結論:週報は「実績・課題・来週の予定」を簡潔に書けば十分です。日報の積み上げではなく、上司が判断に使える1週間の要点をまとめます。
| 項目 | 書く内容 | 例 |
|---|---|---|
| 報告期間・氏名 | 対象週と所属・氏名 | 2026年11月2日〜11月6日 営業部 佐藤 |
| 今週の実績 | 行った業務とその結果 | A社商談で見積提出、新規電話100件でアポ2件 |
| 数値実績 | 目標に対する実績の定量値 | 新規アポ 目標3件/実績2件 |
| 課題・問題点 | うまくいかなかったことと原因 | B社商談が決裁者不在で延期 |
| 来週の予定 | 優先度の高い予定 | B社再商談(11/12)、C社初回訪問 |
| 相談・連絡事項 | 上司への確認や部署間連絡 | A社への値引き上限を確認したい |
| 上司コメント欄 | 上司のフィードバック記入欄 | (上司が記入) |
週報テンプレート(Excel・空欄)/記入例つき週報テンプレート(Excel)
以下では営業職の週報を例に、記入例と書き方のコツを説明します。
週報の記入例
営業職の1週間を想定した記入例です。Excelテンプレート(記入例入り)と同じ内容です。
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 報告期間 | 2026年11月2日〜11月6日 |
| 所属・氏名 | 営業部 佐藤 |
| 今週の実績 | 11/3 A社フォロー商談→見積提出、11/4 新規リスト100件へ電話→アポ2件、11/5 B社商談→決裁者不在で延期 |
| 数値実績 | 新規アポ 目標3件/実績2件、商談 目標3件/実績2件、受注 目標1件/実績1件(20万円) |
| 課題・問題点 | B社商談が決裁者不在で延期。商談前日に出席者を確認する運用へ変更 |
| 来週の予定 | 11/12 B社再商談、11/13 C社初回訪問、A社見積の答合わせ |
| 相談・連絡事項 | A社への値引き上限の確認を依頼したい |
| 上司コメント | (上司記入欄) |
この形でまとめておくと、上司側も週報を読んだ時点で対応を返せます。
週報とは
週報は、1週間の業務実績と翌週の計画を上司へ報告する文書です。進捗の共有と、早めの相談を可能にするために使います。
日報が当日の記録なのに対し、週報は週単位の振り返りです。日々の内容をそのまま並べるのではなく、数値のまとめと判断材料を中心に書くのが基本です。
週報の提出自体が目的化すると、誰も読まない資料が量産されます。報告の形式をテンプレートで統一すれば、書く側と読む側の負担を両方減らせます。
項目を固定したテンプレートをチームで共有すれば、誰が書いても同じ品質の週報になるのが利点です。週次会議で読み合わせる運用にすると、記入の精度も上がります。
週報の書き方のコツ5つ
書き方のコツは次の5つです。
- 実績は行動と結果を分ける:「A社を訪問した」だけでは動きしか伝わりません。「見積提出まで進んだ」など結果を添えます。
- 数値は目標と対比させる:実績単体では評価できません。「目標3件に対し実績2件」の形で書きます。
- 課題は原因と対策を添える:「うまくいかなかった」だけでは報告になりません。原因の仮説と次の対策を1文ずつ添えます。
- 来週の予定は優先順位をつける:全予定の羅列は読みにくいものです。最重要の2〜3件を先に書きます。
- 相談事項は結論を求める形に:「困っています」ではなく「値引き上限を確認したい」のように、返答すべき点を明示します。「良い/悪い」の感想だけでは返信のしようがありません。
週報でよくある失敗3つ
次の3つは週報で起きがちな失敗です。
- 日報のコピペで埋める:1週間分の行動羅列では要点が読めません。週のまとめとして書き直します。
- 課題欄を空欄にする:問題なしと見なされて支援が来ません。小さな遅れや懸念でも書きます。
- 数値の単位が毎週変わる:先週と比較できない状態です。使う指標と単位を固定します。
週報に関するFAQ
週報でよく聞かれる質問をまとめました。
週報と日報の違いは何ですか
日報は当日の記録、週報は1週間のまとめと判断材料です。週報には週全体の数値と翌週の計画が要ります。
上司が読まない週報にも意味はありますか
共有の場として機能しているなら意義はあります。読まれない運用が続くなら、提出自体の目的と形式を見直す段階です。
週報に改善提案を書いてもいいですか
書いてかまいません。実績とは別欄に分け、提案は根拠つきで簡潔に書きます。採否は上司判断のため、結論ではなく根拠を先に示すのが無難です。
日報・週報を効率化するツール
テンプレート化された日報ツールや、報告をチャットで共有できるビジネスチャットを使うと、提出と確認の手間を減らせます。メモツールにひな形を登録しておくと、毎週の作成時間も短縮できます。比較記事とサービス一覧は次のリンクを参照してください。
まとめ
週報は「実績・課題・予定・相談」が整理されていれば十分です。Excelテンプレートを埋めて、週次の振り返りを定着させてください。
毎週同じ形で書き続けると、数値の推移も追いやすくなります。来週の予定は月曜の朝に見直すと、週の立ち上がりが早くなります。
















