「メルマガ配信の到達率を上げたい」「会員登録時の本人確認通知などを確実に届けたい」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
メルマガ配信ツールなどを利用して大量の宛先に一斉送信を行う場合、迷惑メールとみなされて送信エラーになることがあります。そのような時に便利なサービスが「メールリレーサービス」です。
メールリレーサービスを活用することで、迷惑メールフォルダに振り分けられることや遅延することなく、メールを確実に配信することが可能です。配信結果はかんたんにレポート化・分析ができるので、メールマーケティングツールとして活用することも可能です。

本記事では、仕事をかしこく・たのしくするビジネスメディアを運営する「Smarf」が、それぞれのメールリレーサービスの特徴、機能、料金などを比較しながら紹介していきます。
メール配信業務を行っているご担当者様や、メールサーバー管理の対応に追われているご担当者様はぜひ最後までご覧ください。
メールリレーサービスとは?
メールリレーサービスとは、送信元サーバーと受信先サーバーの間に立ち、メールを中継(リレー)して配信を行うサービスです。メールリレーサービスを活用することで、受信先のサーバーに最適化されたメール配信を行うことができます。
例えば、メルマガシステムなどから大量のメールを一斉配信すると、受信先サーバーが迷惑メールと判断して、受信を拒否することがあります。携帯のキャリアメールの場合でも、パソコンから送信されたメール受信を拒否する設定になっていることがあります。
たくさんの宛先にメール配信したとしても、相手に届かなければ意味がありませんよね。確実に相手にメールを届けるためには、受信先のサーバーに合った送り方をする必要があります。メールリレーサービスを活用することで、確実にメールを届けることが可能です。

メールリレーサービスのメリット
メールリレーサービスの活用は様々なシーンで役立ちます。
例えば、
- メルマガ配信やキャンペーン案内
- 会員登録時の本人確認通知
といった場合でも、確実に相手にメールを届けることが可能です。
さらにメールリレーサービスのメリットとして
- メール大量配信でも遅延や不達を防止する
- メール配信の運用に掛かる労力の削減
- メール配信結果のレポート抽出や分析が可能
- セキュリティ対策による安全性確保
といった4つが挙げられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
大量のメール配信でも遅延や不達を防ぐ
メールリレーサービスを活用することで、大量の宛先に一斉送信しても遅延や不達を防ぎます。
自社のサーバーから大量にメールを配信する場合、サーバーに負荷が掛かり過ぎるため遅延が発生します。メールリレーサービスのサーバーを利用することで、自社のサーバーに負担が掛からなくなるため、大量のメール配信にも対応が可能となります。
また、パソコンからの一斉送信メールは、受信先のサーバーによって迷惑メールと判断されることがあります。しかし、メールリレーサービスではあらゆるサーバーに最適化された配信ができるため、確実にメールを届けることが可能です。
メール配信の運用に掛かる労力の削減
メールリレーサービスを活用すれば、自社のメール配信に掛かる運用リソースの削減が可能です。
例えば自社でメール配信業務を行う場合は、
- 人員配置
- セキュリティ管理
- サーバー管理
といったように、時間・労力を捻出しなければなりません。
メールリレーサービスを導入することで、メール配信に掛かる手間を全て任せることが可能です。
メール配信結果のレポート抽出や分析が可能
メールリレーサービスの中には、メール配信結果のレポート化や分析機能があります。
配信結果を分析することで、マーケティング活動に繋げることが可能です。
例えば
- メールタイトルのA/Bテストを行い、配信結果を検証する
- 開封率の高いタイトル名を採用していく
- 検証を繰り返すことでさらに精度を高めていく
といったように、自社独自のノウハウを蓄積していくことが可能です。
徹底したセキュリティ対策による安全性の担保
メールリレーサービスは、セキュリティ対策が徹底されているため安心してメール配信を行うことが可能です。
万が一、顧客名やメールアドレスが記載されたメールを、関係ない宛先に送信されてしまえば、情報漏洩に大きなトラブルに繋がります。
またサーバー自体がウイルスに侵されて個人情報が流出してしまうかもしれません。
今や、企業経営において
- コンプライアンス意識
- 情報管理体制
は最重要項目です。
たった一度のミスが企業の信頼を大きく失墜させ、経営危機に陥る事態にもなりかねません。
情報セキュリティ対策について、さらに詳しく知りたい方は「情報セキュリティ対策とは?気をつけるべき脅威から対策まで解説」の記事をご覧ください。

メールリレーサービス比較8選
ここからはメールリレーサービス比較8選をご紹介します。各サービスによって、特長や機能が異なります。検討の際には、下記の導入時の注意点も参考にしてみてください。
その中で気になったツールがあれば、早速無料トライアルを実施してみると良いでしょう。

Curumeru(株式会社ラクス)

概要
Curumeru(クルメル)は、大量メール配信専用のCurumeruサーバーをリレー(中継)することで、高い到達率の大量メール配信が可能なメールリレーサービスです。
またCurumeruはAPIを公開しており、API連携を行うことでCurumeruにログインすることなく、既存システムにてメール配信から配信結果の取得が可能です。
さらにメールマーケティング機能を加えることで、マーケティングツールとして活用することができます。
特長
- 既存のメールサーバーをCurumeruサーバーへ変更するだけで、高い到達率の大量メール配信が可能
- CurumeruとAPI連携することで、Curumeruにログインすることなく、メール配信・配信結果の取得が可能
- 画像付きのHTMLメール配信、情報差し込み配信、予約配信、効果測定機能など、メールマーケティングに必要な機能が備わっている
導入時の注意点
各機能は有料オプションとなっており、使用する機能数によっては月額費用が高くなる可能性がある
無料プラン有無
無料トライアル有り
費用
初期費用+月額費用
※プランやメール配信規模に応じて変動するため、要見積もり
導入企業の声
メール配信システムの導入に際して、クルメルの他にもいくつかのシステムを検討しました。そのうち、API連携ができるメール配信システムの中では「コストが低かったこと」、「営業担当の方はじめ導入までの対応がスムーズ」で企業間の取引として非常に安心できたことが導入の決め手です。
引用:Curumeru公式サイト導入事例/人材業界支援
WEBCASメールリレーサービス(株式会社エイジア)

概要
WBECASメールリレーサービスは、メール配信システムのWEBCASが提供するクラウドサービスです。メール送信をWEBCASのメール配信エンジンにリレー(中継)することで、大量一斉メール配信の高速化を実現します。
専門性の高いメールサーバーの管理もWEBCAS側が運用代行を行うため、大量メール配信のたびにサーバーの監視作業に悩まされることもありません。
特長
- 既存のメールシステムを変更することなく、大量一斉配信の配信性能だけを強化するクラウド型サービス
- PC、モバイル(スマホ・フューチャーフォン)への高速配信に対応
- メールサーバー管理はWEBCAS側で対応。自社の運用リソースの削減が可能
導入時の注意点
メールリレーサーバー単体の契約になるので、HTMLメールの作成などメール配信に関することは、WEBCASの他サービスの契約が必要となる
無料プラン有無
要問合せ
費用
要問合せ
(希望の配信速度やメール配信規模により異なる)
導入企業の声
近年、当社Web会員には携帯メールアドレスを登録する方が増えてきました。そのため、モバイル端末への配信速度や到達率を高めることは必須だと考えました。WECASのメールリレーサービスを導入したことで、パソコン・モバイル向けメール配信の高速化が簡単に実現しました。
引用:WEBCAS公式サイト/導入事例
リレーサービスを利用してからは、「メールが到達したかどうか」はもちろん、「エラー原因はメールアドレスの入力間違い」などの状況把握が可能になり、この結果をもとに「お手数ですが登録し直してください」などと明確に回答できるようになりました。このような迅速的確なサポート対応は、お客様の満足度向上につながります。
引用:WEBCAS公式サイト/導入事例
ベアメール(株式会社リンク)

概要
高い到達率のメール配信を実現する「ベアメール」は、キャリアからのブロックを避け、高い到達率を実現するメールリレーサービスです。
専門知識や経験が求められるメール配信管理やIPレピュテーション運用も、サービス内に含まれているため、利用者は運用・管理を気にすることなく、メール配信を行うことが可能です。
特長
- メールサーバーの管理・運用が不要。レピュテーション管理もベアメールが対応するので、人的コストの削減が可能
- クラウド型メールリレーサースなので、専有型に比べてサーバーコストを抑えることが可能
- キャリアやISPからのブロックを回避する独自の配信技術で、1時間あたり200万通の高速配信を実現
導入時の注意点
送信者なりすましや、メール内容の改ざんといった不正を防ぐための「DMARC」に対応していません
無料プラン有無
無料トライアル有り(7日間)
費用
プラン | 初期費用 | 月額利用料 | 超過料金/1通 |
---|---|---|---|
1万通 | 50,000円 | 5,000円 | 0.15円 |
3万通 | 50,000円 | 10,000円 | 0.15円 |
5万通 | 50,000円 | 20,000円 | 0.15円 |
10万通 | 50,000円 | 30,000円 | 0.15円 |
20万通 | 50,000円 | 35,000円 | 0.15円 |
30万通 | 50,000円 | 40,000円 | 0.15円 |
※以降、10万通追加ごとに月額利用料5,000円追加
※初期費用、超過料金は変動なし
導入企業の声
営業部門で負担となっていたメールサーバの運用管理から解放されました。また、それまで年額数百万円のコストが掛かっていたメールサーバが月額5,000円で利用できるようになり、不要なサーバも削減できたため、大幅な経費削減に成功しました。
引用:ベアメール公式サイト/導入事例
さまざまな業種の大手企業との取引実績や、これまでにメールリレーの分野で蓄積された経験値、サービスが停止しないというのは大きなポイントですね。料金もリーズナブルに使えることも利点です。
引用:ベアメール公式サイト/導入事例
SendGrid(Twilio Inc.)

概要
SendGrid(センドグリッド)は、かんたんな操作だけでメールやDMの一斉送信ができる、クラウド型メールリレーサービスです。
高いメール到達率と豊富なAPI連携により、世界で8万アカウント導入実績を持ち、月間900億通以上のメール配信を実現しています。
アカウント発行すればすぐに利用可能。さらに月間12,000通まで無料なので、メールリレーサービスを使ったことがない方でもお試し感覚で活用できます。
特長
- インストール不要、アカウントを取得するだけですぐに利用開始できるクラウド型メールリレーサービス
- 月間12,000通まで無料で利用可能。有料プランも月額1,900円〜なので、小規模の事業者にも安心の価格設定
- API連携により既存のメール配信システムを使いながら、SendGridのメールリレーサービスの利用が可能
導入時の注意点
管理画面やメニューが英語表記なので、英語に苦手意識がある方には敷居が高く感じられる
無料プラン有無
Freeプラン有り(月間12,000通まで無料)
費用
プラン | 費用 | 通数上限 |
---|---|---|
Free | 0円/月額 | 12,000通/月間 |
Essentials(40K) | 1,900円/月額 | 40,000通/月間 |
Essentials(100K) | 3,800円/月額 | 100,000通/月間 |
Pro(100K) | 10,000円/月額 | 100,000通/月間 |
Pro(300K) | 25,000円/月額 | 300,000通/月間 |
導入企業の声
現在はSendGridの管理画面を見れば、我々以外のスタッフも開封率やクリック率が見える環境になっています。しかも、どこをどう見ればいいのか説明は不要。誰でも直感的に分かるというのが大きなポイントです。
引用:SendGrid公式サイト導入事例/クラウドソーシングサイト運営
・他のサービスでも大量のメール送信は可能なのですが、バウンス(送信エラー)した場合の処理を自前で構築する必要があります。SendGridの場合は、バウンスしたら自動的にリストに入り、送信しない。メール配信はSendGridにお任せし、開発者は本業に専念できます。
引用:SendGrid公式サイト導入事例/ビジネスチャットツール開発
Customers Mail Cloud(HENNGE株式会社)

概要
Customers Mail Cloud(カスタマーズメールクラウド)はクラウドから確実にメールを相手に届けることができるメール配信サービスです。
受信メールや送信エラーをリアルタイムに通知するWebhook機能や、高精度なエラー解析により、相手にメールが届かない理由もわかるので、メール配信業務の効率化に繋がります。
クラウドなので利用方法もかんたんな操作だけで即開始。既存のメールサーバーに、メールリレーの設定をするだけですぐに使い始めることが可能です。
特長
- DKIM(送信ドメイン認証)と、TLS(メール送信暗号化)に対応。Gmailでの警告表示をなくす
- 充実の配信レポート機能。送信ログの検索、送信状況のグラフ表示などを管理コンソールから操作が可能
- 独自開発の配信エンジンにより、携帯キャリアやISPに高速かつ確実にメールを送信する
導入時の注意点
Standard版は共有型のメールサーバーなので主に新規サービスやスタートアップ向け。よりセキュリティや信頼性を高めたい場合はPro版の契約となる
無料プラン有無
無料プラン有り
費用
プラン | 費用 | メール送信数 |
---|---|---|
プラン10 | 9,167円/月額 | 100,000通/月 |
プラン30 | 21,389円/月額 | 300,000通/月 |
プラン70 | 42,777円/月額 | 700,000通/月 |
Pro | 要問合せ | 要問合せ |
導入企業の声
大量配信でも安定的にシステムが利用できるというのが、一番の導入効果だと認識しています。 また、配信状況がコンソール画面で確認できるので、仮にメールが届かないケースが発生しても状況を即把握できることが大きな利点であると思います。
引用:Customers Mail Cloud公式サイト導入事例/後払い決済サービス
arara messsaging solution(アララ株式会社)

概要
arara messsaging solution(アララメッセージングソリューション)のサービスの一つである、「repica sender」は高速かつ到達率の高いメール配信を実現するメールリレーサービスです。
既存メール配信システムのサーバーを、repicasenderに置き換えや、中継メール配信サーバーとしてメールをリレー配信するだけで、送信メールの到達率向上を実現します。
特長
配信先ドメインごとの配信最適化。携帯キャリア、プロバイダにおいて到達性の高いメール配信を実現する
・送信ドメイン認証技術であるDKIMに対応。メール送信元を偽装したなりすましメールを防止する
・repica editorと組み合わせて利用することで、メール作成・編集、効果測定などメールマーケティングツールとしての利用が可能
導入時の注意点
・repica senderはあくまでメールリレーサービスだけを利用したい場合に有効。他に効果測定機能やメール編集・管理機能も必要な場合は、repica editorの契約が必要となる
無料プラン有無
要問合せ
費用
- ASP版:要問合せ
- オンプレミス版:要問合せ
導入企業の声
最も重要だった「会員管理システムとの連携」については、製品が最初からAPI、エンジンで構成されているだけあって、非常にスムーズに進みました。アララの技術者の開発速度もとても速く、むしろ弊社側の都合で待機してもらう時間の方が長かったほどです。
引用:arara messaging solution公式サイト/導入事例
自社開発のメール配信システムで300万通のメール運用をおこなっていましたが、1回の配信完了まで最大10時間かかっており、予定時間よりも大幅に遅れて会員へ届いてしまうことが大きな課題でした。repica senderを導入後は、配信完了まで最大6時間となりさらにエラー件数も半減しました。
引用:arara messaging solution公式サイト/導入事例
AmazonSES(Amazon)

概要
AmazonSES(Amazon Simple Email Service)は、Amazonが提供する配信サービスです。オンラインショッピングやWEBサービスにおける、顧客との接点を図るための効率的なEメール配信を実現します。
例えば、顧客が商品を購入した際や、新商品の案内を行う際などに、顧客に確実にメールを届けます。さらに、メール開封率やURLクリック率などのモニタリングも可能。
マーケティング手法としての活用できるメールリレーサービスです。
特長
- 導入がかんたん。AWSアカウント、メールアドレス、ドメインがあればすぐにはじめることが可能
- 低コストの料金体系。使用した分だけの従量課金型なので、固定費用などは一切不要
- 他のAWSサービスとの連携が容易。EC2をはじめ、様々なサービスとシームレスに統合
導入時の注意点
スパム判定が厳しく、一斉メール配信が滞るという声があります
無料プラン有無
月間62,000通までの無料枠有り
費用
ユーザー利用状況 | 支払額 | 追加料金 |
---|---|---|
Amazon EC2 でホストされているアプリケーションからのEメール送信 | ・毎月送信する E メールのうち最初の62,000通までは無料・それ以降 1,000 通ごとに0.10USD | ・添付ファイル 1 GB につき 0.12USD・EC2 を使用する場合は追加の料金 |
E メールクライアントやその他のソフトウェアパッケージからの E メール送信 | ・送信する各 1,000 通の E メールにつき、0.10USD | ・添付ファイル 1 GB につき 0.12USD |
E メール受信 | 受信する最初の 1,000 通の E メールにつき0USD、それ以降1,000通ごとに 0.10USD | 受信する E メールチャンク 1,000 通につき、0.09USD |
SENDMAGIC(株式会社ニュークリアス)

概要
SENDMAGIC(センドマジック)は、18年の運用実績と1,000件以上の導入ライセンスを持つ信頼・実績のある一斉メール配信サービスです。
メール送信時にSENDMAGICからメール送信するように設定するだけで、1時間あたり200万通超の高速配信を実現。
さらに、各携帯キャリア、PC向けに最適な送信ロジックでメール配信を行うため、配信遅延やメール不達の解消に役立ちます。
特長
- 1時間あたり200万通以上の高速配信性能を実現。さらにメール1通単位でメール送信時間の管理が可能
- 100%自社開発のプログラム構成。メールシステム知識が豊富なので、用途・課題にあったメール配信が可能
- オンプレミス版・クラウド版から自社の用途・環境にあったシステム構築が可能
導入時の注意点
公式サイトでは基本料金が公開されていないため見積もりが必要です。
無料プラン有無
無料トライアルあり
費用
要見積もり
導入企業の声
SENDMAGICは、運用コストが低く、安定した稼働がアタリマエとなっており「SENDMAGIC正常に動いているね、いいね」と普段は意識することがありません。
一方、メールは連絡手段として欠かせない重要なもので、それをしっかり果たしてくれている。ということから良い意味で空気のような存在です。
引用:SENDMAGIC公式サイト/導入事例
不定期で月に数度、登録会員に向けて、多い時は一日数十万通のメール配信をしています。SENDMAGICからのメール送信は、時間当たりの配信通数が毎回安定していますので、送るメールの総数から配信完了時間が予測することができます。そのため、配信スケジュールが立てやすく助かっています。
引用:SENDMAGICの公式サイト/導入事例
メールリレーサービスを比較表で確認
ツール名(企業名) | 特徴 | 費用 |
---|---|---|
Curumeru (株式会社ラクス) | ・既存のメールサーバーをCurumeruサーバーへ変更するだけで、高い到達率の大量メール配信が可能 ・CurumeruとAPI連携することで、Curumeruにログインする ことなく、メール配信・配信結果の取得が可能 ・画像付きのHTMLメール配信、情報差し込み配信、予約配信、効果測定機能など、メールマーケティングに必要な機能が備わっている | 初期費用+月額費用 |
WEBCASメールリレーサービス (株式会社エイジア) | ・既存のメールシステムを変更することなく、大量一斉配信の配信性能 だけを強化するクラウド型サービス ・PC、モバイル(スマホ・フューチャーフォン)への高速配信に対応 | 要問合せ ※希望配信速度や配信規模により異なる |
ベアメール (株式会社リンク) | ・1時間あたり200万通の高速配信。ユーザー向けのメルマガ配信にも対応 が可能 ・配信後、30分以内に配信結果のログを確認することが可能。配信結果を 早期に確認することでメールの到達率の改善をすることができる ・専有型に比べて料金を抑えて導入ができるクラウド型であることや、自 社での運用管理が不要になるので管理・運用に掛かる人的コストの削減が 可能 | 5,000通/5,000円〜 ※配信量などによって異なる |
SendGrid (Twilio Inc.) | ・インストール不要、アカウントを取得するだけですぐに利用開始できる クラウド型メールリレーサービス ・月間12,000通まで無料で利用が可能。有料プランも月額1,900円〜なの で、小規模の事業者にも安心の価格設定 ・API連携により既存のメール配信システムを使いながら、SendGridの メールリレーサービスの利用が可能 | ・Free:0円/月額 ・Essentials(40K):1,900円/月額 ・Essentials(100K):3,800円/月額 ・Pro(100K):100,000円/月額 ・Pro(300K):25,000円/月額 |
Customers Mail Cloud (HENNGE株式会社) | ・DKIM(送信ドメイン認証)と、TLS(メール送信暗号化)に対応 ・充実の配信レポート機能。送信ログの検索、送信状況のグラフ表示など を管理コンソールから操作が可能 ・独自開発の配信エンジンにより、携帯キャリアやISPに高速かつ確実に メールを送信する | ・プラン10:9,167円/月額 ・プラン30:21,389円/月額 ・プラン70:42,777円/月額 ・Pro:要問合せ |
arara messsaging solution (アララ株式会社) | ・配信先ドメインごとの配信最適化。携帯キャリア、プロバイダにおいて 到達性の高いメール配信を実現する ・送信ドメイン認証技術であるDKIMに対応。メール送信元を偽装したな りすましメールを防止する ・repica editorと組み合わせて利用することで、メール作成・編集、効果 測定などメールマーケティングツールとしての利用が可能 | ・ASP版:要問合せ ・オンプレミス版:要問合せ |
AmazonSES(Amazon) | ・導入がかんたん。AWSアカウント、メールアドレス、ドメインがあればすぐにはじめることが可能 ・低コストの料金体系。使用した分だけの従量課金型なので、固定費用などは一切不要 ・他のAWSサービスとの連携が容易。EC2をはじめ、様々なサービスとシームレスに統合 | ・毎月送信する E メールのうち最初の62,000通までは無料 ・それ以降 1,000 通ごとに0.10USD ※Amazon EC2 でホストされているアプリケーションからのEメール送信の場合 |
SENDMAGIC (株式会社ニュークリアス) | ・1時間あたり200万通以上の高速配信性能を実現。さらにメール1通単位でメール送信時間の管理が可能 ・100%自社開発のプログラム構成。メールシステム知識が豊富なので、用途・課題にあったメール配信が可能 ・オンプレミス版・クラウド版を用意。自社の用途・環境にあったシステム構築が可能 | 要見積もり |
まとめ|メールリレーサービスを使えば、大量配信でも確実に配信可能
本記事では、メルマガ配信や確実に相手にメールを届けたい場合に役立つ、メールリレーサービスについて、導入時の注意点・特長を各サービスの比較を交えて紹介してきました。
メールリレーサービスを活用すれば、メルマガ配信や会員登録の際などに確実にメールを相手に届けることが可能です。
メール配信の遅延や送信エラーが起きにくくなるので、メール主体でのアプローチが可能となり、業務の生産性向上にも繋がります。
メールリレーサービスには、今回ご紹介した以外にも数多くのサービスがあります。どのサービスが自社に合うか悩む方も多いと思いますので、最後にメールリレーサービス導入を成功させるためのポイントをご紹介します。

もし、自社に見合ったメールリレーサービスの選び方がわからないといった場合や、導入後の戦略的な活用方法がわからないといった場合は、それぞれのメールリレーサービスの資料請求・お問い合わせを行って導入を検討してみてください。