グループウェアは主に企業内で利用されるITツールで、社内での情報共有や従業員同士のコミュニケーション活性化のために使われます。
グループウェアを活用することで、直接対面で会話をしなくとも、情報共有や、業務の進捗管理、ファイル・データの共有などを行うことができます。
しかしながら、グループウェアには複数の機能が実装されており、さらに各社によって機能や特長に違いがあるため、どのツールが自社に合うかわからないといったお悩みもあるかと思います。
本記事では、仕事をかしこく・たのしくするビジネスメディアを運営する「Smarf」が、それぞれのグループウェアの特徴、機能、料金などを比較しながら紹介していきます。
社内コミュニケーションの活性化、およびグループウェア導入をご検討中の企業の経営者様や管理部門のご責任者様は必見です。
グループウェアの特徴と機能
ここでは、グループウェアの特長と基本的な機能について解説をしていきます。
グループウェアを活用することで、社外にいたり、リモートワークで仕事をしていても、お互いの状況をリアルタイムに把握することが可能です。
グループウェアの特徴
グループウェアとは、主に企業内での利用を目的とした、社内での情報共有や、従業員同士のコミュニケーション活性化のために使われるITツールです。
導入企業の従業員しかシステムへのアクセスができないため、情報漏洩のリスクも軽減されます。また、退職時の情報の持ち出しも防ぐことができます。
グループウェアの基本機能(利用者側)
機能 | 内容 |
---|---|
メール・チャット機能 | 主に社内向けとして利用ができる。メールソフトの立ち上げが 面倒な場合など、素早いコミュニケーションが可能 |
社内SNS | プロジェクトごと、チームごとなどコミュニティを分けること が可能 |
掲示板 | 全社向けのお知らせや、伝達事項の共有など、ポータルサイト の役割としての利用が可能 |
WEBミーティング | テキストメッセージのやり取りでは不十分な場合など、 ディスカッションや雑談を含めたコミュニケーションが図れる |
ファイル共有 | 業務に用いるファイルを共有できる。過去の共有物の検索も 容易 |
内番帳(アドレス帳) | 従業員の所属部署、連絡先などが登録されているので、容易に 連絡を取ることができる |
プロジェクト管理 | タスク管理や進捗状況を可視化することで、リアルタイムでの 進捗確認や、業務の重複・抜け漏れを防ぐ |
ワークフロー | 従来紙での申請を行っていた、決済関連書類を電子決済にする ことで、業務のスピードアップが可能 |
タイムカード | 勤怠管理、シフト管理をすることで、従業員の勤務状況を可視 化できる。超過勤務の場合は労務アラートを送ることも可能 |
経費精算 | 交通費や交際費などの経費精算ができる。レシートや領収書を 写真データで添付することも可能 |
スケジュール管理 | 自身の予定を共有・管理できる。また、他のユーザーの予定を 確認し、会議の参加依頼などができる |
会議室、車両予約 | 会議室や社用車などの予約状況を確認できる。空いている日時 に予約ができる |
業務日報 | 日々の業務日報を送ることができる。テキストメッセージだけ でなく、写真やデータも添付できる。過去の日報を検索する ことも可能 |
グループウェアの基本機能(管理者側)
管理者側は従業員の登録や、異動時の変更、退職時の削除ができます。
また、ログを管理することで、アクセス状況、アクセス権限の設定など、システム全体の管理をすることも可能です。
グループウェア導入時の注意点(よくある失敗・トラブル事例)
グループウェアを使い込むことで、組織のコミュニケーション活性化や、業務効率改善が期待できますが、その反面導入しても上手くいかずに失敗に終わってしまったという声もあります。
グループウェアは各社ごとに特長・機能が異なります。グループウェアを導入する上で、最も大切なことは自分たちが「何のために導入をするのか」を明確にすることです。
ここでは、導入後に失敗・上手くいかなかったという事例を紹介しますので、参考にしてみてください。
グループウェアの使い勝手が悪い(使いこなせない)
一部の担当者だけで導入を決めた場合に起きやすい事象です。どれだけ簡単に操作が出来るシステムだとしても、新たに作業が増えることは従業員にとって負担になり、ストレスを抱えるきっかけにもなります。
また、適応するスピードも人によってばらつきがあります。ある人にとっては簡単でも、他の人にとっては難しいと感じることはよくある話です。
従業員規模・最低限使いたい機能・将来活用が見込める機能・導入に取れる予算・操作性などを事前に十分に検討した上で、選ぶようにしましょう。
特に操作性の部分は、利用対象者全員にとって使いやすいか?を念頭に置くことが大切です。
導入する際は、事前に試験的にトライアルを実施するなどして、現場の声を集めるようにしましょう。
※無料でトライアルができるグループウェアをいくつかご紹介します
→サイボウズOfficeの公式サイトはこちら
→Zoho Connectの公式サイトはこちら
→NotePMの公式サイトはこちら
一部の機能しか使っていない(従来のやり方から抜けきらない)
グループウエアには機能が複数あります。その際に、実際の業務でどの機能までを活用するかを明確にメッセージすることが大切です。
例えば「社内コミュニケーションは、電子メールの利用はせず、グループウェアのみとする」など、明確に指示をしなければ、今までの慣れたやり方から抜けきらない人も出てきます。
新しいことをやる時は、代わりに何かを捨てることも大切です。あれもこれもになると現場は混乱しますので、導入時は意思を持って、トップダウンで明確に指示をするようにしましょう。
業績に繋がっていない(費用対コストを意識していない)
グループウェア導入や社内コミュニケーション活性化はあくまでも手段です。目的は、各部門の生産性向上・業務改善・業績拡大に繋げることです。
例えば、営業部門であれば、営業手法や受注トピックをタイムリーに発信することで、他の営業パーソンがそれを真似て売上げアップに繋げる。
生産部門であれば、進捗状況の可視化やコミュニケーションのスピードアップにより、全体としての生産性が高まり、短期間で多くの納品ができるようになる。などです。
その目的を実現するためにも、具体的な目標数値を設定した上で、その実現のためにグループウェアの機能をどのように活用するかを設計しましょう。
<例1>
月間の平均残業時間を5時間短縮をするために、グループウェアのチャット機能を活用し、メール作成時間を50%減らす。
<例2>
チームの営業業績20%UPを実現するために、グループウェアのWEBミーティング機能を使い、1日2回15分ずつチーム内で商談トピックスや汎用性のあるポイントを共有し合う。
グループウェア比較10選
ここからは、厳選した10のグループウェアを比較していきます。
気になったシステムがあれば、直接ベンダーに問い合わせるか、資料請求を行いましょう。
Google Workspace(旧G Suite/Google)

<概要>
Google Workspace(旧G Suite)は、Googleが提供するクラウド型グループウェアです。
Gmail、カレンダー、ドライブ、ドキュメント、ビデオ会議など、組織での業務に必要な機能がワンパッケージにしたサービスで、いつでもどの端末からでもリアルタイムで利用することができ、個人やチームの生産性を高めます。
<特長>
・ドキュメント、スプレッドシートなどのリアルタイムでの共同作業や、Google Meetを利用したビデオ会議など、ビジネスに必要な機能が全て備わっている
・世界トップクラスの高セキュリティ体制。Googleの専門チームが、万が一のデータ消失リスクを最小限に抑える
・インターネット環境があれば、デバイスの種類を問わずいつでもどこでもアクセス可能
<導入時の注意点>
・操作性、使い勝手の良さがある反面、ファイルの閲覧権限設定などを忘れがちになるため細心の注意が必要
・サポート体制が弱い。よく使う機能の範囲であれば問題はないが、新たに機能を加えるなどした場合は、時間・手間が掛かる可能性がある
<無料お試しの有無>
14日間の無料試用可
<費用>
・Business Starter
680円/月額/ユーザー
・Business Standard
1,360円/月額/ユーザー
・Business Plus
3,000円/ 月額/ユーザー
<導入企業の声>
・メールBOXだけでなくストレージも容量無制限となり、PCの動作速度が大幅に向上。さらに検索スピードも向上しました。(不動産・住宅メーカー)
・各種使用を電子データとしてGoogleドライブに格納して、事前配布の業務負荷削減に成功しました。また、過去のデータも手軽に参照可能となりました。(流通)
Microsoft Teams(マイクロソフト)

<概要>
Microsoft Teamsは、マイクロソフト社が提供するビジネスシーンに特化したグループウェアです。
チャット、音声通話、ビデオ会議、ファイル共有をはじめとして、業務に必要なすべての作業が1つのアプリにまとめられています。国内で最も利用率が高い、Microsoft製品(Word,Excel,PowerPointなど)との連携もスムーズです。
<特長>
・Officeアプリ(Word,Excel,PowerPointなど)のリアルタイム・共同作業が可能になる
・Windows,macOS,Linux,iOS,Androidに対応
・チャット、テレビ会議、ビデオ通話など離れた場所での共同作業の利用に適している
<導入時の注意点>
・無料版はいくつかの追加機能(アプリ)が利用できない
※チャット、オンライン会議、ビデオ通話、12GBまでのファイルストレージ、Officeアプリの共同作業は無料で利用可
・WEB会議機能の接続がやや不安定
<無料お試しの有無>
・Microsoft Teams 無料版
<費用>
・Microsoft 365 Buisiness Basic
540円/月額/ユーザー
・Microsoft 365 Buisiness Standard
1,360円/月額/ユーザー
・Office 365 E3
2,170円/月額/ユーザー
※全て年間契約時の金額
<導入企業の声>
・会議の調整や、資料の共有などで活躍しています。複数の相手とのやり取りに便利です。
・Microsoft製品ということもあり、導入するハードルが比較的低いので、全社展開もしやすいです。特に、追加費用が発生せず導入できるのがメリットです※Microsoft 365 Buisiness契約
サイボウズOffice(サイボウズ株式会社)

<概要>
サイボウズOfficeは、サイボウズ社が開発をした「誰でもかんたんに使える」にこだわったグループウェアです。
日本のビジネスにおける使い勝手を追求した機能が満載で、社内の情報共有やコミュニケーションを円滑にする機能をワンパッケージで提供しています。
<特長>
・社内メール、ワークフロー(各種申請)、報告書、掲示板、タイムカードなど、ビジネスシーンで利用頻度が高い、便利な機能がワンパッケージになっている
・一目でわかる画面表示で、直感的な簡単操作が可能
・kintoneやGaroonなどサイボウズ製品はもちろん、外部サービスとの連携も可能
<導入時の注意点>
・主にコミュニケーション活性が目的であるため、ワークフローシステムなどの業務効率化は今後余地がある。(例 会計ソフトとの連携ができないなど)
・多機能である反面、どこからどのように着手し操作すればよいか慣れるまで時間が掛かる。そのため、現場への操作説明や浸透にも一層の労力を必要とする可能性がある。
<無料お試しの有無>
30日間無料お試し有(プレミアムコース利用可)
<費用>
■クラウド版
・スタンダードコース
500円/月額/ユーザー
・プレミアムコース
800円/月額/ユーザー
■パッケージ版
・スタンダードコース 63,800円〜
・プレミアムコース 82,800円〜
※10ユーザー版の場合。登録人数により異なる。
<導入企業の声>
・紙と内線のコミュニケーションを脱したことで、最大30分かかっていた電話処理が5分程度に短縮されました(ブライダル)
・メッセージに集まった販売現場の声が新商品の販促活動の活性化に寄与しました(卸小売業)
NotePM(株式会社プロジェクト・モード)

<概要>
NotePM(ノートピーエム)は、社内マニュアル・業務ノウハウ・設計書・議事録など、組織内の様々なナレッジ情報を一元管理し、組織パフォーマンスを向上させる社内wiki(情報共有ツール)です。
業界・規模を問わず、誰でもかんたんに使えるシステム設計となっており、特に少人数のチーム・組織のナレッジ管理に最適です。
<特長>
・ナレッジ(情報)を蓄積しやすい。WEB上で簡単にドキュメントが書ける
・欲しい情報がすぐに見つかる。Word・PDFなどあらゆるファイルの中身も全文検索が可能
・柔軟なアクセス制限機能。管理者以上、プロジェクトメンバー限定など、組織構成や役割に応じた権限設定が可能。ゲスト権限で、社外メンバーへの共有も可能
<導入時の注意点>
二段階認証の設定が必要であり、セキュリティ対策としては安全が担保できるものの、業種・利用用途によっては煩わしさを感じられる可能性がある(ブルーカラー職種など)
<無料お試しの有無>
30日間無料お試し有(全機能利用可)
<費用>
・STARTER
1,000円/月額(3ユーザー)
・BASIC
3,600円/月額(8ユーザー)
・STANDARD
5,700円/月額(15ユーザー)
・PLUS
9,500円/月額(25ユーザー)
・PRO
17,500円/月額(50ユーザー)
・PREMIUM
30,000円/月額(100ユーザー)
以降人数により異なる
<導入企業の声>
・社内向けサポートマニュアル、お問合わせに関するナレッジ、通話録音の振り返りなどをNotePMに登録しています。新入社員の早期育成にも役立っています。(コールセンター)
・今までは会社からの連絡事項をメールで一斉送信しても、現場社員から「メールを見てない」という声がありましたが、NotePMを導入してからは「連絡事項の見逃し」はかなり改善されました。(電気工事)
kintone(サイボウズ株式会社)

<概要>
サイボウズが提供している「kintone」は、ノンプログラミングで業務に必要なアプリを簡単に開発できるシステムです。
開発したアプリと組み合わせて、グループウェアとして利用することが可能です。
同社が提供する「サイボウズOffice」はグループウェアとしての機能が標準搭載されていますが、kintoneは自社仕様にカスタマイズしていくのが特長です。
<特長>
・簡単な操作だけでオリジナルのグループウェア開発ができる
・仕事の見える化、データの集約・共有でチームの意識が一つになる
・専用のスマホアプリを利用すれば、社外にいてもリアルタイムに対応が可能
<導入時の注意点>
・多機能ではあるが、マニュアルが無いと操作が分かりづらい
・アプリ制作者によって、UI(見栄え)にばらつきが出てしまい、使い勝手が悪いシステムになる可能性がある
<無料お試しの有無>
30日間無料お試し有(全機能利用可)
<費用>
・ライトコース
780円/月額/ユーザー
・スタンダードコース
1,500円/月額/ユーザー
<導入企業の声>
・病床稼働率を見える化し、数字を意識することで現場の動きが変わるなど、経営にも好影響が出てきました。患者様をフォローすることで評価に繋げていくという、職員の意識改革に大きく貢献しています。(病院)
・システムが直感的にどんどん作れて、なんだか楽しいおもちゃみたいだなって(笑) 他に検討していたシステムと比べて、見た目や操作性がシンプルでした。(スポーツ施設運営)
Zoho Connect(Zoho)

<概要>
Zoho Connect(ゾーホーコネクト)は、職場のコミュニケーションを円滑にし、チームが必要とするリソースを管理し、チームの共同作業を簡単にするグループウェアです。
連携機能を使用して、さまざまなアプリと連携を維持することが可能です。
<特長>
・作業ファイルを1ヶ所に集約。見つけやすい場所にファイルを保管することで、すべてのメンバーが必要に応じてアクセスが可能。
・チャンネル(グループチャット)を活用して、チームのやり取りを高速化。迅速な意思決定が可能。
・チームのタスクを「ボード」上で見える化。プロジェクト内のタスクを一元管理することで、全体の進捗管理が容易に。
<導入時の注意点>
・サポートの対応が遅いことがある。マニュアルも少ないため解決するのに、時間を要する場合がある。
<無料お試しの有無>
各プラン無料お試し有(15日間※最大30日間)
<費用>
■内部ネットワーク
・3000円/月額/ユーザー(最大25ユーザー)
・120円/月額/ユーザー(26〜100ユーザー)
■外部ネットワーク
12,000円/月額(ユーザー無制限)
<導入企業の声>
・複数の拠点間でうまく情報共有や教育をしながら、作業を効率的に進めていくことに困難さを感じていましたが、Zohoで実現することができました。(障がい者就労支援)
・グループウェア導入にあたり、複数の導入条件をたった一つクリアしていたのがZohoConnectでした。1人あたりの利用料の安さも魅力でした。(町おこし協力隊)
J-MOTTO(リスモン・ビジネス・ポータル株式会社)

<概要>
圧倒的低価格の月額1人150円〜でグループウエア(desknet’s NEO)の利用が可能です。
J-MOTTOではグループウェアをはじめとする組織運営に必要なツールを、リーズナブルな価格で提供し、様々なビジネスをサポートしています。
<特長>
・月額1人150円〜+最大3ヶ月の無料お試し可能。圧倒的なコストパフォーマンスで組織運営をサポート
・グループウェアの他、WEB給与明細やWEB勤怠、オンラインストレージなど多様なラインナップを揃え、拡張的に利用が可能
・安心のサポート体制。通話無料の電話・メール・チャット・セミナーで専門スタッフが導入前・導入後もサポート
<導入時の注意点>
安価で導入のハードルが低い反面、他システムとの連携など、機能的に出来ないことが多い
<無料お試しの有無>
無料お試し有(最大3ヶ月間)
<費用>
・スタンダードプラン
基本料金30,000円/年額(20ユーザーまで)
・ライトプラン
基本料金20,000円/年額(10ユーザーまで)
<導入企業の声>
・資料を文書管理に保存することで、いつでも確認出来ることができ、連絡などが徹底できるようになりました。(住宅リフォーム)
・複数人で情報を共有するには「インフォメーション」を活用しています。メンバーを限定して情報を掲載する機能があり大変便利です。(酒類販売)
aipo(TOWN株式会社)

<概要>
情報共有でチームをひとつにするグループウェアのaipoは、最小限の機能から利用ニーズに合わせて、機能を選択することが可能です。
ITに慣れていない職場でも、直感的な操作でチームへの浸透を促進します。
<特長>
・シンプルなインターフェースで直感的な操作が可能。ITに慣れていない現場への浸透・定着を促進
・セットアップ手順から機能の活用方法まで、迅速丁寧なチャットサポート
・一つの画面でチームメンバーの予定を可視化。会議室や設備の予約、繰り返し設定などスケジュール管理をサポート
<導入時の注意点>
色々な機能をaipo内で追加できるが、その反面外部サービスとの連携が弱い。自社で使い慣れた別のツールが有る場合(カレンダーなど)併用する必要がある
<無料お試しの有無>
30日間無料お試し有
<費用>
ひとつの機能から利用できる柔軟な料金プラン
・カレンダー
200円/月額/ユーザー
・チャット/ポータル/タイムカード/ワークフロー/タイムライン/ToDo/フォルダ/Wiki/掲示板/報告書
各100円/月額/ユーザー
<導入企業の声>
・スケジュールがデジタル化され残るようになったので、「言った言わない」みたいなトラブルが無くなりました。(テレビ局)
・リアルタイムに更新できるので常に最新の情報を交換できるので、情報の行き違いが減りました。(修道院)
NI Collabo 360(株式会社NIコンサルティング)

<概要>
NI Collabo 360は、社内・社外を問わず、あらゆるデバイスからいつでも、どこでもアクセスができるグループウェアです。
文書管理、テレワーク支援など全30もの豊富な機能で、業務の可視化と、効率化を実現します。
<特長>
・自由自在にポータルを作成。社内に散在する情報を整理し、新着情報や企業内の情報を一画面に集約することが可能
・テレワーク支援機能の実装。勤務予定と勤務実績を「見える化」し、テレワーク対象者のマネジメントを楽にする
・社内ソーシャル「UO!」機能で、社内コミュニケーションを活発に。SFAの顧客情報を紐付けることで、顧客対応力の強化も可能
<導入時の注意点>
・多機能な反面、細かい部分の仕様で出来ない事が多く、結果無駄な時間が増えることがある
<無料お試しの有無>
30日間無料トライアル有
<費用>
・初期費用0円
・クラウド価格の最新版はこちら(2020年8月25日版)
・ライセンス価格の最新版はこちら(2020年6月26日版)
<導入企業の声>
・重要な書き込みを関係者に確実に読んでもらうために、通知機能を活用しています。誰がいつ閲覧したかも記録に残りますので、ナレッジの共有状況も確認できます。
・誰がどこに保存しているのか分からなかった資料もWeb上で検索をかけるだけですぐに見つけられるようになりました。スマートフォンでも利用できるので、外出の多い営業マンでも便利に使うことができます。
desknet’s NEO(株式会社ネオジャパン)

<概要>
desknet’s NEO(デスクネッツネオ)は、仕事の効率を上げて生産性を高めることができるクラウド型グループウェアです。
27の基本アプリがあらゆる規模・業種・業態に対応。オリジナルの業務アプリもノンプログラミングで手軽に作成が可能です。
<特長>
・文書管理、社内ポータル、スケジュール、ワークフローなど、業務の必要な基本機能を網羅。導入後すぐに使うことが可能
・AppSuiteでオリジナルアプリを開発。従来のアナログ業務をシステム化し、リモートワークの対応も可能に
・20年間、累計430万人のユーザーからのフィードバックで、本当に使いやすいグループウェアの操作画面を研究し開発
<導入時の注意点>
・スマホ画面が使いづらいという声が多い
・UIが一昔のデザインで洗練されていない
<無料お試しの有無>
30日間無料お試し有
<費用>
小規模から数万ユーザーまで対応
■クラウド版
400円/月額/ユーザー
■小規模パッケージ版
39,800円(5ユーザー)
■大規模パッケージ版
410,000円(100ユーザー)
※利用ユーザー数により異なる
<導入企業の声>
・紙で運用していた各種申請や稟議書が電子化できたので、ペーパーレス化が進みました。途中の誰かで稟議が止まっているといったことがなくなり、決済スピードが早くなりました。(ITインフラ開発・保守)
・以前は、給与明細の印刷・折込・部門別の仕訳にコストと時間をかけていましたが、作業時間が約100分の1、年間約1,500時間の負荷削減効果につながりました。(水道関連)
グループウェアを比較表で確認
ツール名(社名) | 特長 | 費用 |
---|---|---|
Google Workspace (Google) | ・ドキュメント、スプレッドシートなどのリアルタイムでの共同作業や、 Google Meetを利用したビデオ会議など、ビジネスに必要な機能が全て 備わっている ・世界トップクラスの高セキュリティ体制。Googleの専門チームが、 万が一のデータ消失リスクを最小限に抑える ・インターネット環境があれば、デバイスの種類を問わずいつでもどこ でもアクセス可能 | ・Business Starter 680円/月額/ユーザー ・Business Standard 1,360円/月額/ユーザー ・Business Plus 3,000円/月額/ユーザー |
Microsoft Teams (マイクロソフト) | ・Officeアプリ(Word,Excel,PowerPointなど)のリアルタイムの共同作業が 可能になる ・Windowsだけでなく、macOS,Linux,iOS,Androidにも対応 ・チャット、テレビ会議、ビデオ通話など離れた場所での共同作業の 利用に適している | ・Microsoft Teams(無料) ・Microsoft 365 Buisiness Basic 540円/月額/ユーザー ・Microsoft 365 Buisiness Standard 1,360円/月額/ユーザー ・Office 365 E3 2,170円/月額/ユーザー ※全て年間契約時の金額 |
サイボウズOffice (サイボウズ株式会社) | ・社内メール、ワークフロー(各種申請)、報告書、掲示板、タイム カードなど、ビジネスシーンで利用頻度が高い機能がワンパッケージに なっている ・一目でわかる画面表示で、直感的な簡単操作が可能 ・kintoneやGaroonなどサイボウズ製品はもちろん、外部サービスとの 連携も可能 | ・30日間無料お試し有(プレミアムコース利用可) <クラウド版> ・スタンダードコース 500円/月額 ・ユーザープレミアムコース 800円/月額/ユーザー <パッケージ版> ・スタンダードコース 63,800円〜 ・プレミアムコース 82,800円〜 ※10ユーザー版の場合。登録人数により異なる。 |
NotePM (株式会社プロジェクト・モード) | ・ナレッジ(情報)を蓄積しやすい。WEB上で簡単にドキュメントが書ける ・欲しい情報がすぐに見つかる。Word・PDFなどあらゆるファイルの 中身も全文検索が可能 ・柔軟なアクセス制限機能。管理者以上、プロジェクトメンバー限定 など、組織構成や役割に応じた権限設定が可能。ゲスト権限で、社外 メンバーへの共有も可能 | ・30日間無料お試し有(全機能利用可) ・STARTER 1,000円/月額/3ユーザー ・BASIC 3,600円/月額/8ユーザー ・STANDARD 5,700円/月額/15ユーザー ・PLUS 9,500円/月額/25ユーザー ・PRO 17,500円/月額/50ユーザー ・PREMIUM 30,000円/月額/100ユーザー ※以降人数により異なる |
kintone (サイボウズ株式会社) | ・簡単な操作だけでオリジナルのグループウェア開発ができる ・仕事の見える化、データの集約・共有でチームの意識が一つになる ・専用スマホアプリを利用すれば、社外でもリアルタイムに対応可能 | ・30日間無料お試し有(全機能利用可) ・ライトコース 780円/月額/ユーザー ・スタンダードコース 1,500円/月額/ユーザー |
Zoho Connect (Zoho) | ・作業ファイルを1ヶ所に集約。見つけやすい場所にファイルを保管する ことで、すべてのメンバーが必要に応じてアクセスが可能 ・チャンネル(グループチャット)を活用して、チームのやり取りを 高速化。迅速な意思決定が可能 ・チームのタスクを「ボード」上で見える化。プロジェクト内のタスク を一元管理することで、全体の進捗管理が容易に。 | ・各プラン無料お試し有 <内部ネットワーク> ・3000円/月額/ユーザー(最大25ユーザー) ・120円/月額/ユーザー(26~100ユーザー) <外部ネットワーク> 12,000円/月額(ユーザー無制限) |
J-MOTTO (リスモン・ビジネス・ポータル株式会社) | ・月額1人150円〜+最大3ヶ月の無料お試し可能。圧倒的なコスト パフォーマンスで組織運営をサポート ・グループウェアの他、WEB給与明細やWEB勤怠、オンラインストレージ など多様なラインナップを揃え、拡張的に利用が可能 ・安心のサポート体制。通話無料の電話・メール・チャット・セミナーで 専門スタッフが導入前・導入後もサポート | ・無料お試し有(最大3ヶ月間) ・スタンダードプラン 30,000円/年額(20ユーザーまで) ・ライトプラン 20,000円/年額(10ユーザーまで) |
aipo (TOWN株式会社) | ・シンプルなインターフェースで直感的な操作が可能。ITに慣れていない 現場への浸透・定着を促進 ・セットアップ手順から機能の活用方法まで、迅速なチャットサポート ・一つの画面でチームメンバーの予定を可視化。会議室や設備の予約、 繰り返し設定などスケジュール管理をサポート | ひとつの機能から利用できる柔軟な料金プラン ・30日間無料お試し有 ・カレンダー 200円/月額/ユーザー ・チャット/ポータル/タイムカード/ワークフロー/ タイムライン/ToDo/フォルダ/Wiki/掲示板/報告書 各100円/月額/ユーザー |
NI Collabo 360 (株式会社NIコンサルティング) | ・自由自在にポータルを作成。社内に散在する情報を整理し、新着情報や 企業内の情報を一画面に集約することが可能 ・テレワーク支援機能の実装。勤務予定と勤務実績を「見える化」し、 テレワーク対象者のマネジメントを楽にする ・社内ソーシャル「UO!」機能で、社内コミュニケーションを活発に。 SFAの顧客情報を紐付けることで、顧客対応力の強化も可能 | ・30日間無料トライアル有・初期費用0円 ・クラウド価格の最新版はこちら(2020年8月25日版) ・ライセンス価格の最新版はこちら(2020年6月26日版) |
desknet’s NEO (株式会社ネオジャパン) | ・文書管理、社内ポータル、スケジュール、ワークフローなど、業務の 必要な基本機能を網羅。導入後すぐに使うことが可能 ・AppSuiteでオリジナルアプリを開発。従来のアナログ業務を システム化し、リモートワークの対応も可能に ・20年間、累計430万人のユーザーからのフィードバックで、本当に 使いやすいグループウェアの操作画面を研究し開発 | 小規模から数万ユーザーまで対応 ・無料お試し有 ・クラウド版 400円/月額/ユーザー ・小規模パッケージ版 39,800円/5ユーザー ・大規模パッケージ版 410,000円/100ユーザー ※利用ユーザー数により異なる |
まとめ|グループウェアを使えば、情報共有や生産性の向上に繋げることが可能!
この記事では、社内の情報共有・コミュニケーション活性化に役立つ「グループウェア」の機能や特長を、実際に利用された企業の声も含めて紹介してきました。
グループウェアを使えば、今までばらばらになっていたデータや情報を集約することや、テレワークなどで場所が離れていても、リアルタイムに業務の進捗を確認することが可能です。
また、タブレットやスマートフォンを利用することで、いつでもどこでも情報にアクセスすることが可能です。リアルタイムに情報共有をすることで、チームの仕事のスピードアップや、生産性向上に繋げることができます。
もし、自社に見合ったグループウェアの選び方がわからないといった場合や、導入後の戦略的な活用方法がわからないといった場合は、それぞれのグループウェアの資料請求・お問い合わせを行って導入を検討してみてください。