみとして知られた赤塚さんは、毎晩飲みに出て、漫画以外の世界と交わったことで、それがまた漫画に跳ね返って発想の源になったと語っています。

上の言葉は、こう続きます。
「自分が偉いと思っていると、他人は何も言ってくれない。そしたらダメなんだよ。てめぇが一番バカになればいいの」
有名漫画家になっても、謙虚な姿勢を通した赤塚さんの生き様が表れています。

16. 生き方は 人間のみが 変えられる

日野原重明(1911.10.4~2017.7.18)

2017年に105歳で亡くなった聖路加国際病院名誉院長の日野原さんが生まれたのは、明治44年で、日露戦争から7年後、日本が韓国を併合した翌年のことです。
関東大震災のときには12歳、太平洋戦争終結時には34歳でした。

著書は100冊を越え、90歳のときに出版した『生き方上手』は120万部のベストセラーとなり、日本最高齢のミリオンセラー作家となっています。
望ましい生き方や人生の終え方を提言し、数々の言葉を残したことでも知られます。

生き方を自ら変えられるのは人間だけ。
与えられた時間をよりよく生きようという提言であるこの句は、2015年に出版された『10月4日 104歳に 104句』からの言葉です。

17. 人に勝つより、自分に勝ちなさい

嘉納治五郎(1860.12.10~1938.5.4)

2019年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』で、役所広司さん演ずる嘉納治五郎は、柔道の創始者、講道館の創設者です。
学習院で教頭を務め、第五高等学校(現、熊本大学)校長、第一高等学校(現、東京大学教養学部及び千葉大学医学部・医薬部)校長、東京高等師範学校(現、筑波大学)校長を歴任、25年にわたって人材育成に貢献した教育者としても知られます。

嘉納治五郎が、日本古来の武術「柔術」から昇華させた「柔道」は、世界へと広がり、大勢の武道家を生みました。
この言葉は、その核となっている「自分自身を律することができない者は、相手に勝つことができない」という教えです。

1894(明治27)年に講道館を小石川に移し、107畳の大道場をつくった際、来賓として招かれた勝海舟は治五郎の模範演技を見て感嘆し、「無心にして自然の妙に入り、無為にして変化の神をきわむ」という言葉を残しています。

18. 凧が一番高く上がるのは、風に向かっているときである。風に流されているときではない

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ウィンストン・チャーチル(1874.11.30~1965.1.24)

20世紀を代表するイギリスの政治家であるチャーチルは、文筆家としても知られます。
海軍大臣であった第一次世界大戦時に未来の戦争の姿を予想した『世界の危機』、ナチスドイツとの攻防を描いた『第二次世界大戦回顧録』などの著作を残し、1953年にはノーベル文学賞を受賞しています。

ノーベル平和賞ではなくて、文学賞を受賞したトップの政治家はチャーチル以外にいません。
今も救国の英雄として、表はエリザベス女王である5ポンド紙幣の裏面に肖像が使われています。

1940年7月に、イギリス本土上陸を決意したヒトラーが、ロンドンなどに激しい空爆を行ってはじまったバトル・オブ・ブリテンは、チャーチルの指導の下でイギリス空軍が健闘し、チャーチルに鼓舞されたイギリス国民が空襲に耐え抜いて、ヒトラーを断念させました。
イギリス国民が今も支持するチャーチルの精神とは、逆境に立ち向かう勇気なのです。

 

まとめ

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一度きりの人生で、どんな生き方をするか?
人間として大切なものとは何なのか?
その答えを探して自分の人生と向き合うことは、生きる力となるはずです。

宗教に答えを求める人もいるでしょう。
自分の中に答えを見つけようとする修行に挑む人もいることと思います。
そして、ここで紹介したような先人たちの言葉にヒントを見出す人も多いことでしょう。

もしかしたら、答えなどないのかもしれません。
でも、生きることと向き合うことが意味をもつのです。
生きることと真剣に向き合っている人は、前向きな心が顔に出るものです。

 

 

【参考資料】
・『偉人の誕生日366名言集』 久恒啓一 日本地域社会研究所 2018年
・『考え方』 稲盛和夫 大和書房 2017年

 

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