ウィズ・コロナ時代に求められるメンタルケア-12の実例と対策

「メンタル」とは、フィジカルが意味する「肉体」に対する「精神」という意味や、心のもち方、精神にかかわるさまといった意味で使われる言葉です。
心の健康を「メンタルヘルス」、それを管理することは「メンタルヘルスマネジメント」と呼ばれます。

近年、企業や学校におけるメンタルヘルスが重視されるようになり、メンタルヘルスチェックが義務付けられて、心理職と呼ばれる専門家を常駐させるところも増えました。
ところが2020年になり、新型コロナウィルスの感染が世界で蔓延すると、様々な生活様式がガラッと変わってしまい、今までは考えられなかったような新型ストレスが問題視されるようになっています。

「ああなったらこうなる」とイメージする今までのメンタルモデルが通用しなくなり、メンタルケアやメンタルトレーニングの在り方も、新時代へと突入することになったのです。

ここでは、ウィズ・コロナ時代に求められるメンタルケアとはどのようなものか、12の実例をあげて解説します。

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心と体のセルフケアで改善される7つの症状-薬を使わない治療法

この数年でメンタルヘルスがより重視されるようになって、「セルフケア」という言葉をよく耳にするようになりましたよね?

セルフケアとは、自分自身を管理して手当てする行為。
そもそも人間には、自然治癒力が備わっており、軽度の身体的不調やケガは自分自身で治すことができるのです。

自然治癒力は、古代ギリシャで医学の父と呼ばれるヒポクラテスの時代から認められているセルフケア。
現代の医学においても、患者の自然治癒力を妨害せずに自立支援する「セルフケア理論」は看護の基本とされています。

心と身体の健康を切り離して考えられないことが明確になった現在、セルフケア能力の高い人とは、身体的不調ばかりでなく、メンタルの不調も自己管理できることを意味するようになったのです。

そのメンタルに大きな悪影響を与える「ストレス」が、重大な身体的不調を引き起こす原因であることは、今や誰もが知る事実ですよね。
ここでは、ストレスが原因でメンタルに現れる7つの症状に対して、効果的なセルフケアの方法を解説します。

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心理カウンセラーの実態がわかる6つのQ&A‐心をケアする仕事

企業や学校でメンタルヘルスへの対処が重視されるようになり、メンタルヘルス関連の職種に就きたいと考える人も増えてきました。
その中でも、もっとも注目されているのが「心理カウンセラー」です。

ここでは、心理カウンセラーになりたい、心理学とはどのようなものか知りたいという人のために、6つのQ&Aという形で心理カウンセラーの実態を解説します。

心理カウンセラーとは、簡単にいうと「心のケアをする仕事」。

まずは、職業としての心理カウンセラーに求められる要素や役割を解説。
次に、心理カウンセラーのラインセンスの種類と概要。
そして、「心理職」と呼ばれる、心理カウンセラーの職場の実態。

後半は、心理学の学び方、心理学のいろいろな分野、心理カウンセラーが行う心理療法の概要を解説します。

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健康な自尊心を育む8つの思考-等身大の自分を受け入れる習慣

「あの人は自尊心が高いからね」
という表現は、あまりいいイメージで使われませんよね。

自尊心とは簡単にいうと「自分を大切にする気持ち」。
英語では“self-esteem”、類語としては「プライド」や「自己肯定感」という言葉があります。

「あの人は自尊心が高いからね」という表現は、「あの人はプライドが高いからね」という意味で使われることが多く、それは「価値観が特別で付き合いづらい」「自己愛が強いナルシストだ」といったマイナスイメージを表すケースが多いのです。

自尊心が高い人は、自分の価値観を大切にして前向きに生きるという傾向にあるのですが、「自己顕示欲が強い」「自分の非を認めない」「完璧主義者」といった周りからは嫌われてしまう性格が見られがちで、ストレスを溜める原因にもなってしまいます。

近年、自尊心に原因がある心の病として注目されているのが、「自己愛性パーソナリティ障害」です。
生活全般ではなく楽しいことだけには興味を示す「非定形うつ」、無意味とわかっていても恐怖心から同じ行動を繰り返してしまう「強迫性障害」、引きこもりや不登校、ドメスティック・バイオレンス、ストーカー、クレーマーといったトラブルを抱える人に、自尊心が高すぎたり低かったりするケースが多いことがわかり、健康な自尊心をもつ訓練や治療が行われています。

「自己愛性パーソナリティ障害」は、自尊心の欠如に原因があるとされるケースが多いのですが、ここでは単に自尊心を高める手段ということではなく、健康な自尊心をもてるようになるための「考え方」を解説します。

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怒りを抑える方法15選-感情とストレスのしくみを理解するケア

人間の感情を「喜怒哀楽」という言葉で表しますよね。
「喜び」「怒り」「哀しみ」「楽しみ」という感情ということですが、いうまでもなく「喜び」や「楽しみ」はプラスの感情であり、「怒り」や「哀しみ」はマイナスの感情です。

何をもってプラスかマイナスかという分類をするかといえば、それはストレスの原因になるかどうかということ。
マイナスの感情がわくと、脳は自分に迫るであろう危機から身を守ろうとして、筋肉を緊張させ、心拍や呼吸を早めて酸素を多く体内に取り込み、瞳孔を開いて遠くまで見通せるようにするなど、臨戦態勢や防御態勢をとるのです。

これがストレス反応と呼ばれるもの。
この状態が続くと疲労し、心と身体に悪影響を及ぼします。
ストレスがどれほど人体に悪影響を及ぼすものかは、誰もが知るところでしょう。

ストレスの原因となる感情の中でも「怒り」はもっとも興奮状態をつくりだします。
それほど心身に悪影響を及ぼす感情ですから、いろいろな対処法が考えられてきました。
その代表的なものが、アメリカで開発されて、多くのストレスケア本で解説されている「アンガーマネジメント」というプログラムです。

ここでは、怒りを抑える方法15選として、前半はアンガーマネジメントのプログラムから簡単にできるものをピックアップ、後半はストレスと深い関係にある自律神経の乱れを整えるケアを紹介します。

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褒め言葉を効果的に使う20のルール-味方を増やす人間関係の技

褒めたつもりでも相手を怒らせてしまうことはありませんか?

それは褒めるという行為が、基本的には上の者が下の者に対して行うものだからです。
年齢が上の者、地位が上の者が下の者を褒めるのは割とスムーズにいくことが多いのですが、逆に下の者が上の者を褒める場合には、状況に応じた方法を考えなければいけません。

本来、褒めるというのは、「偉そう」な行為なのです。
しかし、褒め言葉をうまく使うことによって、人から認められることも、人間関係をよくすることもできます。
ですから、この「偉そう」な行為をさりげなくできる技を身につけることができれば、仕事でも、プライベートでもひとまわり大きな人間になることができるでしょう。

ここでは、褒め言葉をうまく使えるようになる20のルールを紹介します。
ぜひ、人間関係を良好にする「技」を身につけてください。

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プラス思考がわかる15の言葉-何でも自分に都合よく考えるコツ

プラス思考とは何でしょう?
「前向きな考え方」、英語にすると「positive thinking」というのが、一般的な答えになるのかもしれません。

しかし英語では、悲観に対する「楽観(optimistic)」、物事の悪い面ではなくて「良い面を見る(Look on the bright side.)」といった行為も「前向きな考え方(positive thinking)」の類語として使われます。
実はこの「楽観的」「物事の良い面を見る」という2つは、物事を自分に都合よく考えるための大事な要素。

究極にプラス思考な人とは、何でも自分に都合よく考えることができる人。
どんなことが自分に起こっても、良い面を見出して楽観的な思考ができる人です。

そんなプラス思考になるにはどうしたらよいか?
ここでは、そのヒントになる15の言葉を、本にある名言やことわざを参考にしてピックアップしました。
プラス思考のトレーニングには最適です。

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精神的に不安定な時を乗り切る4つのヒント-うつ病予防の秘訣

shutterstock_1727423650精神的に不安定な時期は誰にでもあるものですよね。

女性の場合は生理中や妊娠中、男性の場合は過労や職場環境の変化があった時などに多くなるようです。
子供の世話で疲れる時期も精神が不安定になりやすい時です。

精神的に不安定とは、英語で「be emotionally unstable」。
「emotionally」は感情的に、「unstable」は不安定という意味です。
精神的に不安定になるということは、感情が不安定になるということなんですね。

ここでは、なぜ感情が不安定になるのか、感情が不安定になるとどのような弊害が表れるのかということを理解して、不安やイライラを解消する方法、うつ病を予防するための見分け方などを解説します。
精神的に不安定な時を乗り越えるヒントとして参考にしてください。

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仕事のストレスを理解する3つのポイント-原因から解消法まで

shutterstock_374136763仕事のストレスを抱えていないという人は少ないでしょう。

仕事の内容、人間関係、疲労感など、仕事をしていれば業種にかかわらずストレスの要因が存在します。

英語の「stress」には精神的な重圧という意味がありますけども、本来は物理的な圧力に対する反発力を意味する言葉でした。
そこから、外的な要因によって体内で起こる反発を「ストレス」と呼んだわけです。

仕事には、この「外的な要因」が多いということなのですが、仕事道具のように会社に置いて帰ることはできませんから、家庭に持ち込むなといってもムリですよね。
ストレスの原因になる人間がいたとして、会社から退社しても「また明日会わなければいけない」という思いが、またストレスになっていくのです。

仕事で抱えたストレスは生活すべてに影響を及ぼして、過剰になれば心と身体の病気を引き起こすのですから、企業や学校もストレスと向き合わざるを得なくなりました。
ここでは、そうした仕事のストレスのしくみや解消法を解説します。

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3つのステップで不安を取り除く方法-強くなろうとしないコツ

shutterstock_1051317908不安のない毎日を過ごしたいと思っていても、自分で不安な気持ちを取り除くというのは難しいことですよね。

不安な気持ちを消そうとすると、不安の要因から離れられないのでますます不安になり、悪循環にはまってしまうのです。

この「不安のスパイラル」に陥ると、うつ病やパニック障害といった病気へと悪化するケースも珍しくありません。
ですから、その前段階におけるケアが重要。

日常生活において、何かが心配になることは誰にでもあります。
これが頻繁になるのが「心配性」。
不安の入り口はここにあります。

ここでは、心の症状を「心配性」「不安とうつ」「パニック障害」という3つのステップに分けて、自分でできる不安な気持ちを取り除く方法を解説します。

英語では、「anxiety(将来起こりそうなことに対して心配すること)」「fear(悪いことが起きるのではないかと恐れること)」「panic(突然襲う恐怖)」という3ステップになります。

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